「屈せず、気高く、たくましく! それが『姫たる者』ですわ!」
カワカミプリンセス(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「カワカミプリンセス」をモチーフとするウマ娘である。 CV:高橋花林
誕生日:6月5日 身長:154cm 体重:増減なし(に決まってるでしょ!)
スリーサイズ:B91/W57/H87庶民からプリンセスを目指すおてんば少女。
手に余る元気娘だったが、とあるアニメから『王子様と手を取り、戦うお姫様』という前向きな将来像を得る。以来、プリンセス道を邁進しながら、自分にとっての王子様と出会う日を夢見ている。
キングヘイローを師と慕う。
プリンセスになることを夢見ている、地方からやってきたウマ娘。堅実な性格だが根はかなりのロマンチスト。自分のもとに王子様がやってくる日をずっと待っている。トゥインクル・シリーズを目指す理由も、王子様に見つけてもらうためらしい……?
(リニューアル前)
気高いプリンセスを目指しているウマ娘。王子様に守られるおしとやかなお姫様を理想としているが、庶民的で肝っ玉が強く豪快な素顔が見え隠れしている。同室はシーキングザパール。
「うまよん」では丸めた雑誌でGを撃退するという豪胆すぎるムーブで鮮烈にデビューを飾った。でぇい!!
髪の色は毛先にいくにつれて茶褐色からピンク髪になるグラデーションカラーになっている。
勝負服は体の線が出たワンピースだったが、ゲーム実装時にはデザインが変更。黒&ピンクのワンピーススカートに上着を羽織る姿から、ピンク&白のフリル多めのドレススタイルとなり、大まかな方向性は同じだがイメージは大分変わっている。
元ネタとなる三石川上牧場の勝負服は「ピンクに緑の菱形模様」で、菱形部分を宝石や輝きというプリンセスっぽいデザインに見立てているのは原案・現行版の両方に共通する。
なお、キングヘイローの勝負服と呼応したパーツがあり、キングが襟付きシャツで胸元を隠す・半袖ジャケット・長手袋・パンプスに対し、カワカミは襟なしで胸元出し・ノースリーブドレス・アームカバー・ブーツ。互いにキングは腰ベルト、カワカミは腰リボンの紐にイニシャルを入れているなど、史実親子を思わせる意匠となっている。
固有スキルの変身バンクっぽい演出やイベント「完成!究極フォーム!」などからも後述する「プリファイ」の主人公を意識したものと思われる。そこまでやるのは同期の別の馬の専売特許じゃないのか。
後述する元ネタでの暴れ馬っぷりは健在で幼い頃は「キョーボーウマ娘」、「猛娘(もうむすめ)注意」と呼ばれ両親も手がつけられない程であり、前述の「おしとやかなお姫様が理想」という要素はいつの間にか薄まり、現在の設定ではアクティブな正義のお姫様像にインスピレーションを受けてそちらを理想にし、何でもパワーで解決する脳筋お姫様として活躍している。ただし誰もが手こずるスイープトウショウとは異なり、正義感が強く思い立ったら一直線的な心優しき大暴れキャラ。それ故に心無い一言を引きずって迷走し、調子を崩すこともある。
ステータス(☆3) | |||||||||||||||||||
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スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | |||||||||||||||
100 | 71 | 107 | 82 | 90 | |||||||||||||||
バ場適性 | |||||||||||||||||||
芝 | ダート | ||||||||||||||||||
A | G | ||||||||||||||||||
距離適性 | |||||||||||||||||||
短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||||||||||||||||
D | B | A | F | ||||||||||||||||
脚質適性 | |||||||||||||||||||
逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||||||||||||||||
G | C | A | D | ||||||||||||||||
成長率 | |||||||||||||||||||
固有スキル『姫たるもの、勝利をこの手に』 | |||||||||||||||||||
最終直線を走行中に中団で競り合うと 可憐にぶっ飛ばして速度を上げる |
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ウマ娘テンプレートボックス |
2021年10月11日に☆3で実装。この時点でレースではアオハル杯のみでの登場で勝負服実装なし、同月のチャンピオンズミーティングも菊花賞であり全然関係ない(長距離ウマですらない)というところからの実装という不意打ちであった。しかし秋華賞馬なので、そちらに合わせたと考えれば妥当な人選である。
先に登場したアオハル杯では距離適性がCDADと全く異なっていた。アオハル杯以降かつカワカミ以前に実装されたヒシアケボノやアグネスデジタルはそのままであり、異なるのは初。アオハル版と比べると、継承補正なしでも育成中にマイルが使える一方、補正しても長距離への対応が困難になっている。
