金のおにぎり玩具箱

私も、デク君みたいに！



今回の玩具レビューはMaxFactory（GOOD SMILE COMPANY） figmaシリーズより「麗日お茶子」です。発売日は2020年10月。

「麗日お茶子」は2014年32号より『週刊少年ジャンプ』にて連載されている青春ヒーロー漫画、『僕のヒーローアカデミア』に登場するキャラクターです。作中ではメインヒロインとして登場しています。
『僕のヒーローアカデミア』の作品概要については以前レビューした「figma 緑谷出久」の記事にて触れていますので、そちらを参考にしていただけるとありがたいです。

「figma 緑谷出久」の記事はこちら。

「麗日お茶子」はヒーロー育成学校「雄英高校ヒーロー科」に通う少女です。主人公である「緑谷出久」とは仲の良いクラスメイトの関係。
人懐っこく心優しい性格をしており、基本的に誰に対しても裏表なく笑顔で接します。ふとした拍子に三重弁が出てしまう癖を持ちます。個性は「無重力（ゼログラビティ）」であり、指先で触れた物を無重力状態にし浮かせる事が出来ます。両手の指先を合わせることで無重力状態は解除可能。個性を利用して自身を浮かせることも可能だが、反動も大きく、限界を超えて使用すると嘔吐してしまいます。また、プロヒーロー「ガンヘッド」の元へ研修に出向いた際に、「ガンヘッド・マーシャル・アーツ」を教え込まれたことから、作中随一の武闘派キャラでもあります。ヒーロー名は自身の名前と個性を組み合わせた「ウラビティ」。
出久とは入試の際に知り合い、入校後はお互いに助け合いながら切磋琢磨する間柄。出久のニックネーム、「デク」の意味を変えた経緯もあり、出久にとってもお茶子は特別な存在。付き合いを重ねるうちに出久のがむしゃらに頑張る姿に憧れを持ち、困った時は"デク君ならどうするか"と考えるようになっていきました。その憧れは次第に恋心へと変化していくこととなります。


全身図




今回ご紹介するfigma版ではヒーロースーツ姿で立体化されています。本人がコスチュームオーダーの際に被服控除の要望しか出していなかった為、メーカー側の意向によりピッチりとしたスーツとなりました。本人は恥ずかしいとの事。
コスチュームは光沢とつや消しの2種類の仕上げが行われており、作中の素材感の違いを感じることができます。頭身バランスも原作通りかと思います。

付属品


付属品はfigmaスタンド、交換用表情パーツ各種、交換用手首パーツ、軟質性前髪パーツ、交換用ヘルメットパーツ、岩、岩用アダプター各種、予備ジョイントとなっています。

バストアップ　各種表情






表情パーツは「ノーマル」「笑顔」「睨み顔」の3種類。お茶子らしいバリエーション豊かな表情パーツです。アイプリントやチークも原作通りですね。
前髪は硬質と軟質の2種類があり、梱包状態では硬質のものが使用されています。造形は全く同じなので状況により付け替えて使用します。

各部アップ










造形面は原作に忠実で非常に完成度が高いです。小柄ですがスタイルの良いお茶子のボディラインや、コスチュームに装備された酔い止めツボ押し器などが再現されています。塗装面は多少荒い部分も感じますが、これは個体差かもしれません。

ヘルメットの装着について


ヘルメットの装着は頭部を丸ごと交換して再現します。フェイスパーツのみ共通のものを使用する事となります。

スタンドについて


スタンドと本体の接続はfigmaらしく背中ジョイント差し込み式。



また、今回は岩の浮遊状態再現のため、岩用アダプターを装着することもできます。昔ながらのfigma方式です。

大きさ比較


いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。かなり小柄なのが伝わるかと思います。



今回は同シリーズの「figma 緑谷出久」とも比較。原作の身長差もこれくらいだったのではと思います。

可動


可動に関しては基本的にシンプルで、動かしたい部分を直感で動かせるような関節配置となっています。前述したとおり、軟質性の前髪パーツに変えることで、首や肩回りの可動範囲も確保されます。ただ、デザインの都合上、足首に可動関節は一切無いので接地性はあまりよくありません。

以下、写真を何枚か。




でも「デク」って…「頑張れ！」って感じで、なんか好きだ。私。



デクく～～～～～んっ！



パツパツスーツになった…恥ずかしい…///









解除っ！！





ガンヘッドさん直伝…ガンヘッド・マーシャル・アーツ！




以上、MaxFactory（GOOD SMILE COMPANY） figmaシリーズより「麗日お茶子」のレビューでした。
緑谷、爆轟に続くヒロアカfigma第3弾にして、ついにヒロインがラインナップされました。造形面では特に不満はなく、原作らしい丸っこいラインがよく再現されていると思います。塗装面は多少粗を感じましたが個人的には許容範囲です。触れた個体が所持品の1つのみなので個体差の可能性もあります。扱いも難しくはなく、直感で弄れる印象でしたので、ヒロアカファン、お茶子ファンならば購入して損はない玩具ではないかと思います。



主人公であるデクとの並びもばっちり。世界観が広がりますね。
また、当ブログのレビューは基本的に内容物のみでご紹介するスタイルなのですが…



市販の岩パーツやスタンドを使用する事でダイナミックなバトルシーンの演出も可能。なかなかポテンシャルが高いです。



魅力的な女性キャラクターの多いヒロアカですが、個人的にお茶子はかなり好きなキャラクターです。感情表現が豊富なところやがむしゃらに頑張る姿、恋バナが苦手だったりするところも可愛いですね。そしてその実、ヒーロー志望の動機やバトルスタイルなど、なかなかに泥臭い一面を併せ持ったキャラクターなのも魅力です+.(*'v`*)+



ショップの都合で手元に届くのが11月になってしまったfigmaお茶子ですが、実は同月には「figma切島鋭児郎」「figma轟焦凍」が発売されるという怒涛のヒロアカ月間でした。ヒロアカファンとして切島君、轟君共に必ずレビューしたいと思います。

それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します(￣^￣)ゞ



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