米原から海津大崎へ


今週末は桜が見ごろ。日本の桜を見に行こう!ということで、琵琶湖岸に行ってみました。
まず米原まで新幹線輪行。なんとひかりに乗ればたったの20分で米原に着きます。(20分で移動した距離を4,5時間かけて戻ってくるのかと思うと新幹線の威力を思い知りますね)
で、写真は長浜城。この時はまだ時間が早かったですが、すでに花見客でごった返していました。

続いて訪れたのがちょっとマニアックなこの西野水道。
余呉川が琵琶湖に注ぐ手前に山本山がそびえていて水がたまり洪水が起きる事があるというので、山をくりぬいて水を琵琶湖に流すトンネルを掘った、というのがこの西野水道らしいです。

西野水道(にしのすいどう)は、滋賀県長浜市高月町西野にある余呉川の放水路。近年までは西野隧道と、書籍等に記載される場合もあった。
かつて余呉川は大雨の度に氾濫を起こし、流域の集落に大きな被害をもたらし続けていた。特に、現・長浜市高月町西野周辺はその集落の高低差ゆえ、氾濫の度に集落は浸水・飢饉に悩まされた。その集落で育った僧の西野恵荘が、これを打開するには琵琶湖に放水路を作らなければならないと考え、天保11年(1840)7月29日に掘削しはじめた。工事は岩盤の固さ、資金、落石事故などが原因で難工事であったが、弘化2年(1845年)9月1日に完成した。1950年に新たな水路が掘られ、またその南に1980年には大規模な余呉川放水路が出来た。現在、この水路は滋賀県指定文化財に指定されている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%87%8E%E6%B0%B4%E9%81%93

ということで、なかなか歴史のある場所のようで、先日琵琶湖博物館に行った時にこの水道の事を知ったので行ってみたいと思っていたのでした。
トンネルは初代、2代目、3代目と3本あり、現在は非常に太い3本目だけが使われていて、初代と2代目は中を通る事ができます。

と言っても初代はこんな感じの真っ暗トンネルでライトが無いと入れないような狭いトンネルで、僕は2本目のトンネルを自転車で通って琵琶湖側に出てみました。

琵琶湖側に出ると3代目の出口で釣りをしている人がたくさんいました。
いつも通っていた湖周道路の近くにこんな面白スポットがあったんですね。

旧賤ヶ岳トンネルから。

トンネル抜けたところから奥琵琶湖パークウェイ方面が気持ちよく眺められました。
いつも琵琶湖を1周するときは1日で200kmくらい走らないといけないのでこの辺は国道のトンネルを走っていたのですが、旧道良かったです。

そして今日一番の目的地とも言える海津大崎へ。
昔から桜の名所と言う事は知っていましたが、春に来た事はなかったので一度来てみたかったのでした。
10km近く、湖岸に沿ってひたすら桜並木が続きます。
花見客もたくさん来ていて、湖岸の道路はマキノ→永原方面に向けての一方通行になっていました。

お花見船やカヌーもたくさん出ていました。船からの花見はいつか挑戦してみたいです。

マキノからは安曇川から朽木を通って帰りました。
午後からは仕事で目標帰宅時間は13時でしたが、途中でいろいろ観光していたこともあって全く間に合わず。最後はひぃひぃ言いながら花折を上って2時半ころ京都に着きました。合計140kmくらいの道のりでした。


今日のコース(マキノでGarminが電池切れして途絶えています)