ソフトウェア開発者はインフラも経験した方がいい
1月からインフラ寄りのお仕事をしています。アプリケーション層から見えなかったことが見えるようになってきて視野が広がりました。アプリケーション層のエンジニアが性能や信頼性の観点でシステムを俯瞰できると、今まで気づかなかった問題が見えてくると思います。
Webサービスでもそれは変わらないと思います。どんなWebサービスを提供するにしても、プログラミング以外に知っておくべきことはあります。ログを集めてどうやって管理(監視)するかとか、大量データを処理するときに整合性を保証する方法とか、DBが壊れた場合の対処とか。レンタルサーバやクラウドを使えば信頼性を保証してもらえますが、運用面では考えることがたくさんありますね。
インフラ技術は、プログラミングより敷居が高くクローズドな世界だと思います。エンタープライズ向けの機器を使ったことがないと話についていくのが厳しい。SIerがベンダを買い叩くという嫌な世界でもあるし。それゆえ、オープンソースのような技術者交流が生まれにくいのかもしれません。
自宅サーバを運用している人でコミュニティを作れば、インフラでのオープンソース的な活動ができるかもしれませんね!
タイトルのフレーズは、とある先輩からいただいた言葉です。分業化は動かないコンピュータを生み出す悲劇のもとです。