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「そこが果てなき闇ならば─」

「光の龍を従え闇にも染まろう!」

「青眼の白龍!!」

概要

漫画『遊☆戯☆王』や、それを原作としたアニメおよびカードゲームに登場するレベル8・光属性ドラゴン族通常モンスター

カードゲーム始動から20年以上経った今なお最大の攻撃力を持つ通常モンスターにして、ブルーアイズデッキの中心となっている。

ファンの間では社長こと海馬瀬人のエースモンスターとして知られ、主人公の武藤遊戯が持つブラック・マジシャンとは対を成す。

その立ち位置から、そして公式擬人化に近い描写から社長の嫁とも呼ばれる。

必殺技は「滅びの爆裂疾風弾(ほろびのバーストストリーム)」

pixivでは単体で描かれる場合と、海馬とともに描かれることが多い。

カード性能

カードテキスト

  • 登場初期からしばらく

通常モンスター

星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500

攻撃・守備が最高の、なかなか手に入らない超レアカード。

  • 現在

(属性などのステータスは同じ)

高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。

どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。

解説

このカードの「攻撃力3000」という数値は、シリーズの最強カードやライバルのエースカードの基準数値となっている。

初期では召喚に一切のコストがかからなかったため、名実共に最強のモンスターであった。

その後生け贄(リリース)を必要とするルールが制定されて以後、長きにわたって不遇な時代を経験し、原作の続編『遊戯王R』では劇中のキャラから観賞用のカードとまで言われてしまう。

だが、しばらくするとドラゴン族通常モンスターへのサポートカードが増えて、徐々に使いやすくなっていく。加えて、元々遊戯王カードは漫画やアニメのなりきりアイテムとして売れていたのもあってか、原作関連要素のテコ入れの一環として直接このカードを指定してサポートが登場してきたため、このカードそのものを主役にしたデッキや、ブルーアイズを軸にした専門的なデッキの構築が可能となった。

OCGでの戦術

アドバンス召喚との食い合わせの悪さや、様々な召喚方法に追いつけなかったことから、青眼の白龍デッキは長らく非ィ環境外に置かれており、ガチデッキにはなれないファンデッキ止まりとなっていた。

一方2010年代以降は、劇場版に合わせた増強や2024年発売の「青き眼の光臨」など、大幅なテコ入れが行われた際に、環境入りを果たす場面も見られるようになっている。

構築の軸としては、

もっともスタンダードな形式である、このモンスター自体やここから派生したブルーアイズモンスターを活用して戦う【ブルーアイズ】型

青眼の白龍の特殊召喚の容易さを活かしてエクシーズに繋げる【ランク8】型や、コンセプトが近いランク8軸の派生としてギャラクシーと組み合わせる型

融合召喚を軸にする【融合】型、および融合型の派生形として種族サポートやシナジーを活かした烙印と組み合わせる【青眼烙印】型、ドラゴンメイドと組み合わせた【ドラゴンメイド】型

ドラゴン族関連の共通項を持つビーステッドと組み合わせた【ビーステッド】型

百檎龍-リンゴブルム 赤き竜と組み合わせた【シンクロ軸】

儀式が軸になる【ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン】型

原石竜アナザー・ベリルを採用した【原石青眼】

スキルドレインなどを使用したメタビート系統

などのバリエーションがある(それぞれの要素同士がオーバーラップして共存することもある)。

悪く言えば、どの型でもブルーアイズ関連カードでは決定打に欠けるという散らかり具合が、いまいち環境で活躍できない原因になっているという声もあったが、「青き眼の光臨」発売でカードプールが増強された頃には解消し、転じてどのデッキタイプを好むデュエリストにも応えられる多彩なテーマとなっている。

いずれにせよ、ブルーアイズテーマだけの純構築では、いわゆる環境の最前線には太刀打ちできないので、その時々で相性が合いつつ強力な他のテーマのメカニズムも取り入れるのが基本である。

過去には魔導書HERO聖刻征竜ドラグニティなどとの組み合わせも見られた。

ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの独裁者-竜の霊廟による墓地落とし、ドラゴン・目覚めの旋律によるサーチ、青き眼の賢士青き眼の精霊からの直接リクルートなど青眼の白龍自体を扱う手段はいくつも用意でき、これらを使って場に出したり、ブルーアイズ・ジェットドラゴン青眼の精霊龍などの展開に繋げていくのが基本の流れになる。

デッキの持ち味としては、攻撃力3000の打点がポンポンと出せるので脳筋な動きができて楽しい!ことがウリ。

2020年代には効果を受けない・ないし相手の効果を無効にするというエースカードが多数増強され、原作でウィルスカードを多用した海馬さながらの、妨害ビート戦術という一本筋の通ったテーマにもなった。