シナリオでは概ね史実の流れをなぞる中、運命の分かれ道となったクラシック級のエリザベス女王杯は「その前後に心無い一言を耳にし、心が揺らいだ所に以前トレーナーが隠していた中傷メールを勘違いから覗き見てしまったのがトドメとなり、自身のプリンセス像を見失い急激に落ち込んでしまう」という形で表現され、そこから立ち直り、彼女の望むプリンセスの理想を実現する物語となっている。
他ウマ娘の育成では新人であるにも関わらず、完璧な立ち回りでウマ娘を俯瞰し導いて来たトレーナーが、中傷メールを読んでいるところをカワカミに見られてとっさに隠してしまったり、そういった声への対処を先送りにしていたりと新人らしいミスを犯す珍しいケース。台詞や心中にも迷いが伺え、彼女と共にトレーナー自身も成長が見えるシナリオになっている。
実装以前の出番を踏まえたうえでこんなシリアスな話になると思った人はどれだけいるだろうか。
性能としては、前述の通りマイル適性は初期でも実用圏内なので、史実では間に合わなかった桜花賞にも出てトリプルティアラの戴冠を目指すのもまた一興。固有スキルの条件は短い距離の方が適しているのでマイル路線を重点的に目指すのも悪くはない。
また、キングヘイローが父親もといキングの背中を見せんとばかりに時系列無視で出走する高松宮記念に出走すると隠しイベントがある。初期の適性Dで勝つのはさすがに厳しいが、継承で強化して勝ちにいってみるのもいいだろう。
さらに、阪神ジュベナイルフィリーズ・桜花賞・オークス・秋華賞・クラシック級エリザベス女王杯・ヴィクトリアマイル・シニア級エリザベス女王杯の全てに勝利すると別の隠しイベントが発生する。オークス以降は全て育成目標となっている上、阪神JFと桜花賞もどのみちファン数確保のために出ておきたいところなので、イベントのために過剰出走する必要がなく挑戦しやすい。適性Bで3戦するマイルG1と時期的にスタミナ不足になりがちなオークスを取りこぼしやすいため、継承で軽く補強すると安定する。
余談だが、史実の父・キングヘイローとはパワーと根性の値を入れ替えた成長率となっている。
固有スキルの性能は、初期組に多かったような競り合い条件。というか、「最終直線で」「ぶっ飛ばす」は史実的にまずいのでは……。短めの距離帯に適する点での差別化を図りたいところか。特に育成だと競り合い以前に順位条件が満たせなくなることが多かったが、1周年バランス調整では順位条件が削除された。競り合い部分は変わっていないので、対人的にはレアスキルの「ノンストップガール」が大幅強化された点の方が本命かもしれない。
固有二つ名「おませな姫君」の取得条件は「育成で高松宮記念を勝利した継承ウマ娘から想いを継承し、無敗でオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を勝利する」。
継承ウマ娘の条件は言わずもがな、史実で父のキングヘイローがモチーフだろう。運命を狂わせてしまったエリザベス女王杯の降着という史実を乗り越え、幻と消えた変則三冠を実現してあげよう。
最初の目立った出番は、初期実装であるキングヘイローのサポートSR[一流プランニング]のサポートイベント。
本イベント内において、ただお姫様に憧れて王子様を待つだけで受動的に完結するのではなく『王子様の相手にふさわしい立派なプリンセスに成長する』と能動的な目的を持ってトレセン学園に来た経緯が説明された。
その過程でガチお嬢様のキングヘイローに師事し、今日もプリンセス目指して日々鍛錬中。
……が、学園でウマ娘として日々トレーニングをしたことで肉体がどんどんムキムキマッチョになってきており、こんなガチガチ筋肉では王子様に嫌われるのでは!? と危惧している(直後にキングから叱咤激励されたことで前向きになり150kgのバーベルを持ち上げていた)
また、キングヘイローの育成シナリオにもたびたび登場し、キングの諦めない姿を応援している。
その後、2021年5月28日にサポート恒常RおよびサポートSSR[花嫁たるもの!!]が実装。同日から開催の期間限定イベント「花咲く乙女のJunePride」でもメインキャラとして登場し、ここでようやく彼女の詳細な性格およびプリンセス観が発覚。
「知恵と勇気。そして"剛腕"があれば!」
「私がブチのめして差し上げますわ!」
「王子様はとっ捕まえてナンボですわね!」
等の力こそパワーを地で行くハイパー筋力系お嬢様っぷり。さながらウマ娘版アリーナ姫。どうやら上記のSRサポートイベントで吹っ切れて徹底的に鍛える方向で決めたらしい。!マーク使用頻度が高すぎる。
イベント中も「どっせぇぇぇい!!!」「でぇぇぇぇぇいっ!!」[1]「ちぇすとぉぉぉーっ!!」と大体気合入れて叫んでは拳を振り下ろしている。「ぶっとばしますわよ!」なんてボイスまである始末。
これからも素晴らしいプリンセスを目指して、彼女は限界まで筋肉を鍛え続けることだろう。
その鍛えすぎのパワーはよく暴走し施設や備品を壊してしまっている。ある時はペンを握力で握りつぶし、ある時はドアノブを回しすぎてドア自体を破壊し、ある時はオーブントースターを手刀のみで両断し、ある時は校舎の壁に蹴りで大穴を穿つ。
副会長エアグルーヴの悩みのタネの一つになっている。カ~ワ~カ~ミ~!
