Appleが実施していた「MacBook」と「MacBook Pro」を対象としたキーボードの無償修理プログラムが11月をもって終了しました。
2015年のMacBookから搭載されたバタフライ構造のキーボードに構造上の欠陥があり、使っていくうちに「キーが反応しなくなる」「同じ文字が繰り返して入力される」といった不具合が多数寄せられたことをうけて、2018年から対象モデルの無償修理プログラムが実施されていました。
キーボード無償修理プログラム(終了)対象モデル
- MacBook (Retina, 12- inch, Early 2015)
- MacBook (Retina, 12 -inch, Early 2016)
- MacBook (Retina, 12- inch, 2017)
- MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)
- MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)
- MacBook Pro (13 -inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13- inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13-inch, 2019, Two Thunderbolt 3 ports)
- MacBook Pro (13- inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (13- inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15- inch, 2016)
- MacBook Pro (15- inch, 2017)
- MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15- inch, 2018)
- MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 Ports)
- MacBook Pro (15- inch, 2019)
Appleの無償修理プログラムは、対象モデルの最初の小売販売日から4 年間適用となっているので、2019年から4年が経過したことで満期で終了となりました。
ちなみに、無償修理プログラムでも電源やバッテリーに関する不具合の場合は、終了時期を設けずに今も継続されているものがあります。
例えば、一番古いものではiPhone 3Gに付属した電源アダプタの交換プログラムや、iPod nano 1のバッテリー不具合による交換プログラムなどがあります。iPod nano 1に関しては、当時のバッテリーパックは製造されていないため、現在は2,000円分のAppleギフトカードと交換する形で対応されています。
押入れにiPod nano 1がある人はチェックしてみては?
- Source Apple 修理サービスプログラム