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ONEPIECE

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わんぴーす

『ONE PIECE』(ワンピース)とは尾田栄一郎による日本の少年漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1997年34号より連載中。略称は「ワンピ」。

飛び出せ!!大っきなあの海へ!!

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また単行本には本編の他にもQ&Aコーナーがあり、その内容を正式発売日前に拡散するのは本誌の場合と同様に厳禁です。

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概要

作品名ONE PIECE
ジャンル少年漫画・海賊・冒険・ファンタジー・バトル
作者尾田栄一郎(愛称・尾田っち
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
初連載号1997年34号(7月22日発売) - 連載中
巻数既刊110巻(2024年11月現在)

海賊となった少年モンキー・D・ルフィを主人公とする〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟を巡る海洋冒険ロマン。

略称は「ワンピ」。

冒険・仲間達との友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語となっている反面、深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーとなっており、戦争権力領土問題、宗教問題、差別問題(民族浄化ジェノサイドとも)など様々な社会問題風刺する内容も織り交ぜている。

作中で敵味方共に滅多に死者が発生しない不殺主義の漫画としても知られる(回想内の事件などを除く)。過去に登場したキャラクターが、数百話後に重要なポジションを与えられて再登場を遂げたりする例もある。

また、死亡するキャラクターの多くはその命が尽きる一瞬まで信念を貫き通し、笑顔を浮かべながら壮絶な最期を遂げるケースが多い。その圧倒的な存在感は視聴者の心に強く印象付けられ、死亡して久しいキャラクターが人気投票などで上位に食い込んでくる例も珍しくない。

ただし第2部以降はこの法則が当てはまらず、現在進行形の時系列で登場人物がはっきりと「死亡」するケースも増えて来ており、なかにはコアな人気を持つ脇役が特にドラマも無いまま呆気なく死んだ事が判明する事があるなど、ある意味では非常に緊張感のある作風と言えるかもしれない。

あらすじ

歴史上でただ一人〝偉大なる航路(グランドライン)〟を制覇した、

〝海賊王〟ゴール・D・ロジャー(通称:ゴールド・ロジャー)

富、名声、力の全てを手に入れたという彼が、処刑直前に放った一言が、世界をゆるがせた。

おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやる 探せ! この世の全てをそこに置いてきた

その言葉は大きなうねりを生み、多くの猛者たちを海へと駆り立てた。

〝海賊王〟が残した〝ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)〟をめぐり、

ある者は野望、ある者はロマンを求めて、海賊たちは信念の旗の下に戦い、名を上げていく。

波乱と冒険に満ちたそんな時代に、1人の少年が〝海賊王〟をめざして、大海原へ乗り出したーー!!

(公式サイト「作品概要」より引用)

主な用語

海賊王 海賊 海軍 世界政府 悪魔の実 覇気

偉大なる航路(グランドライン)

ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)

登場する武器に関してはこちらを、その他の用語はこちらを参照。

評価・売上・影響

原作は2021年1月4日発売のジャンプ本誌(5・6合併号)を以て1000話に到達し、同年9月にはコミックス第100巻が刊行され、現在もジャンプの看板漫画として連載され続けている(ちなみに同年にテレビアニメ版も放送1000話を迎えている)。2022年8月の時点で日本国内の累計発行部数は4億1000万部を、海外累計は1億部を、全世界累計発行部数は漫画作品として世界最高記録である5億1000万部を突破している。『ジャンプ』歴代連載の中では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(1976年から2016年まで連載)に次ぐ長期連載となっており(※)、現行連載陣の中では、最長である。日本国内における単行本売り上げは、7年・36巻時点で史上最速1億冊突破を達成し、60巻が国内出版史上最高となる初版発行部数340万部・初動週間売上209.4万部を記録、60巻発売と同時に累計発行部数2億部に到達し、72巻刊行時には3億部を突破した。98巻には漫画界唯一の4億部を突破した。66巻の週刊売り上げ部数が227万5000部、67巻の初版が日本の出版業界史上最高記録である405万部を記録している。海外では翻訳版が30カ国以上で販売されており、中でもフランスでは年間600万部を売り上げている。

