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「真紅の瞳を持つ黒竜よ!」

「怒りの黒き炎ですべてを焼き尽くせ!」

「いでよレッドアイズ・ブラックドラゴン!」

概要

真紅眼の黒竜とは、遊戯王OCGに存在する闇属性ドラゴン族モンスター

城之内克也のエースモンスターにして魂のカード。

テキスト

通常モンスター

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000

真紅の眼を持つ黒竜。

怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。

解説

レベル7・闇属性・ドラゴン族・ATK2400・DEF2000の通常モンスター

上級モンスターにしては戦闘能力が低めだが、「真紅眼の亜黒竜」や「黒炎弾」などのサポートカードが多数あり、モンスターの展開力も高い。デュアルデーモンなど、他の通常モンスター関連カテゴリーとの縁が深いため、デッキ構築こそ難しいが、それらのカテゴリーと連携を図ることも一応可能。

「青眼の白龍」をパワータイプと言うなれば、「真紅眼の黒竜」はテクニカルタイプと言える。

漠然と組んでもうまく回らず構築難易度は高い。

また、アジアチャンピオンシップ2001賞品のオリジナルデザインの《真紅眼の黒竜》はオークションにおいて30万1000円で落札されたことから、原作の「数十万円するレアカード」という設定がある意味本当になったカードとして一部で有名。

アニメ・漫画においての活躍

『遊☆戯☆王』『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』

元々はダイナソー竜崎の切り札として登場。その後、竜崎との決闘を経て城之内の手に渡り、それ以降は城之内の魂のカードとして活躍。

王国編では、ダイナソー竜崎との決闘で手に入れた後、多くの決闘で数多くのピンチから彼を救ってくれており、迷宮兄弟とのタッグ決闘では、遊戯のデーモンの召喚融合して「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」となってフィニッシュを決める。

バンデット・キースとの決闘においては「リボルバー・ドラゴン」の攻撃を受けた直後、「モノマネ幻想士」(原作効果)が「メタル化・魔法反射装甲」の効果をコピーしたことにより、「レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン」へと進化して大活躍を納め、城之内を勝利へと導いた。

アニメオリジナルである遊戯との決勝戦では、「墓あらし」と「モノマネ幻想士」(原作効果)の効果で遊戯の「デーモンの召喚」と「融合」を奪い、初の融合を炸裂させて「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」へと進化して行き、城之内の切り札として遊戯を追い詰める。

だが、遊戯の「ブラック・マジシャン」のコンボによって破壊され、最終的には「黒衣の大賢者」(アニメ効果)により「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」は遊戯のモンスターゾーンに復活させられてしまい、城之内にトドメを刺すこととなった。

アニメオリジナルのデュエルクエスト編でも、突如遊戯達の前に現われた「サンド・ストーン」に対して城之内が召喚して瞬殺。迷宮のステージでのボスとして登場した「ゲート・ガーディアン」との闘いでも、遊戯の「デーモンの召喚」と融合して「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」へと融合召喚し、「闇竜族の爪」を装備して「ゲート・ガーディアン」を倒した。

バトル・シティ編においては、遊戯と城之内との絆を示すカードとして描かれる。

洗脳された城之内との決闘において遊戯が召喚して「ワイバーンの戦士」を倒したものの、「ロケット戦士」の効果で攻撃力を下げられてしまう。

その後、自らライフを0にして海の奥底に呑み込まれた遊戯を助ける為に、城之内の願いを聞き入れるかのように(アニメでは「デス・メテオ」(アニメ効果)の追加効果で)城之内を攻撃し、城之内のライフも0にして、城之内が遊戯を救うための手助けをした。

準決勝の海馬との決闘においては、海馬の「ドラゴンを呼ぶ笛」(原作効果)により遊戯の手札から特殊召喚され、「六芒星の呪縛」(原作効果)とのコンボで青眼の白龍を倒すなど、遊戯に海馬との決闘で勝利を導く活躍を見せた。

