無差別八方美人?

全然無差別じゃないおじさん

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アニメ視聴破綻しました(にっこり)

数年前からアニメ欲が戻り、ちょいちょい遅れつつも春夏秋冬それぞれのアニメ開始月のうちに、ほぼ全ての新作アニメをチェックして見続ける作品を決めるという生活を送っていたのですが、とうとう積みアニメのズレ込みに堪え兼ね、新作の1話だけでも観るの…

ハッキリ言って2時間と17分を返して欲しい(はぁと)「チャイルド44 森に消えた子供たち」リドリー・スコット(製作)/トム・ロブ・スミス(原作)/感想

◯◯と比べればマシ そう言って我慢するのは、決して褒められたものではないものの、スターリン時代のソ連に比べれば、今の日本の管理社会なんてマシでしかない。 映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』予告編 1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たち…

俺たちのGA◯NAXは此処にある「ダーリン・イン・ザ・フランキス」TRIGGER・A-1 Pictures(制作)/錦織敦史(監督)/田中将賀(キャラデザ)/感想

なんというか、同じアニメを通った人たちの作品だなと思った。仮面を付けた大人たちは「ふしぎの海のナディア」のガーゴイルを連想させたし、選ばれた子供たちがロボットに乗り正体不明の敵を撃退するシチュエーションは「エヴァ」を思い起こさせた。他にも…

僕らはみんな”女王蜂”に群がる働き蜂🐝

夏アニメと呼ばれる新作アニメが既に数話放送されている状況で、僕はまだ春アニメを見ている。 特別春アニメが多かったわけでもなく、ついついゲームをやってしまい家での消化があまり出来なかったのと、出先での鑑賞に支障を来すほど、ここひと月ほど”女王…

永遠に生きるとか社畜より辛いんじゃね?「吸血姫美夕(1988年版)」平野俊弘(監督)/垣野内成美(キャラデザ)/AIC(制作)/感想

オタクは、一つの創作物に触れると、その作者や提供会社や関わったスタッフの別作品だけでなく、類似作品を隅々まで追い続け、作中使われた場所を直に見にいくなんてのもざら。 中の下くらいのオタクの僕も例に漏れず、好きになった漫画家や小説家の作品は全…

ポロリ女性に囲まれた常田富士男さんの狙いなのか素なのか分からない演技が大好きだった....

TVドラマや「まんが日本昔ばなし」で馴染みのある常田富士男さんが亡くなった。 出演作品を網羅する勢いでファンだったわけでもないが、日本昔ばなしは毎週見ていたし、古谷一行さんや木の実ナナさんと共演していた「混浴露天風呂連続殺人」シリーズも大好き…

夏と言えば"暑い"だけになってから、どれだけ経ったのだろう?.....「マイマイ新子と千年の魔法」片渕須直(監督・脚本)/高樹のぶ子(原作)/マッドハウス(制作)/感想

今よりほんの少し昔、夏と言えばTUBEだサザンだと言われていたものだが、今の若い世代にとって、サザンは兎も角TUBEは伝わるのだろうか?同じように冬と言えば広瀬香美というのも、伝わり難いに違いない。 アニメの夏と言えば、長らくジブリが盛り上げていた…

寝落ちが怖くてゲームが出来るかっ「Paladins」Hi-Rez Studios/PC/Nintendo Switch/Xbox One/PS4/感想

子供の頃は、もっぱらターン制SLGを中心に遊んでいた気がする。 ファイアーエムブレム外伝や第2次スーパーロボット大戦やシャイニングフォースは呆れるほど遊び倒した。 高校生になるとPCのSLGにも手を染め、”ウイニングポスト”や”シヴィライゼーション”の…

30年程度じゃ色褪せない個性が此処にはある「AKIRA」大友克洋(原作・監督)/なかむらたかし(作画監督)/感想

丸々1ヶ月間、サッカーを楽しませてくれたロシアワールカップも、フランスの優勝で幕を下ろした。 正直言って、フルで見たのは日本戦を除くと、ほんの数試合でしかないないけれど、ダイジェストでもしっかり迫力が伝わって来て本当に楽しかった。いつか日本…

大人・子供なんてこんなもんさ「ヒナまつり」及川啓(監督/大武政夫(原作)/feel.(制作)/感想

少子化が叫ばれるようになって久しく経つけれど、僕らは一向に解決策が見つけられない。 金がない、時間がない、愛がない、と、それらしい理由を口にし、結婚もしなければ子も成さない僕のような人間が少子化云々を語るのも烏滸がましい話だが、正直な気持ち…

生き様にオリジナルもレプリカもない「メガロボクス」森山洋(監督)/トムス・エンタテインメント/3×Cube(制作)/感想

本作の元ネタである「あしたのジョー」は、自分の世代より若干上の層のヒーローだが、原作もアニメ版も超が付くほどの方が手掛けていたから、観る機会に事欠かなかった。再放送とか再放送とか再放送とか。 流石にTVシリーズを振り返るのはしんどい(1期79話、…

懐かしいだなんて言わないで....「serial experiments lain」中村隆太郎(監督)/小中千昭(シリーズ構成)/トライアングルスタッフ(制作)/感想

サッカーW杯に日本が初めて出場し、ゲームボーイが今更感たっぷりとカラーになり、ポケモンが劇場までも席巻した1998年。 ソニーはプレイステーションでの成功を機に、オタク分野の開拓に夢中で、ゲームやアニメや漫画の雑誌を発行し、看板ゲームのアー…

おっさんのW杯は終了です

日本のW杯が終わった。 毎試合難しい決断を迫られる状況ではあったものの、全体的には素晴らしいサッカーを見せてくれたように思う。 ・・・・・ 今になって振り返ると、予選の頃からヒヤヒヤさせられる代表だった。長友、長谷部、本田、香川など、世界でも…

暑い日はドラゴンに限る「ひそねとまそたん」樋口真嗣(総監督)/岡田麿里(シリーズ構成)/ボンズ(制作)/感想

連日雨が降り、粘り気のある空気に安眠すら奪われ、暑い暑いと口にすることすら億劫だという梅雨。 これまで北海道には梅雨が無いと言われて来たものの、北海道各地で6月の降水量は記録的であったそうで、本州のひと月ほど雨が続く状況よりマシではあっても…