金のおにぎり玩具箱

今、未知なるものが覚醒する！



今回の玩具レビューはTAKARATOMY　トランスフォーマー パパパっとチェンジシリーズより「オプティマスプライマル」です。発売日は2023年4月15日。

玩具シリーズの特徴、今後公開予定の映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の作品概要に関しては過去に公開済みである「玩具レビュー　パパパっとチェンジ オプティマスプライム」の記事中にて触れていますので、そちらを参考にして頂けると嬉しく思います。

「玩具レビュー　パパパっとチェンジ オプティマスプライム」の記事はこちら。

また、実写映画では初登場のキャラクターで詳細が不明の為、今回はキャラクター概要に関しては省略とさせていただきます。
元になったキャラクターは1996年（日本では1997年）に公開されたテレビアニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に登場する総司令官コンボイ（ビーストコンボイ）です。


ビーストモード 全身図




ビーストモードはゴリラ。簡易変形シリーズですが、独特の四つ足姿勢が見事に再現されています。各部にはメカニック造形も見られ、メカニカルビーストといった感じです。

ビーストモード バストアップ


誰がどう見てもゴリラ顔。大きな鼻や食いしばった口元など、なかなか造形に力が入っていますね。瞳は蛍光グリーンで実写版トランスフォーマーらしさがあります。

ビーストモード 各部アップ












全身には毛並みのような造形が施されており、動物としての説得力に一役買っています。部分的に見えるメカ造形も程よく立体映えします。右肩にはマクシマルズのエンブレムが再現されています。血文字のような表現がワイルドさを演出していますね。

変身


前回のオプティマスに引き続き、今回も変形を見ていきます。
パパパっとチェンジの名通り、3ステップで変形。足首がスイッチになっているので床に押し付けるように3回スイッチを押します。
1回目のアクションは腰部の回転。ぐるっと回転して2足歩行形態になります。



2回目は両腕が下方向に降りるアクション。両肩アーマーも外側に展開します



3回目のアクションは頭部と胸部の展開。これで変形完了です。
今回も変形の様子を公式動画から引用しておきます。


YouTube　「タカラトミーチャンネル」より。

ロボットモード 全身図




収納されていた頭部、胸部に加え、前後が反転する形で変形し全体的にメカ部分の面積が増えています。腕などはほぼそのままですが、そこもビーストコンボイらしさがあって良いですね。

ロボットモード バストアップ


頭部は両耳のツインブレードやひし形のとさか飾りなど、コンボイらしいパーツ構成でデザインされています。上下に開いたオープンマウスデザインもビーストコンボイの特徴ですね。

ロボットモード 各部アップ












前面にはメカ造形が集中しており、ロボットとしての説得力があるデザインです。背面に関しては毛皮が集中しており、頭部に関しては露出したままなので見る角度によっては注意な感じ。

ハンドパーツの使用


今回レビューを行っているプライマルには付属の武装はありませんが、別売りの覚醒チェンジシリーズを持たせるための穴が手には空いています。（写真は当時品ビーストコンボイ付属のブレードです）

大きさ比較




いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。大きさはボイジャークラス相当かと思います。



同シリーズのオプティマスプライムと並べるとこのような感じ。大きさはほぼ同じ。これは意図的に統一されているように感じます。





今回は特別に1997年発売の当時品ビーストコンボイとも比較。全身にギミックが詰め込まれている分、ボリューム感は当時品ビーストコンボイの方がある感じですが、大きさ自体はプライマルも負けておらず迫力は十分。ゴリラ造形の自然さはプライマルの方が上回っている印象です。技術の進歩を感じますね。

可動に関しては同シリーズのオプティマスプライム同様、ギミック優先の玩具であるため控えめとなっており可動と呼べるのは首の回転のみとなっています。よって今回のポーズショットは省略とさせていただきます。

戻し変形


ポーズショットの代わりと言っては何ですが、今回も戻し変形をご紹介。
まずは頭部を倒すように下に押し込んで収納。連動して胸部アーマーが格納されていきます。



腕部は肩フレームごと動かし90度に。定位置になるとカチッとロックされます。



腰をひねるように180度回転。此処も腕部同様、定位置でロックされます。



最後に肩アーマーを内側に寄せてロック。
これで戻し変形完了です。


以上、TAKARATOMY　トランスフォーマー パパパっとチェンジシリーズより「オプティマスプライマル」のレビューでした。
3ステップで変形という意味では前回レビューしたオプティマスプライム以上。下に押し付けるだけというシンプルアクションでダイナミックに変形を行い、変形玩具の魅力がふんだんに詰まった傑作玩具かと思います。変形部分をゆっくり確認すると、胸部周りを筆頭にかなり繊細な動きをしており、設計者のプロフェッショナルな仕事に感服いたしました。デザインに関しては現在公開されている映画PVとは違った感じですが、公開前に発売されるTF玩具は大体こんな感じなので個人的には問題無しです。
遊びやすさ、ボリュームともに秀逸で間違いなくお勧めできる玩具です。



エ「複雑な変形工程をじっくり楽しむのも良いですけど、気軽にバシバシ変形させて遊べる玩具も良いですよね♪これぞ玩具といった感じです☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆」

今回特別の登場してもらった当時品ビーストコンボイもドラミングアクションや背面キャノン展開、ミサイル発射など全身にこれでもかとギミックが詰め込まれた傑作玩具で、今でもすぐに遊べる場所に置いているお気に入りの一体です。

エ「映画公開はもう間もなく！盛り上がってほしいですね！」

それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します(￣^￣)ゞ



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