無差別八方美人?

全然無差別じゃないおじさん

もう既に間に合わないかもしれない2024秋アニメの話

めでたいかどうかわからないが、年が明けた。

 

いつもより二日間ほど長いお正月休みだったが、急な呼び出しが一件あった以外は、雪の調子も穏やかで過ごしやすかった。

 

連休の内容としては、年末に面倒な汚れ落としをやって満足した以外は、相変わらずの無計画性で、惰眠を貪る以外の時間を動画視聴とゾイドにほぼ全て費やしただけだったかもしれない。おかげで他の掃除は終わらせたのに、自分の部屋だけは一切片付けをしていない。ゾイドが気になってそれどころでは無かったのだ。実に終わってる男である。

 

 

さて、終わってるついでに連休のお陰で去年の秋アニメの1話目を一通りようやく見終わった。最初から興味がない物、見れる環境にない物以外で60本は見た。正直うんざりするほど駄作が混在していた。時間を返して欲しい。流石にこれだけのアニメが1シーズンにあれば、”ついつい見ちゃう”物があって当然ではある。

 

 

 

○おもろい。ついつい先が気になる、 △時間が許せば見たい、 ⬜︎無視は出来ない続編達、 ×見る気にならない。好みじゃない。続きを見るのをやめた、 『無』前作を知らない。これから先も知らない。知りたくない。

 

 

無 「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」 デレマス以外は、あまり興味がないシリーズ。

 

⬜︎ 「青の祓魔師 雪ノ果篇」 鉄板。

 

× 「アオのハコ」 結局好きな先輩にしか興味ない主人公が残念すぎて見る気にならない。

 

× 「青のミブロ」 歴代の新撰組アニメの中でも、かなり下。

△ 「アクロトリップ」 なんとも形容し難い闇を感じる”りぼん”作品。

 

無 「アサティール2 未来の昔ばなし」 コメントなし。

 

× 「甘神さんちの縁結び」 よくあるハーレム物。絵が好みなら見るのもありだろう。

 

× 「ありふれた職業で世界最強 season 3」 よくこれ3期も続いてるな。俺は興味なし。

 

△ 「ウイングマン(実写)」 素晴らしい。思い出補正だけじゃない。特撮好きなら必ず楽しい。原作知ってれば尚更刺さる。そして、ちゃんとアオイさんがエロ可愛い。

 

× 「MFゴースト 2nd Season」     前回も切ったので今回も切る。

 

× 「オーイ!とんぼ 第2期」 前回好印象な作品だったが、前回途中で見るのを断念したので悪しからず。

 

△ 「お買いものパンダ!」 普通に可愛くて良く出来たショートアニメ。楽天の宣伝でしかないキャラも、高松信司監督にかかればこのレベルに仕上がるのがずるい。

 

× 「株式会社マジルミエ」 何かと陳腐で仕方なかった。

 

× 「カミエラビ シーズン2完結編」 作品の質に関係なく、暇がなくてだいぶ前に切除済み。

 

× 「神之塔 -Tower of God- 工房戦」 同上

 

× 「鴨乃橋ロンの禁断推理 2nd Season」 同上

 

△ 「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」 ネトフリガンダム。一応全て見たが、そこまでの作品ではない。サンダーボルトでも見てた方が余程有意義だろう。

 

○ 「きのこいぬ」 愛犬を失って傷心の男の前に、胞子を撒き散らす犬のような”きのこいぬ”が現れて.....という、ユーモア込みのハートウォーミング展開がエモい。音楽も素晴らしいし主役の演技も良い。

 


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○ 「君は冥土様。」 鈴の音させて登場するヒロイン上田麗奈がハマり役。ストーリーはありきたりだが、ベテラン監督の予算内に納めた要所を押さえた仕事は安心感がある。

 

無 「ケンガンアシュラ Season2 Part.1」 筋肉苦手。

 

△ 「合コンに行ったら女がいなかった話」 男装麗人にドキドキしちゃう男子と云う構図が意外と純愛で癒し。

 

× 「最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える」 いつになったら”ABEMA枠のアニメおもしれぇー!”って言える時がくるのだろう?

 

△ 「さようなら竜生、こんにちは人生」 基本は緩くて優しい雰囲気。牛の亜人が自ら嬉々として皆に振る舞うミルクの闇が....

