愛知・豊川市職員公務災害認定訴訟で逆転勝利判決
豊川市職員の堀照伸さんがうつ病で自殺したのは仕事上の心理的負担が原因として、遺族が公務外災害とした地方公務員災害補償基金の認定を取り消すよう求めた事件で5月21日、名古屋高裁(高田健一裁判長)は逆転の勝利判決を言い渡しました。
判決は堀さんの上司のパワーハラスメントや異動などの複合的な要因が自殺につながったと認定。原告側弁護団は特に、堀さんの部下に対する上司のパワハラの影響も認めた点に注目し、「画期的」と評価しました。
同基金側は6月4日に上告し、今後は最高裁で争われることになります。
救援新聞 2010年6月15日号