久しぶりに、GoProで撮影したビデオファイルをGoPro.comのクラウドにアップロードしようとしたところ、「追加のストレージ容量の上限に達しました」という表示が出て、ファイルがアップロードできないようになっていました。
かつてGoProクラウドは無制限でビデオファイルのアップロードが可能ということで人気が出ましたが、その後「GoProで撮影したビデオファイルのみ無制限」という縛りが追加され、さらに2024年末頃にその縛りが強化されたようです。
表示されるメッセージによると、Premium+プランにアップグレードするか、Quikアプリを使うか、GoProカメラからの直接のアップロードを使えとあります。ブラウザからファイルのアップロードを行った場合は、GoProで撮影したビデオファイルであろうがなかろうが、ストレージの容量制限にひっかかるように改悪されてしまったようです。
GoPro Quikを使ってみると、こちらはこちらで2024年末をもって提供終了の案内が・・・
Mac 用 Quik Desktop は 12 月 31 日に App Store から削除され、Windows 版はリリースされません。デスクトップでの編集を好むGoProのお客様のために、Adobe PremiereやAfter Effectsなどの主要なデスクトップエディター向けの360度プラグインのアップデートバージョンをリリースする予定です。
GoPro Premium+ サブスクリプションまたは HyperSmooth Pro ライセンスをお持ちのお客様は、macOS と Windows の両方の GoPro Player + HyperSmooth Pro アプリを通じて、プロシューマー レベルのツールに引き続きアクセスできます。
ブラウザからは無制限でアップロードできなくなり、GoPro Quikアプリの提供は終了。「Premium+プランに登録しろ」という圧力を感じますが、唯一残された方法として、GoPro本体から直接アップロードする方法があります。
こちらはこちらでちょっと問題点がありまして、とにかく発熱するのとアップロード速度が遅いんですよね。
発熱対策として、バッテリーパックを抜いた状態でアップロードするのは当然として、電源を自動でオフにする設定を変更する必要があります。
電源の自動オフは「なし」に。
これをしないと、アップロード途中で電源がオフになってしまいます。(バッテリーパックが無いので)
近年、DJIやInsta360などのライバルメーカーに押されつつあるGoProですが、サブスクの特典として無制限クラウドの存在があったので、それが少なからずメリットとしてありました。しかし、そのメリットも無くなった今、もはやGoProにこだわる理由はそれほどないなというのが実感としてありますね。
2025年は脱GoProが加速するかもしれないですね。少なくとも自分はもう愛想が尽きかけています。
- Source Quik (Mac): 情報
- Source GoProサブスクリプション