 

△ 「サラリーマン山崎シゲル」 イケおじでもなんでもない”おっさん”を愛でたい一部の層には熱烈な支持を得られそうな気がする。

 

○ 「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀4」 この作品に関しては何も云うことはない。絶対おもろいから。

 

△ 「SHIBUYA♡HACHI 第2クール」 犬かぁ….犬もいいよなぁ……

 

× 「シャングリラ・フロンティア 2nd season」 1期を数話見て自分には刺さらず。2期も当然見ない。

 

無 「シルバニアファミリー フレアのピース・オブ・シークレット」 子供の頃姉が持っていたのが羨ましかった思い出しかない.....

 

× 「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL」  何処まで行くのかテニプリ?ファンはいつまで付いて行くつもりなのか?....

 

× 「精霊幻想記2」 いらない

 

⬜︎ 「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ」 2期が今更すぎて戸惑い…

 

× 「大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛」 大正ロマン物の中でも下の方。

 

⬜︎ 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇」 まあみんな好きですよね。そうでしょうね。

 

○ 「ダンダダン」 一見交わりそうにない男・女高校生が、霊だの宇宙人だのに翻弄されるバトル系ラブコメ。俺が今更何か云うまでもなく大勢ハマった印象。本当に勢いよく動く作品。

 

○ 「チ。-地球の運動について-」 地動説が肩身の狭い思いをしていた頃の物語。誇張されている点も多いと云うが、”信念”と云う物の光と闇が切なくも熱く、原作力にアニメ版も大いに応えている。

 


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△ 「妻、小学生になる。」 亡き妻が見知らぬ子供に転生して戻って来て.....良い話すぎてオチを想像すると辛くなるので見続けたくない….

 

無 「Duel Masters LOST ~追憶の水晶~」 デュエマにはとんと縁が無くてですね…..

 

× 「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期」 内容がもう頭から………

 

△ 「Tokyo Override」 AIに管理された街の不条理と闘う者達のストーリー。割と楽しめるが、この作品のためだけにネトフリ入るのはちょっと違うかもしれない。

 

○ 「凍牌~裏レート麻雀闘牌録~」 久々に麻雀作品を見たせいか楽しめた。自業自独な主人公だが、ギャンブルに魅了された男の行く末が気になってしまう。

 

△ 「殿と犬」 いぬかわいい。犬かわいい。犬かわいい….

 

△ 「ドラゴンボールDAIMA」  作品が一人歩きするってこういうことなんだろうなと思った。良い意味でも悪い意味でも。

 

× 「トリリオンゲーム」 規格外の青年に大勢が翻弄されることになる話だが、ノリが実にバブル期の日本な感じなので、少し現代の空気が読めていない内容な気がしなくもない。

 

× 「嘆きの亡霊は引退したい」 内容はよくあるファンタジー物。意外と見れるが、あくまでも意外となのでキャラ見以外は期待しない方がいい。

 

× 「夏目友人帳 漆」 このシリーズ息長いなぁ…..

 

× 「七つの大罪 黙示録の四騎士 第2期」 結局1期見てないし、このまま七つの大罪シリーズに別れを告げるのもいいかもしれない。

 

○ 「ネガポジアングラー」  絵に描いたような都会に飲まれた自業自得込みの絶望的状態の若者が、釣り好きな連中と関わり合いになり….と云う優しい話。借金の取り立て屋の連中ですら愛すべきキャラ付けなのがエモい。

 


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△ 「ねこに転生したおじさん」 猫に転生したハゲおじさんが、元上役であるイケおじ社長に拾われ萌えまくりなのがまじヤバい絵面でおもしろい。

 

× 「パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき」 うーん…..まあその…..別に見続けなくても、いいかなって......

 

△ 「ハイガクラ」 神獣を使役する者たちが居る独自の世界観が割と良い。

 

× 「ハミダシクリエイティブ」 好みではない。

 

× 「ひとりぼっちの異世界攻略」 主人公の自分語りが貧相で見る気が失せた。

 

無 「百姓貴族 2nd Season」 荒川弘さんは好きだが、本作にはあまり興味がない。

 

× 「百妖譜 第2期」 1期は少し楽しんだ気がするが、もう良いかなと。

 

○ 「ぷにるはかわいいスライム」 かわいい……..スライムっていうかゼリーにしか見えないけど……こんなにかわいくて良いのかと云うくらいかわいい....かわいい.......