とにかくサーチも墓地落としも特殊召喚も方法が大量にあるので、青眼を出して殴りたい人は満足できるであろう。

原作での活躍

初出は原作の第9話『牙を持つカード』。

劇中では超がつくレアカードという設定になっている。

遊戯の祖父・武藤双六が友人からの贈り物として所有していた。

それを見た海馬瀬人がアタッシュケース一杯のカードとトレードを申し込むも、あっさりと断られてしまう。その理由は『単に珍しいものだからではなく、アメリカに住んでいた頃の親友から譲り受けた【想い出が詰まった宝物】を簡単に手放せるわけがないだろう?それに、本当に大切なものには魂が宿るんじゃ。海馬君も、このトランクいっぱいに詰まっているカードを一枚一枚大切にしてあげてほしい』と告げると

その場は大人しく引き下がったのだが……

原作だと、遊戯が無理を言って双六から借りて学校に持ってきたところを、カタログからコピーした本物そっくりの偽物とすり替える形で盗み出した。しかし、遊戯にはあっさり見破られ、放課後にそのことを問い詰められるも、「友達を信じられないのかい?」と、後の海馬の言葉からは考えられない嘘で適当にあしらい、それでも引き下がらない遊戯をジュラルミンケースで殴りつけ、横暴極まりない持論を吐き捨てて学校を後にした。

しかし、その後は闇遊戯から真夜中の学校に呼び出されデュエルを申し込まれる。遊戯から盗み出した青眼もあり、絶対に負けない自信もあって挑む海馬。序盤は闇のゲームによるモンスターの実体化に戸惑うも、ミノタウルスと巨大化のコンボで遊戯を圧倒する。しかし遊戯がデーモンの召喚を使ったことで形勢は一気に逆転する。一応デーモンより強いカードはデッキに入れていたらしいが、引き当てる確率の低さもあって、ついに盗み出した青眼をポケットから隠しつつ取り出し、召喚する。

だが、もともと双六のカードだった青眼は、自分を盗んだ海馬を嫌がっていたらしく、その命令を無視しデーモンを攻撃することなく自ら消滅する。

その後は遊戯が死者蘇生で青眼を復活させ、海馬のモンスターを全滅させて(このとき海馬のフィールドに居たのはモンスターが一体だけだが、初期のM&Wのルールでは壁モンスターを出し続けなければ敗北するルールだった)勝利した。その敗北と直後に受けた罰ゲームは海馬に悪夢を見せるほどのトラウマを植え付けてしまった。

後に週刊少年ジャンプ恒例の連載中の方向転換によって始まったDEATH-T編での海馬瀬戸の再登場に伴ってこのカードも再び活躍する。

前述の経験から、海馬は青眼に対して非常に強い執着心を覚えるようになり、大企業・海馬コーポレーションの財力や裏工作力を駆使して、なんとマフィアを使って世界に現存する残り三枚のこのカードを全て手に入れていた

そのやり口とは、アメリカ・ドイツ・香港にそれぞれ居住していた所有者を見つけ出し、自殺に追い込んだりして入手したというもの。

復讐の一環として武藤双六をデュエルにて打ち破った海馬は、上述の双六の持つ青眼を破り捨て、自分だけが青眼所有者となるようにした。

しかし、三枚の青眼を用いてなお遊戯たちの「結束の力」に敗北してしまった海馬は、罰ゲームによって精神が崩壊する。

廃人となった海馬の持つカードは海馬コーポレーションの敵対的買収をもくろむアメリカ人の経営者・ペガサス・J・クロフォードの陰謀によって秘密裏に盗まれてしまう。

そして、ペガサスに雇われたプレイヤーキラーである死者の腹話術師によって海馬のデッキが遊戯を追い詰めるために無断使用され、青眼が遊戯とのデュエルにて召喚される。しかし、ここで召喚された青眼は海馬がマインドクラッシュ状態から蘇生したことで、盗人である腹話術師に従うことを止めて自己消滅する。あたかも、遊戯と海馬の初戦で青眼が自己消滅したシーンの再演とも見える。

このとき、青眼は「海馬の魂の宿ったカード」と闇遊戯に形容される。

しかし、上述の通りこの青眼の白龍もまたマフィアを使って人を自殺に追い込んで手に入れたカードである。

どういう話の流れであろうか?

