シャネルの香水"CHANEL No.5"の最新プロモーションビデオです。
現代のミューズを描いているのですが、これがなんだか面白いような可笑しいような感じだったのでシェアしてみます。
冒頭、サーフィン中のスタイル抜群美女。豪邸に住んでいるらしい。気になるイケメンが現れ、美女には会えずメッセージを残して去ります。
ここまでは今までのミューズ像とあまり変わりません。
娘登場。一緒にNo.5で遊びます。ナニーに連れて行かれます。
なんと子持ちだったんですね。ちょっと面白くなってきました。
美女はお仕事中。
子どもも豪邸も仕事もあるんです。
しかし、イケメンさんのことが忘れられず仕事を放置して逃亡。
えっ(^ω^)??
自分で車を運転してイケメンの元へ。華麗に自分でキーをロックします。
おっ(^ω^)
イケメンの元へ。エンディング”The Thing That I Want”
全てを持っている女性が選んだのは、恋人だったというオチです。
「何でも自分でやって、何でも手に入れている独立した女性(おそらくシングルマザー)、そして恋も手に入れる」というのがシャネルの考える現代女性の「最強の自己実現」みたい。美しいだけではなく、仕事も子供もありなおかつ完全に自由な存在としての女性です。
ただの「超美人のロマンス」なら「あらいいわねー」で終わりそうでしたが、ほんのちょっとだけ0.01mmほど親近感がうまれただけに、最終的にものすごくハードルが上がってむしろ笑えました。
ワーキングマザーだとか保育園お迎えだとかそういう世界観とは全く関係無かったのですね∩(^ω^)∩