君が、救けを求める顔してた!
今回の玩具レビューはMaxFactory(GOOD SMILE COMPANY) figmaシリーズより「緑谷出久」です。発売日は2017年2月。長らく絶版状態が続いていましたが、2019年12月に再販が行われました。
「緑谷出久」は2014年32号より『週刊少年ジャンプ』にて連載されている青春ヒーロー漫画、『僕のヒーローアカデミア』における主人公キャラクターです。作者は堀越耕平先生。
人類の約半数以上が何らかの特殊能力『個性』(個性は高速で移動できる等の身体強化系から強酸を発射するなど様々)を持つ超人社会において、『無個性』だった主人公「緑谷出久」が最高のヒーローに成長していく物語となっています。
ヒーローを目指す主人公、「緑谷出久」は生まれつき個性が発現しなかった無個性の少年です。無個性故に馬鹿にされ、周囲からは孤立しがちでしたが、中学3年生の時ヴィランに襲われ、ナンバー1ヒーローであり憧れの存在である「オールマイト」に命を救われた事をきっかけに彼の運命は大きく動き始めます。ヴィランに捕らわれた幼馴染「爆豪勝己」を救うため、己の身の危険を顧みず飛び出した事をオールマイトに目撃され、ヒーローとして1番重要な資質を示したことにより、オールマイトの後継者として選ばれ、オールマイトの代々受け継がれてきた特別な個性「ワン・フォー・オール」の継承者となります。「ワン・フォー・オール」を受け継いだ出久はヒーロー養成学校「雄英高校」に入学し、最高のヒーローを目指して様々な経験を積んでいきます。
性格は内向的で自分の言いたい事もなかなか言えない性格でしたが、ヒーローを志す仲間やオールマイトとの関りを経て、徐々に改善されていきました。基本的には思いやり深く優しい、そして正義感に溢れた性格をしています。趣味はヒーローの研究。生粋のヒーローマニアである出久は数冊に渡る自作のヒーロー研究ノートを持ち歩いています。その研究が戦術構築に役立つことも多いです。
ヒーロー名はヒロインある「麗日お茶子」命名の"頑張れって感じ"の「デク」。元々は爆轟から"雑魚で出来損ないのデク"としてつけられたニックネームでしたが、意味を変えてもらった事により普段からも愛称として使われる事となりました。
個性はオールマイトから受け継いだ「ワン・フォー・オール」。発動する事で超人的な身体能力を得る事が出来ますが、その力に出久自身の身体が耐える事が出来ず、パンチを出すと腕は砕け、ジャンプをすると足が折れるという状態。入学当初は保健室の常連でした。物語が進むにつれて徐々に「ワン・フォー・オール」の扱い方を学んでいく事となります。必殺技はオールマイト譲りのパワーを活かした「デラゥエア・スマッシュ」「デトロイト・スマッシュ」等。後に「ワン・フォー・オール」を5%のみ常時身に纏う「フルカウル」等も取得していきます。
全身図
出久のコスチュームは何度かバーションアップが行われていますが、figmaでは母親お手製の「初代Ver.」で立体化されています。初代の特徴であるグリーンのメインカラーにホワイトのラインが入っている点や各部のサポーター等が再現されています。フェイスガードは軟質の半透明パーツで別パーツ化されています。
付属品はfigmaスタンド、交換用表情パーツ各種、交換用手首パーツ、予備手首ジョイント、冷や汗再現用ジュエルシールとなっています。
ハンドパーツは3㎜穴の開いた握り手も付属しますが、この玩具単体では持たせるものはありません。
バストアップ 各種表情
表情は「ノーマル」「ビビり顔」「食いしばり顔」の3種類。
公式通販サイトである「GOODSMILE ONLINE SHOP」で予約すると「マスク顔」が貰えたのですが、私は一般店舗で購入したのでマスク顔のレビューは行えません。ご了承ください。
ジュエルシール
冷や汗を再現するためのジュエルシールはシートで付属し、合計20枚付属します。
試みとしては面白いですが、消耗アイテムは長期的に遊ぶユーザーとしては使いにくいかも…
貼り付けるとこんな感じ。粘度も程よく、長時間でなければフェイスパーツにべたつきも残らないと思います。
大きさ比較
いつもの1/12ドールと比較するとこのような感じ。原作再現の為figmaシリーズとしては頭部が大きく造形され、頭長こそ劣るものの、頭身は近いものがあります。出久は身長が166㎝なので丁度良いかもしれませんね。
可動
可動に関しては大きく張り出した装飾もなく、シンプルなデザインの為扱いやすい印象です。ただ、設計自体は2017年のものなので最近のfigmaに比べると引き出しギミックなどは無く、物足りなく感じるかもしれません。
以下、写真を何枚か。
なるんだ!どんなに困っている人でも笑顔で救ける最高のヒーローに!!