2017年10月には「一人の作家が書いたコミック累計発行部数」4億3000万部を突破し、ギネス世界記録に認定された。

その意味では曾ての少年漫画の王者だったドラゴンボールを超えたと言える。

※厳密には『ジョジョの奇妙な冒険』が本作以上の連載期間及び単行本巻数であり、こち亀に次いでいるが、あちらは連載誌を月刊誌であるウルトラジャンプに移籍している事や各部で長期休載を行なっていること等から単純な比較は出来ない。

ここまでの人気が長く続いた要因としてはやはりそのストーリーにある。

20年以上の連載で初期から変化した要素こそあれど物語を狂わせる矛盾は無く、初期に張られた伏線が(現実時間で)10年以上経って回収される等長年に渡って深く練り込まれた壮大な世界観・秀逸な設定のストーリーが人気を保つ要因である。

また、各島のエピソードを見ても起承転結を組み込み、一本の物語として成立している(その際、本筋に繋がる重大な伏線を張ることも忘れない)。また、上記の通り様々な社会問題風刺する内容も織り交ぜており、それらの問題に対してその島だけの登場人物(言わばゲストキャラクター)の心境や掘り下げも描かれており、登場から10年以上経っても根強い人気を残したキャラクターも存在する(良く話題に挙がるのがワイパーパウリー等だろう)。

更にシリアスだけではなく、誌面全てを使って繰り広げられる能力を用いた戦闘シーンや各島でのそれぞれの暮らしや街並みに始まり、新聞の誌面に至るまで情報びっしりと描かれており、コマの中には隠しキャラクターが存在している事もある。また、ギャグシーンもかなり豊富であり、(流石に銀魂の様なメタネタに踏み込んではいないものの)各キャラクターの流れるようなボケとツッコミ、更に作者のセンスの良さが光るネタシーンも多い。

また、扉絵では「扉絵連載」という出番がなくなったキャラクターのその後が描かれたり、「扉絵リクエスト」という読者のアイデアやシチュエーションが載せられたりしているのだが、これも本編に繋がる要素がある(特に前者)ので、決して見逃せない要素である。特に扉絵は実質的に本編と扉絵で2つのストーリーを掲載しているという週刊連載では考えられない程の仕事量であり、この事からも作者の飛び抜けた技量が窺える。

単行本に関しても質問コーナーやイラスト紹介等を入れる事で、ジャンプメインで読み進めている読者も取り入れている。特に質問コーナー「SBS」では本編の裏設定だったり、キャラクターのプロフィール等が多く明かされている他、作者のおふざけもまた人気を博しており、中にはSBSを読む為だけに単行本を買っているという読者も一定数存在している。

こういった要素が長年人気を保つ理由と言える。

しかし長寿作品の宿命か、漫画は100巻以上、アニメは1000話以上という膨大な量は新規層が入ってきづらいという新たな問題が発生している。

この事は公式側も当然把握しており、近年は1巻から90巻まで無料公開するというある意味でONE PIECEだからこそできる滅茶苦茶な手段で新規層の取り込みを図っている。

メディアミックス

アニメ版

1999年から放送中。

詳しくは⇒こちらを参照

原作コミックス100巻&アニメ1000話放映記念作品で、アニメ×実写ドラマの全5編ショートドラマ。

アニメは全てこの作品用に新規描き下ろしで実写パートは別に原作の実写版という訳ではなく、原作ストーリーを下敷きにした現実のオリジナル人間ドラマで、ドラマストーリー及び登場人物は原作とは直接関係なく、原作キャラクターのポジションに登場人物を当て嵌めている。

