大学時代に、研究テーマを考えるときに研究室の教官から渡され、一度読んだ本ですが、つい先日買い直しました。
ページ数的には帯のとおり60分程度で読める本なのですが、内容はアイデアをつくる場合、どのような手順を取るか?ということに集中して書かれている文章でさくっと読めます。まとめだけ読むと3分で読み終わることができるはずです。
この本は1960年に書かれた文章で、文体は古い感じがしますが、50年経った今でも通用する内容だと思います。
大きなテーマは「アイデアは既存のものを組み合わせること」という元に書かれています。さらに、その組み合わせを出すためにはどうしたら良いか、どういう手順をとるかというところまで書いてあります。
自分なりに解釈すると、アイデアを出すためには次の5つのステップだと考えました。
- 資料を集めること。
- その資料を様々な方向からみること。
- 何も考えずに無意識になること。
- そこから生まれる自然な閃き。
- 人の助けを得ること。(賛同を得る)
「とにかく、資料・情報を集め、それを組み合わせることで新しいアイデアを生み出す。」という考えを持って、自分の中の引き出しを増やしていく重要性をひしひしと感じたりする。定期的に読みなおしてちゃんと身につけないとなー。
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