ブックワームのひとりごと

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『母を片付けたい 汚屋敷で育った私の自分育て直し』高嶋あがさ バンブーコミックス エッセイセレクション 感想

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母を片づけたい~汚屋敷で育った私の自分育て直し~ (バンブーコミックス エッセイセレクション)

 

あらすじ・概要

汚部屋住人でネグレクト、毒親の母を持った著者は過去を回想する。まともな食事ができず、その上自分に執着してくる母親をかわしたりなだめたりする人生だった。著者は自分の過去と向き合うことによって、親の価値観から解放され、自分の人生を生き直す。

 

母親がやばかった過去から脱却したい

汚部屋住人でネグレクトで毒親な母親との関係を見直し、自分を大切にする人生を歩みなおそうとする話。

片づけられないのはまだしも、不潔を伴う汚部屋ってきついよなあ……と思いながら読んでいました。

ゴキブリやネズミの話も出てくるのがえぐいですね。私はこういう汚い話割と大丈夫なのでいいですが。

 

親は変わらないというか、子どもが親のカウンセラーになる必要はないと言うほうが正しいと思います。「変えてあげなきゃ」みたいなこと思う必要ないですよね、家族でも。お願いしてどうにもならない人間のことはどうしようもないです。

 

ネグレクト状態にあったので、子どもの頃から栄養失調というのがきつい話でした。栄養失調のせいで体壊していますしね。寿命も削られそう……。

せめて著者が弟との関係が良好だったのが救いでした。兄弟で同じ価値観を共有できることのありがたさよ。

著者がようやくちゃんと自分のことを考えられるようになってよかったです。これからはもう少し気楽に過ごしてほしいですね。

 

 

母は汚屋敷住人

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