死者の腹話術師が闇遊戯に敗北したことでこのカードは一時的に遊戯の手に渡り、王国へとやってきた海馬へと手渡しで返却されている。遊戯もそれでいいのか

「本当に大切なものには魂が宿る」という双六の名言からするに、たとえ暴力を使ったのだとしても海馬は本気でブルーアイズを大切に思うようになったため、魂が宿ったと解釈することもできる。

しかし、これはこれで青眼が寝取られたような構図にもなる。青眼マジビッチ

当時の読者の目線からすると、双六を勝手にビデオに封印したペガサスは強力でありつつ憎たらしい敵であった上に、海馬コーポレーションを乗っ取ろうとする手口のあくどさや、死者の腹話術師が遊戯のライバルである海馬を小馬鹿にしていて遊戯が怒ったことなど、海馬が被害者の側に置かれた=海馬よりも汚い敵の出現のために心情的に肩入れする要因が整っていた。

こうしたストーリーテリングによって、以後読者内でのキャラクターの構図は書き換わるのである。

とにもかくにも、このエピソードを以て青眼=海馬の魂のカードという立ち位置が成立し、以降原作終了まで続くことになる。

※たとえカードゲームだろうと、許可なく人からカードを取り上げる行為は窃盗行為。立派な犯罪なので絶対にやめてください。バレなければいいという話でもありませんのでご注意を。

これ以降も王国編で幾度にも渡って召喚され、印象的な活躍を残していく。

そして、さらなる作品の方向転換に伴い、もっと壮大な設定が付与された。

バトル・シティ編開始に伴って海馬は闇遊戯と数千年前からライバルであり、青眼は古代エジプトの頃からの海馬のしもべという設定になった。

これまでの流れを踏まえて客観的に見るとオイオイ……と思いたくなるが、当時はリアルタイムで起こる新展開のインパクトがでかく、ぶっちゃけ過去と余り厳密に結び付けて考える読者もおらず、とにかくこの一見無茶苦茶な設定は「スゲー!!」と思われて追いかけていた読者たちの中に見事に定着した。

なにより社長と嫁の組み合わせが絵面として非常にクールだったことや、海馬が精神的に変化したのも大きい要因である。

この辺の冷静に見ると無理っぽい路線変更を違和感なく遂行して読者に納得させていた原作の書きようは見事であったという他ないだろう。

バトル・シティ編ではすっかり海馬の正妻という立ち位置に落ち着き、ミノタウルスなど他の海馬のモンスターは相対的に影が薄くなっていった。

また、海馬コーポレーション絡みの装飾で、青眼の彫像だとか、青眼の究極竜のビンゴマシーンだとか、とにかく青眼を取り入れたモチーフが多くなり、海馬コーポレーション=青眼みたいな状態になっていく。

元はペガサスの会社のキャラなのだが……。

アニメ版オリジナル展開としてバトル・シティ編の途中に挿入された乃亜編ではもっともっと海馬と青眼の結びつきが強調されるエピソードが追加される。

幼き海馬が義父剛三郎に虐待的なスパルタ教育を受けて疲弊している中、弟のモクバが手描きの青眼を海馬に渡して励ますという過去のシーンが描かれ、海馬はこのとき青眼に相応しい男になろうと決意するのである。

そして、王の記憶編によっていよいよ海馬瀬戸と青眼の白龍の運命の結びつきが明らかになる。

海馬の前世の存在(明確に前世と明言されたことはない)である神官セトが救助した異国の女・キサラがその身に宿していた強力な魔物=白き霊龍こそ、オリジナルの青眼の白龍だったのである。

王権の強化のために強力な精霊を探していたセトであったが、この強力な白き龍を手に入れるためにはキサラを殺すしかないため躊躇していた。

キサラはセトに献身的に従うようになるも死亡してしまい、魂そのものが青眼の白龍と同化し、闇に落ちたセトを助け出すことになる。

後に災厄がすべて終わり、アテムの後を継いでファラオになったセトの守護霊として

白き龍は仕えることになった。

アニメでの活躍

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ

扱われ方や活躍はほぼ同じ。原作では具体的な生産数が不明であったが、アニメ版にて「全部で4枚しか生産されていない」との明言がある。また、双六に贈った元持ち主はホプキンス教授という名前になっている。

遊戯王GX

十代VSカイバーマン戦にて、カイバーマンが使用。

ほとんど海馬そのものの巧みな戦術と破壊力のあるデッキで十代を圧倒する。一度は倒されるも、すぐさま復活して「青眼の究極竜」となる。

十代の発動した罠カード「エッジ・ハンマー」で返り討ちにされそうになるもカイバーマンの発動した『融合解除』に因ってこれを回避。3体総攻撃で十代を仕留めフィニッシュを決めた。