デラゥエア…スマッシュ!!
デトロイト…
スマァァァァァァァッシュ!!
更に向こうへ、Plus Ultra!
以上、MaxFactory(GOOD SMILE COMPANY) figmaシリーズより「緑谷出久」のレビューでした。
劇中再現度もなかなか良く、シンプルで直感的にポーズ付けさせることが出来るのでアクションフィギュアライトユーザーでも扱いやすいのではないかと思います。ただ、シンプル故に単体でのポーズバリエーションは乏しい印象です。表情の力が非常に強いので引きで見るよりアップで見た方が迫力が伝わってきます。また、3㎜穴のある握り手があるので、何らかのミニチュアや他アクションフィギュアと組み合わせる事で新たな遊びが開拓されるのではと感じました。
今回の「緑谷出久」は2020年1月発送予定の「figma 爆豪勝己」の発売に合わせた再販だと思います。再販要望も高く、組み合わせて遊ぶには必須ともいえるキャラクターですが、個人的に今発売するのであれば再販ではなく、新規で最新版コスチュームのデクが欲しかったというのが正直な感想です。ヒロアカ自体は非常に好きな作品なので、爆轟に続きオールマイトや轟焦凍、麗日お茶子、飯田天哉辺りまでは立体化して欲しいものです(*´~`*)
それでは、次回の『金のおにぎり玩具箱』もよろしくお願い致します( ̄^ ̄)ゞ
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コメント
コメントがありません。
figmaシリーズは手組等のパーツや顔面パーツが充実しているので、普通のフィギュアに比べると
楽しみ方も一段と幅が広がりそうですね。
それと関節が稼働できるというのもフィギュアにはない魅力だと思います。
野外撮影をした場合、ついうっかり細かなパーツを現場に置き忘れるとか紛失というのはありますけど、
野外ゆえの開放感や躍動感がより強くイメージできそうな感じもありますね~
ただ私の場合はfigma霊夢のお札を一枚紛失してしまいましたので、取り扱いは注意が必要なのかもしれないです。
プリキュアのfigmaシリーズもフレッシュあたりまでは全体とバランスの悪さや関節の固い感じはまだありましたけど、
スイート以降からはずいぶんと進化したいう印象もありますね。
ぬくぬく先生様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
スケールフィギュアの楽しみ方は基本的に「見る」ことですが、可動フィギュアは名の通り「動かす」楽しみがあります。
私は見て楽しむ事より、実際手で触れて楽しみたい派の玩具野郎なので可動フィギュアをメインに購入していますし、ブログでご紹介するのも触れて楽しむ方がメインとなっています。
野外撮影は不慮の紛失に本当に気を遣いますね。落としたらどこに行くか分かったもんじゃないです(-_-;)
プリキュアーツは初代、スマイル辺りから造形クオリティが一気に上がりました(^^♪今では本当に可愛く仕上げてくれています。
こんばんは。こちらは出久!ヒーローらしくキリッと
きまった表情、迫力のある手のポージングはもちろん、
ビビり顔も出久らしいですね!また汗のパーツは
初めて見ました~。透明感があって本当に汗を
かいているみたいです!特徴的な髪型はもちろん、
腰の装備や靴の紐まで再現度ばっちりですね♪
先日は素敵な頂き物記事にコメントありがとでした☆
風月様の素敵な人柄や気遣いの数々が多くのファンを
生んでいると思います、と言って頂け感激です!
また私に出来る事は少ない、とおっしゃっておりましたが
そんな事は有り得ないですよ~!ごにぎり様にもたくさん
支えて頂きお世話になってます♪精一杯応援ありがとです!
これからもお互い応援し合う事ができたら幸いです!
それから、もうすぐスタプリは最終回ですが
ヒープリの素敵なキャラ達も楽しみですね♪
では読んでくださり、ありがとでした☆
風月時雨様、いつもコメントありがとうございます(^^♪
figmaの出久は頭身のバランスや手の大きさなど、独自の設計となっていますが作中のイメージを良く再現されていると思います。
表情の力が強いので、記事中で話した通りアップ撮影が映える玩具ですね。
汗パーツも他のfigmaではあまり見られないので興味深かったです(^^♪
風月様にそう言って頂けると嬉しいです(*^^*)これからも応援しております!
スタプリのクライマックス、そしてヒープリのスタート。どちらも楽しみですね(^^♪