尚、アニメのキャストは通常のアニメ版と同一であるが、ルフィ役の田中真弓のみ、実写パートにも登場する。

舞台版

2007年および2010年からほぼ毎年夏に開催されているアクション主体の舞台。

2015年に四代目市川猿之助主演で開催された。

2017年にキャラクター追加で再演。この時は猿之助の左腕骨折により二代目尾上右近を代役に迎えて公演した。

2023年開催(2024年に再演)。アラバスタ編を基にしたアイスショー

プロのフィギュアスケーターが『ONE PIECE』のキャラクターを演じる。

ルフィ役は宇野昌磨、ビビ役はその恋人である本田真凜が演じており、他に本田望結(ナミ)、織田信成(ウソップ)が出演している。

海外実写版

2023年配信。

詳しくは⇒こちらを参照

その他

2018年、求人サイトIndeed」とのコラボCMで海外版に先駆けて実写化。

麦わらの一味の再現度、特にチョッパーが本物のトナカイで出演したことが話題になった。

翌年にはカップヌードルのCM「HUNGRY DAYS」シリーズでコラボ(公式サイト)。

こちらは二次元ではあるが、キャラクターが高校生になって登場した。

2023年12月には、アメリカンフットボールのプロリーグ、NFLロサンゼルス・ラムズクリーブランド・ブラウンズ戦にてコラボレーション企画が開催される。NFLと日本の漫画とのコラボレーション企画は史上初となるが、日本からは「何故海賊をシンボルとするバイキングスバッカニアーズレイダースが絡まないのか」と疑問の声が挙がっている。

アイドルのとのAMVとしてコラボしている。(東映アニメーションが制作)

余談

NARUTOの最終話が掲載された2014年50号では、『ONE PIECE』の第766話『スマイル』の扉絵に作者・尾田栄一郎が、本作の連載終了を労う小ネタを仕込んでいる。

