(image: Son133)
長年使ってない古いガジェットは、中途半端に充電しない方が良いという話。
引き出しに長期保管していた古いiPod nanoを充電して数時間後に戻ってくると、いつの間にか爆発していたというケースがRedditで報告されています。
アップされた写真には、膨張したバッテリーパックがiPod nanoのディスプレイ保護ガラスを内部から押し破ったことで、ガラスが割れて四方八方に飛散している光景がみてとれます。
一般的に、リチウムイオンバッテリーを搭載しているガジェットでは、経年劣化したバッテリーパックが膨張する(内部にガスが溜まる) ことで、本体が変形したり、ディスプレイと本体が分離するといったケースはよくみられます。そのなかには、破裂したり爆発するというケースもあります。
(image: Son133)
今回の爆発したiPod nanoは、アルミニウム筐体に白のクイックホイールであることから、2006年に発売された第2世代モデルだとみられます。購入時期に数年のマージンをもたせたとしても15年近く前の製品ということで、バッテリーパックの劣化はいわずもがな。
リチウムイオンバッテリーは残量が0の状態だと安全ですが、バッテリー残量があると爆発する恐れがあります。経年劣化して異常のあるバッテリーを充電すると、爆発とまではいかなくても、ケミカル臭のする煙が出たり異常発熱したりすることが多々あるので、この手の古いガジェットやスマホ類は、大掃除などで発見しても充電は行わないほうが良いでしょう。
かといって廃棄するのにもちょっと困る部分があるんですよね、この手のバッテリー入りのガジェット類は。不法投棄も増えるので、自治体がもっと本気で回収する仕組みを作って欲しいなというのがあります。
なお、今となっては貴重なiPodネタとなったオリジナルの投稿は、Redditの病的なまでに神経質なモデレーターによってカテゴリ違いとして削除されてしまいました。
- Source Reddit