タイピングには速くなるコツや方法があります。タイピングは指の位置が重要で、ホームポジションを覚える事でタッチタイピングが可能になります。
後は、精度を上げる練習を繰り返す事でタイピング速度が上がっていくわけです。
タイピングが速い事には沢山のメリットがあります。
IT導入が進んだ小学校や中学・高校の授業ではパソコンも使いますし、大学生ならレポートの作成などでパソコンを使います。社会人だと、企画書や報告書、データ入力などで必要となります。
もしタイピングが速ければその分だけ作業に専念でき、内容を考える事に頭を使えます。作業時間の短縮にもなりますよね。
この記事では以下の内容について解説しています。
- タイピングが速くなるコツや方法
- 基礎からタイピング練習が出来るおすすめサイト
正しいタイピングの練習が出来るサイトがあるので練習してみて下さいね。無料で利用出来ますよ。
この記事の目次
タイピングが速くなるコツ、タッチタイピングとは
- タッチタイピングとは
- タッチタイピングとは、手元のキーボードを見ずにキー入力する方法です。昔はブラインドタッチと呼ばれていたもの。タイピング方法自体は同じです。
タイピング速度を上げるには、まずこのタッチタイピングをマスターするのが必須。自己流でタイピングしていると変な癖が付き、必ず伸び悩みます。
純粋にタイピング速度を上げるという意味では、闇雲に「キーボードを見ないで打つ練習」をしても効果が低いです。
タッチタイピングをするには、ホームポジションを覚える事が大前提となります。
ホームポジションで指の置き方を覚える
- ホームポジションとは
- ホームポジションとは、指を置く基本位置のこと。キーの位置とそれに対応する指の位置を覚える事でタイプミスや無駄な動きを減らします。
【Fキー】には左手の人差し指、【Jキー】には右手の人差し指を置きます。これが基本ポジションで、【Fキー】【Jキー】には指先で分かる様な凹凸が付いています。
この凹凸はホームポジションに指を戻す際の手掛かりになります。
ホームポジションに指を戻せば手元を見ずともキーの位置が感覚的に掴め、指運びがスムーズになります。
後ほど紹介する無料練習サイトではこのホームポジションの練習も出来ます。
タイピング速度を上げる練習方法やコツ
タイピング速度を上げるには先ほどのホームポジションを覚える事が必須です。ホームポジション自体もタイピング練習出来るので、練習問題と並行してタイピング練習すれば上達が早いです。
練習サイトでは苦手キーを復習できるので、練習過程でホームポジションのおさらいをすると更に効果的です。
次は、実際にタイピングする際のコツを紹介します。
キーと指の位置を覚える
押したいキーを迷わず打てればその分だけタイピング速度が上がりますし、誤字も減らせます。
タイピングが速い人は、
- 同じキーは常に同じ指で押す
- 手全体の動きは最小限にする
- キーを押す最中にも次のキーを押す動きをしている
この事からもわかる様に、やはり基本であるホームポジションをしっかり身に着けるのがコツです。
キーボードをできるだけ見ない
出来るだけ手元のキーボードを見る回数を減らし、パソコン画面を見る様にすれば入力内容に集中出来ます。
慣れないうちは不安だったり、もどかしい感じがすると思います。手元を見る癖を無くす事もタッチタイピング習得のコツです。
ローマ字の母音aiueoの位置から覚える
すべてのキーをまんべんなく覚えるのは大変です。文章ではなく、アルファベット1文字ずつの練習方法もあります。
ローマ字入力で頻繁に使う母音(あいうえお)の位置をしっかり練習するのがコツです。
速さよりも正確なタイピングを意識する
速くても誤字などのタイプミスがあっては意味がありません。タイプミスを打ち直す時間を考えると、ゆっくりとでも正確にタイピングした方が結果的に速いです。
修正漏れがあると、仕事では誤字の多い雑な人だと思われるかも知れません。
後からでも必ず速さは上がります。最初は速さよりも正確なタイピングを意識するのがコツです。
時間を決めてタイピング練習する
闇雲に練習するよりも、練習時間を決めてチャレンジしましょう。練習は1回あたりのタイピング時間を1分~5分くらいにすると集中出来ておすすめ。