また、ドラゴンボールの最終話に話数が並んだ際は扉絵にトーンが貼られる等他の漫画作品に対するリスペクトが豊富。

関連動画

海外人気の一例

日本のサブカルが大人気のフランスなどでは、アニメの第1000話が特別上映されている。

コメント

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    注意事項 ウタと双子でそっくりな女の子が自由になるお話 ※思いついて指の動くまま書いたシリーズ ※キャラヘイトのつもりはありません ※REDのネタバレ注意 ※酷い妄想 ※誤字脱字注意 ※捏造しまくり注意 ※キャラ崩壊注意 ※色々と注意 ※主人公名前あり ※読むのは自己責任なので苦情等受け付けません。 ウタちゃんいると色々書きやすいですね。多分もう書かないですけど。 "歌姫の妹"は主人公暗かったですが今回は明るく前向きに考えられるようにしました。旅をしながら配信するの楽しそうですよね。 ※名前ですが被ってるのは見逃してください...。 ウタとオトって初めに名付けた人に感謝感激です。 こんなに双子ちゃんぽい名前これ以外ないと思ってます!!! 素敵な表紙はお借りしました! (https://www.pixiv.net/artworks/97758609) ▉以下読了後推奨▉ ※胸糞悪くなっても責任取りません。 ※全て自己責任でお読みください。 ※キャラヘイトのつもりはありません。 ※酷い妄想注意 ▶ホンゴウの独白 オトはウタの姿をしているがウタじゃない。性格もオトの方が少し大人しいし、背格好だってオトの方が細い。 あいつらはよくオトとウタを間違える。初めの頃はオトも笑っていたが最近の笑顔は苦しそうなものばかり。あんなに苦しそうに笑っているのに何故誰も気づかないのか。俺はそんなオトの顔を見たくなかった。だがオトの名前を呼ぶ度にあいつは驚いた顔をする。"なぜ分かったのか"と言わんばかりの顔で。 一度聞かれたことがあった。なぜ自分だと分かるのか。その時の顔は全てを諦めたような顔をしていて思わず肩を掴んでしまった。必死にウタとは違うオト自身のことを話せばぼろぼろと溢れてくる涙に俺は胸が苦しくなった。どうしたらこの子の心からの笑顔が見られるのかと何度悩んだことだろうか。 ▶ベックマンの独白 オトとウタは全然違う。それに気づかない仲間たちへのため息はもう数えるのを辞めた。何度教えても間違えるため自分自身で甘やかすことを決めた。 オトは島についてもあまり出たがることは無い。だからその分ウタがお土産を買う。オトはそれを嫌がることはなくむしろ嬉しそうだった。お揃いの服にお揃いの小物。嬉しいならそれでいいと思っていたが、ある時一緒に街へ出た時落ち着いた雰囲気の店を通りかかった。オトはその店をキラキラとした目で見ていたがウタと手を繋いでいたため入れなかった。だから俺はこっそりプレゼントを買った。 初めてオトにだけと言ってこっそり土産を渡すと、見たこともないような顔で喜ばれたのをよく覚えている。そのうち俺はオトの好きそうなものを探すのが街を降りてからの癖になっていた。 ─── ホンゴウはオトが自分に気づかずに走り去っていく姿に胸騒ぎがした。後から来たベックマンにそれを伝えれば眉間に皺を寄せた。走ってきた方向はこれから行こうと思っていた食堂。そこにはアイツらが揃っているはず。 嫌な予感がして先程まで話していたことを聞けば腸が煮えくり返るようなことを耳にした。 "ウタとオトがもう少し違ったらと話していた" ホンゴウは怒りを抑えられずにシャンクスの服を掴んだ。 「お頭なァ...俺はいい加減我慢の限界だ!!」 「っどうしたんだホンゴウ」 「落ち着けよお前!」 「うるせェ!!お前らにも言いてェことはあんだよ」 シャンクスと幹部たちはいつもと違う雰囲気を纏ったホンゴウに動きを止めた。ホンゴウの後ろにいるベックマンは今にも人を殺しそうなオーラでこちらを睨みつけている。 「ウタとオトがもう少し違ったらだと...?違うところだらけじゃねェか!!オトはウタと違って室内に居るのが好きだ!好きな色だって、好きなものだって何もかもが違う!」 「...っ」 「それに...いつもお前らの力になりたいって言って俺の部屋で医学書読みまくってんだぞ!!」 ホンゴウの言葉にその場がしんっと静まり返る。ベックマンも続くように言葉を話した。 「あいつがお前らに間違えられた時の顔をちゃんと見た事あるか?」 「...え」 「下手くそな笑い方してんのに気づかねェのか」 分からなかったという顔をした者だらけでベックマンは苛立ちが抑えられず、近くにあった椅子を蹴ってしまう。 「っクソ...」 「お前ら、一度オトと話した時の顔全部思い出しとけ...」 そう言って二人は部屋を出て行った。 ─── エレジアに着いてからオトの傍を離れなかった二人。それはまるで姫を護るナイトのようだった。 ─── トットムジカを倒してから直ぐに海軍の船が接近している報告を受け、ベックマンは急いで出航準備をしていた。ホンゴウはゴードンを治療した後救急箱を片付けて船へと足を向けた。オトは連れて帰る、シャンクスはそう言っていたため先に船へ向かった。 ─── 「ベック、一緒にオトの様子見に行かねェか?」 「ああ」 部屋をノックしても返事が返ってこないためまだ寝ているのだろうと思い入る。体調を見ようとした時だった。何か違うと本能が言った。信じたくない言葉を先に発したのはベックマンだった。 「ウタ...か?」 「...いや、お頭は確かにオトを...そのブローチ」 「オトが付けてたやつだな...まさか」 「オトが取り替えたのか...」 二人はそれぞれ壁にズルズルと座り込んだり目頭を抑えた。ウタに罪は無い。オトじゃなかったからと荒れるのはあいつらと同じことをすることになる。これを望んだのはオトなのだ。誰も悪くは無い。そう考えるようにするしか、胸の中にあるなにかを抑えることは出来なかった。 ─── 本当はウタが荒れるお話も書きたかったですが力尽きました。
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