 


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無 「BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-」 さぞかし面白いんでしょうな。縁がありません。

 

⬜︎ 「ブルーロック VS. U-20 JAPAN」 ここまでエゴを突き通したら、そりゃおもしろくなってくるよね。

 

× 「放課後少年花子くん(続編)」 前期だけでお腹いっぱいなので。

 

○ 「星降る王国のニナ」 貧民街の少女が王族の替え玉にさせられて….と言うノリが実にいい。王族のゴタゴタはこうでなくては。

 

× 「マーダーミステリー・オブ・ザ・デッド」 久々のゾンビ物だが、3Dモデリングが微妙で気分を削がれる。緊張感のないキャラ付けも気に入らない。

 

△ 「魔王2099」 ベタな展開だが、なんちゃってサイバーパンクな魔王復活劇は面白い。

 

× 「魔王様、リトライ!R」 前作全然記憶にないから見ない。

 

△ 「魔法使いになれなかった女の子の話」 情熱も模試も優秀だったのに魔法科に入れなかった少女の優しい物語。王道学園展開が良い。

 

無 「村井の恋」 ディズニープラスで見れない。

 

△ 「メカウデ」 喋る機械の腕との共生(強制)ストーリーが割と良い。作画のメリハリも好印象。

 

× 「女神降臨」 これ見て幸せ感じちゃう男子なんているのだろうか?韓国らしい女性向けのストーリーだ。

 

× 「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」  やり直し系と言うだけで食傷気味。多分楽しめる人も多いだろうけれど、自分は見なくても良いと判断。

 

△ 「妖怪学校の先生はじめました!」 安倍晴明を先祖に持つポンコツ教師が妖怪学校の教師になったらどうなるのか?と云う学園コメディ。普通におもしろい。

 

× 「齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 season2」 前期記憶なし。

 

○ 「来世は他人がいい」 ゴクドーの孫娘が頭のイカれた青年に翻弄されつつも、自分の意地を突き通す姿がかっこいい。イカれたイケメンの純粋無垢なイカれ具合も絶妙でたまらない。異世界ハーレム物の恋愛しか知らない人に無理やり見せたいまである屈折した愛のリアルさたるや至宝。

 


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⬜︎ 「ラブライブ!スーパースター!! 第3期」 もはや時代劇的様式美。

 

○ 「らんま1/2」 原作寄りの構図で作られた新アニメ。賛否はあるが、以前のアニメならではの表現をやった旧アニメと同じことをやっても意味はないと思うので、原作寄りのアニメ化は個人的にYES。原作読んでた頃の記憶がちょいちょい呼び起こされてセンチになってしまうのは玉に瑕だが....

 

⬜︎ 「Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season」 うんうん。好きだよね。そうでしょうとも。

 

⬜︎ 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」 同上

 

× 「歴史に残る悪女になるぞ」 また令嬢か......またABEMAか.............はぁ

 

× 「ONE PIECE FAN LETTER」 ワンピースのアニメ、一体何処まで俺は見たっけなぁ....放送時間変わった時からずっと見てない........

 

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生き辛いことばかり増えて行く現代。

 

同じような物ばかり注目されているように見えて、アニメも時代の空気に応じてトレンドがどんどん変化している。今年は一体どんな作品が世に出るのか?

 

出来れば数は減って欲しいまであるが、面白い物なら是が非でも見たいのも確かだから悩ましい。

 

 

あぁアニメ疲れた....

 

 

俺のウルトラザウルスが帰還した。

はてなに引っ越したものの、イマイチ筆は進まずあっという間に年末を迎えた。

 

仕事が忙しいのはいつものことだし、動画見たりスマホ触ってるうちに居眠りするのもデフォルトだし、理由らしい理由は正直一つだけだった。

 

そう、ウルトラザウルスの再生作業である。

 

 

 

今年の春に、ゾイドが40周年であることを知り、その一環で大人向けに発売されるデスザウラーへ心揺れてから半年、あれだけトイガンのことばかり考えていた男が、来る日も来る日もゾイドに夢中だった。

 