2016年劇場版

2016年に公開された劇場版『THE DARKSIDE OF DIMENSIONS』ではデザインが一新された。

肩部分に「青眼の究極竜」と同じパーツが追加されており、また全身には青く光る紋様が刻まれている。

肩パーツのほうは、近年の高橋和希氏の描きおろしイラストで描かれているものであり、これが下敷きになっていると思われる。

派生モンスターである青眼の亜白龍も参照。

遊戯王SEVENS

ホログラムの男」がラッシュデュエル版のカードを使用。

ラッシュデュエルのルールにより後攻2ターン目にアドバンス召喚される。

その後、攻撃力7000になった「セブンスロード・マジシャン」に攻撃されてワンショットキルが成立した。

なお、作中で生産枚数が言及されることは特になかった。

遊戯王ラッシュデュエル

通常モンスター(LEGEND)

星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500

高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。

どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。

遊戯王ラッシュデュエル』では最初のレジェンドカードとして登場。

ラッシュデュエルでは最上級のステータスが2500を基準としているため、3000打点がOCG以上に戦局を変えることがある。

リリースから5年近くたつ現在でも環境に入り続けており、サポートが多いドラゴン族であるために切り札に近いモンスター。

封入率が低く1カートンに1枚しか入っていないため、相場は一時2万円と高値を記録した。

ゲーム的にもコレクター的にも需要が高く、このカードのためだけにデッキ改造パックを開封する人が多くなったため、第一弾が品切れになるほどの人気になり、昨今のTCG氷河期の危機を回避したカードといえる。

再録に伴いこちらの値段は落ち着いているが、後に上位レアであるオーバーラッシュレアとして収録された際は4カートンに1枚という低封入率も相まって、最大で10万円もする高額カードとなっており、青眼の人気の高さを物語っている。

関連イラスト

ビックリマン風

社長とセット

オルタナティブ版

余談

鳴き声

青眼の鳴き声は、音響効果の会社が使用する効果音の関係か、ウルトラマンシリーズの怪獣や、ゾイドの声を使用している。ただし、デュエルターミナルでのブルーアイズのボイスは、ターミナルオリジナルの新規ボイスが使われている。

ウルトラマン

ナメゴン(無印のみ)

テレスドン(無印のみ)

ザンボラー(無印以降)

キーラ(遅回しで、他の怪獣の音声と混ぜて使用。DM以降)

ゾイド

レブラプター(遅回しで使用。DM以降)

海馬やりたい放題疑惑

原作においてもアニメ版においても、双六が持っていた1枚(しかも海馬によって破られた)を除いて、世界中で海馬だけが持っていると明言されているカードである(そもそも設定上は強すぎるからと初期に製造中止になったカードであり、それまでに出回った上記4枚しか存在していない)。

そのため原作においては直接カードとしては登場していない青眼の究極竜(原作においてはあくまで場に出ているのは融合素材である「青眼の白龍」3枚と「融合」である)を含めて、青眼の白龍の関連カードが存在しないのだが、アニメ版GXや劇場版『THE DARKSIDE OF DIMENSIONS』には事実上の海馬専用カードである筈の「青眼の白龍」の専用サポートカードがいくつも登場している。

これは言い換えれば海馬のためだけに作られたカードであると言える。

アニメGXでは「青眼の白龍は海馬しか持ってない超レアカードである」と明言されており、「カイバーマンのデッキは海馬瀬人のデッキそのもの」と言う話が出ているため、少なくともその頃には海馬しか持っていない筈の、製造中止になったカードのサポートカードを所有しているということになる(一応、青眼の白龍が製造中止になったその時には既に製造されていたカードである可能性は無くも無いが)。

この「青眼の白龍は海馬しか持ってない」という設定がそちらでもまだ生きているかは不明だが、劇場版『[[THE DARKSIDE OF DIMENSIONS』で登場した「真青眼の究極竜」のことを進化した最強ドラゴンの姿と表していることからも少なくとも「青眼の究極竜」よりは新しいカードであると考えられるため、青眼の白龍の製造中止になった時期よりも後に製作されたことは間違いない。

仮に「青眼の白龍は海馬しか持ってない」という設定が生きているのであれば「海馬は自分のためだけに自分専用のサポートカードを作らせてそれを保有。デッキに投入している」ということになってしまう(一応、同様の例としては自分専用に「トゥーン」カードを作っていたペガサスもいるし、遊戯の持つ「ブラック・マジシャン・ガール」も遊戯しか持っていないという話がアニメGXで登場しているため、あちらの世界では特に珍しくも無い話なのかもしれないが)。

その他

  • 通常モンスターのカードテキスト(フレーバーテキスト)にはそのモンスターの生態、人間型であれば性格や行動指針が記されているのが遊戯王OCGのセオリーである。しかしカード性能の項を見ての通り、なぜかカードの希少性を語っている。
    • モンスター自体とカードの各種情報がズレているのは他にも「デーモンの召喚」および関連カードがある。
  • ジャンプ流によればデザインの元ネタはジョーズとのこと。神代凌牙の造形もこの件と無関係ではないと思われるがこの点は不明なまま。

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