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概要

仮面ライダーディケイド』の第4話・第5話の舞台となる世界。

第1話でディケイドを旅に誘った紅渡の住む世界とはパラレルワールドに当たる。

光写真館の背景ロールは「満月とキャッスルドラン」。

この世界でのの役割はバイオリニストである。

原作とは異なり、ファンガイアの存在が世に認知され、ある種の共存が為されているが、イクサシステムも存在しているようだ。

また、ディケイド本編に登場するキバーラは最終回でキバの世界が消滅したときも存在していたのでこの世界の住民かは不明。

原典との差異

本作におけるファンガイアのキングは、サガではなくキバ/ワタルである(ただし正式な王位継承は行われていなかった模様)。

先代のキング=ビートルファンガイアは当時の掟に背いて人間の女性を愛した(原点とは人間とファンガイアが逆の関係になっている)。ワタルはその二人の間に生まれたハーフファンガイアである。

ファンガイアは影に隠れてコソコソ暮らしていた原典とは異なり普通に町中に溶け込んでいる。カップルも存在し、原典では禁忌とされていた人間との恋愛も可能な模様。

キャッスルドランは常時姿を発現させ、王家が両種族間で法を定めて統治している。

ライフエナジーに関しては、人間から生命に差し障りない程度の量を税金と共に徴収し、ファンガイアに配給するというシステムで解決されている。

しかし捕食本能を抑えきれず人間を襲うファンガイアもおり、それらは処罰の対象として裁判などを行わず即処刑の対象となる。(ただし、勘違いから無実のファンガイアを殺した士は一切裁かれておらず、ファンガイアはあくまでマイノリティであることが窺える)

また、アームズモンスターチェックメイトフォーなどによって組織される親衛隊が存在しており、王の護衛や上記のような法を破るファンガイアに対する粛清の役目を担う。

『ディケイド』終盤では世界の統合により世界自体が崩壊する危機に陥り、ファンガイアと人間が手を組んでブレイドの世界との抗争を開始した。

小説版におけるキバの世界

描写無し。

小説版におけるキバは、キバフォームが長いマントをはためかせた姿で登場している。

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