練習サイトでは、苦手キーを記録したり、1分あたりのタイピング文字数が分かります。現状を確認しながら効率よく練習を進めるのがコツです。
実際に使う単語や文章で練習する
キーの基本位置を覚えたら、実際に使う言葉で練習するのがコツ。通常の文章では句読点なども多用しますし、脈絡の無い言葉よりは身に付きやすいでしょう。
タイピングゲームやアプリは練習に不向き
タイピング速度を上げるには正しい練習方法やコツがあるのは紹介してきた通りです。逆に間違った練習方法でタイピングスキルが伸びず辞めてしまう人も多いです。
ネットで検索すれば、寿司やコロシアムに道場、ひよこ、歌詞など無料のタイピングゲームが沢山出て来ます。ゲームとしては楽しいですが、残念ながらタイピング上達には不向きです。
理由は以下の様に明確です。
- 基本であるホームポジションが練習出来ない
- ゲーム性が優先で作られている
「タイピングの上達」よりも「タイピングで遊ぶ」といった感じです。どんなに楽しくても、おふざけが過ぎると肝心のタイピングがおろそかになります。
例えば、歌の歌詞を使ったタイピング練習は、そもそも曲のメロディーやリズムに合わせてタイピングする時点で練習には不向きです。
タイピングそのものよりもゲームに気持ちが向いてしまうと練習の邪魔でしかありません。
もちろん、腕試しや遊びが目的と理解したうえで利用するのなら息抜きに良いかも知れませんね。
ゲームと言っても、時間内でスコアを伸ばして記録する位のタイピングゲームが丁度良く、この記事の後半で紹介しています。
文章を考えるスピードは関係なし
タイピング速度を上げるには、文章を考えるスピードも速くないとダメなのでは?と考える人も居るかもしれませんが、これは間違いです。
頭で考えたことをスムーズにタイピング出来る事が本来の目的。打つ事に気を取られたり、指が迷う事を解消する為に行うのがタッチタイピングです。
タイピングが上達し余裕が出来る事で、結果的に文章を考えるスピードが上がるんです。
初心者におすすめのタイピング練習サイト3つ
本当に上達できる無料のタイピング練習サイトを紹介します。どれもタイピングをマスターする為に作られていますので断然おすすめです。
基本であるホームポジションの練習からタイピングスコア、タイピング速度計測や苦手キーなどが分析出来るので効率的に練習出来ます。
- プレイグラム
- マナビジョン
- e-typing
子供から大人までしっかり練習出来るサイトばかりです。詳しくは詳細記事をご覧くださいね。
プレイグラム
タイピングの練習内容は無料なのに本格的。イラストやキャラクターなどが親しみやすく、小学生でも楽しんで取り組める工夫がされています。
また、タイピングの練習を妨げない程度のゲーム性が集中力を高めます。もちろん大人でも問題なく練習に取り組めるサイトです。
タイピングの練習は3つの学習モード【基礎練習】【特訓】【腕試し】で構成されています。
プレイグラムは子供たちのプログラミング習得に力を入れている企業なので、タイピングの重要性も理解しているという訳です。
「コンピュータを知的創造のツールとして使う事、その基礎となるのがタイピングです。」
マナビジョン
教育事業を展開するベネッセだけに、マナビジョンサイトではタイピング練習しつつ国語や英語の学習が出来るのも特長です。
ベネッセのタイピングでは練習問題の「お題」がそのまま学力向上に繋がるので、学生のうちにやっておけばメリットが大きいです。
パソコン検定のタイピング練習としても使えます。
e-typing
イータイピングは登録会員数100万人を超える国内最大規模のタイピング練習サイト。ゲームの様な練習で面白く、カルテ機能、全国ランキングなどタイピング上達のための機能を提供しています。
基礎であるホームポジションなど、正しい技術も身に着くので自己流でやっていた人の学び直しにも使えます。
タイピング検定を受けたい人は模擬試験も受けられるので、検定対策にもなります。
まとめ
タイピングが速くなるコツやタイピング練習できる無料サイトを紹介しました。
- ホームポジションを覚える
- 速さよりも正確なタイピング
- 毎日すこしでも良いので練習する事
これらのコツは全てタイピングサイトで練習出来ます。おすすめなので、是非使ってみて下さいね。