ブックワームのひとりごと

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『59歳、最後の貯めどき 70歳までに貯金1000万円』青沼貴子 バンブーコミックス すくパラセレクション 感想

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59歳、最後の貯めどき 70歳までに貯金1000万円 (バンブーコミックス すくパラセレクション)

 

あらすじ・概要

漫画家、青沼貴子は老後に備えて貯金を始めた。生活の中での無駄遣いを減らしたり、つみたてNISAを始めたり。ファイナンシャルプランナーの資格も取って、大きく家計を見直すこととなる。

 

悲壮感出し過ぎず貯金を肯定していくエッセイ

59歳、老後を目前として貯金を始める話。

悲惨さはあまりなく、貯金を始めるなら何歳からでも遅くないという雰囲気なので楽しく読めました。

前々からしょっちゅうお弁当やお惣菜を買っていてエンゲル係数は大丈夫なのかと思っていましたが、やっぱり老後のことを考えるとそういう食事も減らすことになるんですね。著者は忙しいとか体調不良とかもあったので、外食やお弁当に頼っていた時代もしょうがないという気がしますが。

著者の娘がようやく貯金ができるようになった話も面白かったです。コミュニケーション力が高いのに貯金はできなかったんですね。

 

しかしコミックエッセイ作家を追っていると、子育てや仕事にかけた体力全盛期から、老後に至るまでの話を読むことになるので感慨深くなりますね。人間は否応なく変化していくもの、そして変化したって悪くないということも感じます。

そういう話を共有してくれる作家に感謝です。

 

 

 

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