手始めに迷いに迷って新たなデスザウラーを予約してから、無性にかつて愛したゾイド達を手元に置きたくなり、なんとか当時物をとヤフオクやメルカリを眺めるも、どれだけ状態が悪くとも万単位で取引されていることを知って絶望しそうだったが、なるほど、自分と同じことを考えている同志が山程いるのだと思うと、なんだか嬉しい気持ちもあって不思議だった。

 

そんな翌る日、箱付きでそれなりの価格の中古塗装組み立て済みウルトラザウルスを見かけた。説明書が無いのは残念だが、欠品パーツは少なめで、塗装し直せばなんとかなるんじゃないかと即飛びついた。しかし、実物を目の前にすると、これがなかなかの難物だった。子供の感性で塗られたカラフルな塗装もさることながら、埃の付着やパーツの日焼けが絶望的な状況だったのだ。当然まずやることはマスク着用にて全バラしと洗浄、どう保存しておいたらこうなるのか理解出来ないほどの埃の山だった。

 

 

 

日焼けに関しては一旦メラミンスポンジで擦り落としたが、結局多くのパーツの下地を手持ちの”メッキ感覚”のシルバーで作ったので殆ど無駄だった。ただ、メラミンスポンジでこんなに磨けるんだなと云うことを知れただけでも楽しかったから、必ずしも無駄ではないのかもしれない。

 

そこからはひたすら気になったパーツをテキトーに手にとって塗った。元の持ち主の塗装が、意外に丁寧な仕事だった為、色が気に入らない部分以外は、それを活かして配色を決めて行ったが、結局やっているうちに”此処はこうしよう”  ”やっぱりこうか”と悩みだし、塗りたい場所が次々増えた。最終的には、ほぼ全て手塗りで元の色を塗りつぶすことになり、気付けば作業開始から1か月以上が経過していた。プラモ作りでも、此処まで手間暇をかけて塗装したことはない。

 

どれもこれも手直ししたため、上3枚の写真の状態からだいぶ雰囲気は変わっている

 

 

本格的な筆塗りは10年ぶりで、自分の不甲斐なさも散見する仕上がりではあるけれど、こうして作り直すことが出来たこと自体が本当に嬉しかった。当初の目的である当時物(1986〜)で無いことを忘れそうなほどに、脚ひとつ組み立てるだけでも気分は高揚していった。いやぁ、かっこいいよウルトラザウルス。最高だよゾイド.....

 

 

ちなみに説明書が無い為、組み立てにはYouTubeが役立った


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接着剤を使わず、ポリキャップでパーツを固定する斬新なアイディア。そして自分が作った物がゼンマイやモーターで動くと云う喜び。ゾイドは子供にとって大いに刺激的な宝物だった。大人になった今、組み直しながら改めて思ったのは、メカ部分のディティールの良さとスケールのデカさである。油圧シリンダーや放熱ファン、回路や配線、武装に至るまで男の子の心を擽る過剰なまでのディティール表現は圧巻であるし、首を上げた状態で40cm近い高さで、頭から尾までは約50cmをほこるウルトラザウルスの体躯は大人が見てもド迫力迫力だ。幼い頃の自分であれば、尚更受けた影響は計り知れないだろう。

 

 

 

欠品パーツの補完、デカールの貼り付け、なんなら組んでから気付いた部分の塗装もやりたい。まだまだ俺とウルトラザウルスの付き合いは続きそうだ。

 

後ろには、勢いで買い漁ったゾイド達が列をなして待っていると云うのに.......

 

 

 

諸々片付いたら、当時物のマッドサンダーに着手しようかと思っている。

 

一

パーツの破損は一旦雑に直したけれど、通電も怪しいので色々やることは多そうだ.....

 

俺のメカ生命体を取り戻す日々は、今暫く続く....

 



俺のメカ生命体を取り戻す日々開幕

人間歳をとると幼児退行すると云うが、自分は40半ばで絶賛小中学生の頃夢中だった物を買い戻すことに熱が入ってきてる。

 

単純に、ある程度”金”に余裕が生まれる年代であることもあるが、色々経験した結果、今の自分の基礎になった物以上の物を得難くなり、なら”あの頃”至宝に思えた物をもう一度手にしてみようと云う気持ちが働いたからと云うのが大きい気がする。

 

そもそも当時物をちゃんと保管しておけるような人間ならば、そんな二度手間かける必要などないわけだが、残念ながら自分はそんな人間ではないため、衝動的に捨てた、誰かにあげた、そういうことを平気でやってきた。今考えると呆れるほど短絡的な奴である。本当に俺なんだろうか?