アニメオリジナルのドーマ編では、モンスター装備する武器となったり、城之内がこのカードと合体したりしている。

元々の持ち主であった竜崎からは「このカードを取られた事でワイの隆盛が失われた」と筋違いな逆恨みを受け、新たなエースモンスターであるタイラント・ドラゴンに倒されている。

「R」では登場していない。この時はまだ、遊戯が城之内にこのカードを返却していないためだと思われる。だが、記憶の世界編では城之内の手によって召喚されているため、この時までには遊戯から返却されたようだ。

ちなみに、青眼の白龍ほどではないが、原作世界ではかなりのレアカードであり、数10万円の値が付くとか。

東映劇場版

オリジナルキャラクター『青山翔吾』が偶然手に入れたレアカードという設定になっている。カードショップの老婆から『可能性を与える』と暗示されている。

当初、翔吾はこのカードを手に入れたことで「誰よりも強い」と言い放つが、彼はいじめられていたこととデュエルの腕が弱すぎたことへのトラウマを抱いていた。もし真紅眼を使ってなお、デュエルで負けたらまたいじめられるのではという恐怖のあまり、デュエルすること自体を躊躇ってしまう。

このカードを目に付けた海馬は当初自分の部下を使って遊戯の千年パズルと共このカードを強奪させたが、城之内が部下とのリアルファイトの末奪還され、その際翔吾のデュエルへの勇気を促すため、あえて遊戯のシルバーフォングと入れ替え彼のデッキに入れていた。しかし、海馬とのデュエルでデッキから引き当てた遊戯は、翔吾が勇気を出すまでこのカードを使おうとしなかった。

だが、城之内との説得や遊戯の言葉で翔吾は戦いへの勇気を取り戻す。

「いけ、僕の真紅眼の黒竜!」

それを聞いた遊戯は真紅眼を召喚しメテオ・ドラゴンと融合させてメテオブラックドラゴンを融合召喚、海馬の青眼の白龍三体連結を倒し、勝利した。

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』

天上院吹雪の愛用カードとして登場。上位種の「真紅眼の闇竜」が登場、さらには「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」も登場。

少なくとも2枚は所持している。

また4期では「真紅眼の飛竜」など、数多くの「レッドアイズ」サポートカードが登場している。

『遊☆戯☆王ZEXAL』

遊馬vs六十郎により「真紅眼の木竜(レッドアイズ・スタチュー・ドラゴン)」の名前で登場。

六十郎が使用されるが、開始早々、「スタチュー・ブラック・マジシャン」によって戦闘破壊された。

真紅眼の黒竜に関するカード

モンスターカード

真紅眼の黒竜」を融合素材とする融合モンスター

カード名の右側は融合モンスターのテキストにおける融合素材の表記を挙げる

ドラゴン族

レベル7

レベル8

レベル9

魔法使い族

レベル8

魔法・罠カード

遊戯王ラッシュデュエル

通常モンスター(LEGEND)

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000

真紅の眼を持つ黒竜。

怒りの黒き炎はその目に映る者全てを焼き尽くす。

解説

OCGと同じレベル7・闇属性・ドラゴン族・ATK2400・DEF2000の通常モンスターでレジェンドカードレジェンドカードは1枚しか入れられない制限カード)である。

Vジャンプの全員サービスでもらえるカードとして初登場、多くのラッシュデュエリストはラッシュレアがこれが初めてという人が少なくない。

ブルーアイズやブラックマジシャンと比べ攻撃力が足りない部分があるが、トルネに突破しづらい守備力と『黒竜の雛』によるリリース軽減や『黒炎弾』によるライフバーンで差別化が図られている。だが一枚しか入れられないレジェンドカードであるのがサポートが生かしづらいネックとなっている。

「闇黒のレッドリブート」で城之内克也モチーフのカードが登場した。

遊戯王SEVENS

オーティスが使用。

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