 

毎年誕生日に必ず買ってもらっていたトミー(現タカラトミー)のゾイドも、手元にあるのはパーツが欠けたマイナなデスピオンだけになっていた。あんなに好きだったゴジュラスもデスザウラーも何処へやったのだろうか?そりゃあ同じこと考えた連中のせいで、当時物のゾイドが高騰するわけである。出来ることならば、お気に入りのおもちゃをぞんざいに扱っている当時の俺に、いずれ定価の何倍もの値段で取引されるようになるから大事にしやがれと言ってやりたい.....

 

そんな気分が暴走し、40周年記念のお高いシールドライガーを買ったり、人様がとっておいた当時物のウルトラザウルスを譲り受けたり、最近じゃヤフオクのおすすめもゾイドに染まりつつある。ここ数年トイガンばかりだったから丁度良いのかもしれないが、プレミア価格になっている物に手を出すのは勇気が必要でしんどい。今回買った物も状態が悪いのに良い値段がした。これは当時持っていた物全てを買い戻すには途方も無い金が必要になりそうで怖い....

 

箱付きなのが救い

 

もう兎に角、元の持ち主によるカラフルな塗装や、日焼けと埃の付着が酷くて酷くて.....

 

なんとか汚れを落とし塗装中....

 

 

 

一から組むより何倍も大変だなと思いつつも、手間暇をかけることこそゾイドの真髄だと言わんばかりに楽しんでいる自分がいて幸せだ。

 

まだ自分にも大事にしたい物がある証拠だから。

 

 

 

 

 

ちなみに、今回手に入れたウルトラザウルスは、自分が持っていた品(RBOZ-005)より遥かに新しい型番(RZ-037)だったので、ほんの少しだけ切なくなりました(真顔)

 

ものすごくぶりにキーボードを買った。タイプなライター風のやつ。

物凄くぶりにキーボードを買った。

 

今まで使ってきたのはiMacを買った時に付いて来たApple純正の素っ気ないシンプルな物。それまでMacBook Proのキー配置に余裕のある物を使っていた為、メインPCをiMacに変えた時は本当に使い難いキーボードだと感じたものだった。

 

慣れてくれば、無駄の少ないApple純正は苦にならないどころか快適に感じるようになったものの、面白味という点では0点なままだった。お陰で人間工学に基づいた厨二心くすぐる物や、うっかり10万円近くする木製キーボードに心奪われたりもした。日頃使う物だからこそ、使い勝手以上に所有欲を満たしてくれそうな物に浮気心が湧いてしまったのである。

 

そしてとうとう、これを買う羽目になってしまった。

 



 

 

 

タイプライター型のキーボードには、結構前から目をつけていた。まず見た目がレトロでおしゃれだし、これまでとは真逆にストロークが深いキータッチを試してみたくて欲しい物リストに長い間眠っていた。

 

今回買ったのはHKWという会社のシンプルな物で、もっと見た目がタイプライターっぽいのがあるのにスルーした。キャリッジリターンレバーを意識した物が付いていたところで、どうせ邪魔に感じるようになるだろうと思ったし、スマホやタブレットのスタンドとしても使えるデザインにも興味はなかった。そんなことより頭の中はキータッチの感覚への不安でいっぱいだった。

 

こんなにストロークがあるキーボード使ったの20年くらい前な気が...

 

 

 

実際実物を触ってみると、キーが丸くなったこと、ストロークが深くなったこと、右シフト等の細かなキー配置の違いに振り回され、見事に不安は的中した。商品自体は値段相応と言って良い作りで、タイプライター気分を味わえる楽しいアイテムではあるけれど、使い易いかどうで言えばNoだろう。機能性を考えたら、こんな物は一銭の値打ちもない。10数年以上もキーストロークが浅いキーボードしか使って来なかったため、ストロークの深い本商品のキータッチ音の大きさも結構気になってしまう。家族が寝静まったなか、カタカタと鳴らすには少々五月蝿いまである。暫く使ってみて、耐えきれないほどに感じるようになったら、大変残念ではあるけれど、封印するしかなくなるかもしれない....

 

 

 

女の子はオシャレの為に布面積の少ない下着を履いたり、冬場に生足で寒さに堪えたりするが、果たして自分は触っていて楽しいのためだけに、使い難いキーボードを使い続けることが出来るのだろうか?誠にもって自信がない。

 

 

まじで何度も右シフト触ろうとして空振りしてるよ俺の指。

 

ここにシフトください....お願いだから.......

 

 

 

 

はてなに越して、はてなだらけだった男。

2010年4月19日。Seesaaにてブログを始めた。

 

同年3月にTwitterを始めたり、ゲームのマルチ対戦や協力プレイに目覚め始めていた当時、ネットを利用してのコミュニケーションの面白さに夢中で、ついうっかりブログも始めてしまった感じだった。

 

あの頃よく読んでいたゲーム関連のブログの幾つかが、そうだったと云うだけで選んだSeesaaブログだったが、いつの間にか愛着も湧き、ディスク容量のこともあって有料プランに入ってまで利用し続けてきた。

 

その間アフィリエイトのことを考えて書いたこともないし、なんなら広告収入が入らないレベルに設定していた(有料プランでアフィリエイトを切っていても何故か広告表示されていたけれど)

 

ただただ書きたいことを書く、上げる、そのためだけのブログだったのだ。

 

 

 

そんなSeesaaとの”さよなら”を決めたのは、今年中にSeesaaブログが終わると云う情報を目にしてしまったからだった。

 

色々調べても、確証のもてない情報だったが、これまでのSeesaa以上に、これからのSeesaaのことを考えてしまうには、十分なきっかけとなり、気づけば引っ越しを決めていた。

 

しかし、いざ引っ越すとなると、流石に10年以上の蓄積がのしかかり、本当に面倒で仕方なかった。エクスポートやインポートに時間がかかるし、それ以上にブログに使用した画像などの移動も別途行わなければならない。

 

それらの作業が、ある程度終わっても、今度はSeesaa側の記事を非公開や削除する必要があるし、なんならエクスポートした記事の文字化けやタグ・カテゴリの修正などなど、兎に角やることが山ほど積み上がっていた。なんならまだまだ終わっていない。実際に経験したことはないが、まるで家の引越しみたいに大変である.....

 

はてなブログも簡潔な仕様で素人でも使い易そうであるし、少しずつ何が出来て何が出来ないのかを学びながら、頭の中のはてなを減らしながらはてなとの思い出を作って行きたいなと思った。

 

 

ふと思い出した時にでも寄って下さい。

 

大したおもてなしもしませんが。

 

 

隣にいつも居るようで居なかった僕のドラえもん。

子供の頃の勉強机は、肌触りがひんやりする事務机みたいなスチール製。色味は地味で、温かみのないデザインだった。ただし、汚れに強く丈夫で磁石も使えるスチール机の使い勝手は、決して悪かったわけではない。
 
ドラえもんが飛び出して来た、のび太の机もまた、そうであったのだから、当時の勉強机のトレンドだってスチール製だったのは間違いないだろう。
 
手に入れたお菓子のおまけシールを、手当たり次第机に貼り付けていたのを思い出す。今考えると非常に勿体無い........
 
 
 
「こんなこといいな できたらいいな〜」
 
で始まる2作目の”ドラえもん"アニメで育った自分は、スチール机も含めあの世界の小物一つ一つに親近感を覚えながら、ごく自然に野比家の一員となった。引き戸で畳。2方角に窓があり、その先には1階の屋根があると云うのび太の部屋と、押し入れがあるかどうかの差しか無いのに、何故自分の元にはドラえもんが来てくれなかったのか?....
 
どこでもドア、タケコプター、タイムマシン、etc...、どれか一つでも悪い人に使われたら大変なことになる道具ばかりなのに、それを”あやとり”くらいしか取り柄のない少年に提供し続ける猫型ロボットのドラえもん。普通に考えてタイムパトロールが取り締まるべきはドラえもんに他ならない。ドラえもんは、その性格上のび太にお願いされたら便利な道具を必ず出してしまう。将来のことを考えれば更生させるために諌める必要があるのに、のび太のガバガバな涙腺に負けてしまうドラえもん。ダメ人間にしてしまうだけなのを理解しつつも甘やかす。それはまさに、一人っ子持ちの母親の姿である。今のドラえもんを見て育った人たちが大山のぶ代さんのを見たら、相当違和感を覚えることだろう。
 
同じ原作を元にしていても、全く違う印象になるのは、やはりドラえもんの声を担当した”大山のぶ代”さんの役作りあってのものだった。メインキャストのほとんどは代えのきかない声の人ばかりだが、大山さんのおっとりと誰かを包むような柔らかな声。ぐふふと愛嬌たっぷりに笑う所作はまさしく代えのきかないものだった。藤子・F・不二雄原作と解釈が違うのは間違いないが、アニメ版にはアニメ版の魅力があると云うのは、マルチ展開の棲み分けとして正しい姿な気がしなくもない。
 
今回大山さんの訃報を目をした時「あぁ、とうとうか。」と云う複雑な心境になり、よく面倒を見てくれた親戚のおばちゃんを亡くしたくらいの熱量はあった。うっかりお気に入りの鉄人兵団を見始め、酷く懐かしい気持ちが溢れて仕方なかった。
 
ドラえもんは良い。大抵の人が見た経験があるから、こう云う時に「誰?」「何出てた人?」と云う顔をされなくて済む。皆で故人を偲べるのは非常に有難い.....
 
 
沢山夢をありがとうドラえもん。
 
大山のぶ代さん、お疲れさまでした。
 
実際の人柄など一切知らないけれど、ドラえもんな貴女は本当に素敵な存在でしたよ.........
 
 

おっさんのショットガンは”ヨネザワ”から始まった。

個人差はあるけれど、子供の行動範囲は非常に狭いものである。
 
移動手段が徒歩や自転車に限られるからだが、親があまり遠くに行くなと口酸っぱく言っているからだったりもするだろう。
 
自分も例に漏れず、高校に行くまでは自宅から半径5キロ程度が行動範囲だった。
 
今じゃ友達より身近な存在であるコンビニだってありはしないから、おまけ付きのお菓子を買う際は住宅地の真ん中に店を構える商店へ行った。友達と遊ぶ時は公園か誰かの家と云うのが定番。何処かの複合施設まで行くには、あまりにも距離が遠かったのである。住宅地ばかり先行して、周辺の店が追いつかない時代でもあったかもしれない。
 
そんな中、辛うじて”おもちゃ屋”が行動範囲にあったのは幸せなことだった。よく家族で行くスーパーの2階に間借りしていた店である。親が買い物に夢中でつまらない時や、無理やりやらされていた習い事をサボった時に逃げ込む場所として一番通ったのが其処だった。元ネタを知らないアニメやミリタリー物のプラモを眺めたり、持っていないゲーム機のソフトへ過剰な期待を膨らませたり、本当に小さな店ではあったものの、子供にとっては夢のような場所だった。
 
あれから、何十年も経ち、すっかりトイガン狂いのおじさんになってしまったが、初めてショットガンのおもちゃを買ったのが、その店だった事を今でもよく覚えている。
 
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こちらのトイガンについて詳しいことは”ハイパー道楽”さんで読んで下さい。
ビンテージエアガンレビューが毎回面白いです。
 
 
ヨネザワの名前はちゃんと覚えていなかったが、このパッケージは記憶に刷り込まれていた。散々東京マルイのエアコキを買って遊んだ後、ハンドガンではないトイガンが欲しくなってこれに手を出した。スケールは実銃より遥かに小さいが、子供はそんなこと知る由もなく、バレル下のツマミを回しマガジンチューブにBB弾を入れるタイプのポンプアクションを楽しんだ。ハンドガンでは味わえないダイナミックな操作が新鮮に感じられたからだろう。いくらフォアエンドを引いてもコッキングされなくなった時は本当に悲しかった......
 
今の自分なら絶対に直そうと分解するが、当時の自分は諦めが良すぎて捨ててしまった。どうせ捨てるならバラして機構を確かめるくらいすれば良かったのにね........
 
ていうか、俺また18禁当時買ってたのかな?......w
 
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こうして当時物を手に入れて、しかもそれがちゃんと撃てたのは泣けるほど嬉しかった。
 
少し前に買ったサンダーショットのラジコンと云い、いよいよ思い出の品を取り戻すことに熱くなっている。
 
そのうちビックリマンとか、ガン消しとか、当時物のカードダスとか、アホみたいな価格で買いそうな気がして自分が怖い......