ほかにウオッカやスマートファルコンの育成イベントにもチョイ役で出演。なおトレーナーノートによると中等部所属で、ウオッカからは「カワカミ先輩」と呼ばれ、キングの夏合宿イベントではトレーナーから「かわいい後輩じゃないか」と言われてキングが「後輩じゃない」と否定しているため、おそらくキングと同学年と思われる。
姫たるものっ! 華麗に、優雅に、勇ましく!
爆走猛姫☆プリンセスファイター!!
夢見る心は止まれないっ!
毎週日曜朝に放送されている、女児向けテレビアニメシリーズ。上記キャッチフレーズの通り、正式名称は『爆走猛姫☆プリンセスファイター』。お姫様でありながら、闇から生まれたダークウマ娘と『正々堂々レースで戦う』ウマ娘の戦士の物語。王子様もとい「伝説のトレーナー」との強い絆によって、強大な力が主人公にもたらされる。
カワカミプリンセスが敬愛しているほか、ダイワスカーレットらも小さい頃に見ていたらしい。
中でも『初代』あるいは『無印プリファイ』と呼ばれる作品はファンの間でも金字塔として愛されているらしく、テレビシリーズではダークウマ娘のリーダーであるダークプリンセスと戦いを繰り広げる。特に最終回後の時系列を描いた劇場版は宇宙を舞台にしており、上映から何年も経った今でも不朽の名作と名高いようだ。
主人公の名前はシャイニープリンセス、マスコットは執事犬のセバスチャンだとか。
その人気の高さからか、現在までフォーマットを踏襲したシリーズが作られ続けている。カワカミが挙げた主なものは、『プリファイ☆リターンズ』『プリファイ☆'s【スターズ】』『プリファイvs闇プリファイ』『フラっと♭プリファイ』『シュガらぶ♪プリファイ』など。最新作は『マ・マ・ママッスル!プリファイ』らしい。
劇場版も定期的に制作されており、中にはそれまでのプリファイが肩を並べるオールスター作品や、キャロットマンとのコラボ映画もある。変身アイテム「プリファイフォン」からプリファイ仕様のクリスマスケーキまで、商品展開も幅広い様子。
デビューから3ヶ月足らずで優駿牝馬(オークス)を制したキングヘイローの代表産駒。気性が荒く、馬房の側に「猛犬馬に注意」の札が下げられたエピソードでも知られる。
2003年生まれの牝馬。父キングヘイロー、母タカノセクレタリー、母父Seattle Slew。父はヨーロッパとアメリカの一流馬を両親に持つ超良血、母は未勝利馬ながら父と母父Secretariatが共にアメリカ三冠馬とこちらも良血であり、繁殖牝馬として帰ってきてもらうため、生産者の三石川上牧場が馬主となって競走馬デビューさせた。
遅生まれなのもあって3歳の2月と遅いデビューとなるもそこから3連勝を飾り、優駿牝馬(オークス)に滑り込んだ彼女は後にアーモンドアイを産むフサイチパンドラを抑え、無敗の4連勝でG1を初制覇する。無敗のオークス馬はミスオンワード以来49年ぶり、馬主・生産者の三石川上牧場にとっても、キングヘイロー産駒としてもG1初勝利、デビューから85日での制覇は1984年のグレード制施行以降最短記録と記録づくめの勝利となった。
秋は秋華賞に直行して勝利し、連勝を5に伸ばして無敗の二冠牝馬となる。
そして古馬との初対戦となるエリザベス女王杯、前年覇者スイープトウショウを差し置いて1番人気となった彼女は1位で入線し、ファインモーションに続く無敗の古馬G1制覇、そして無敗の変則牝馬三冠となったかに思われたが、ヤマニンシュクルに対する進路妨害が認められ、鞍上の本田優騎手の懇願も実らず12着に降着となった。
なお、斜行を受けて体勢を崩したヤマニンシュクルは故障・競走能力喪失とレース後に診断され(牝馬なら大抵引退する5歳とはいえ)引退となっており、勝ったフサイチパンドラも素直に喜べない繰り上げ1着という結果も含めて様々な意味で後味の悪い1戦となってしまった。
以降は体調不良と骨折で4歳シーズンを2戦で終えるなど不運もあり、5歳時のエリザベス女王杯では2年前の落とし物を取り戻すべく2着に入るなど健闘はしつつも代わりに、ポルトフィーノが武豊というとんでもない落とし物を残してしまったが、秋華賞以来の勝利を勝ち取ることはなく、6歳時のエリザベス女王杯を最後に引退。
引退後は故郷で繁殖入り。目立った活躍馬こそ無いが、6頭の牝馬を送り出して血統を繋いでいる。
詳細は当該記事へ→カワカミプリンセス
史実で記した通り、2006年エリザベス女王杯で進路妨害による降着を起こしているが、ウマ娘化された競走馬ではスーパークリークが1988年有馬記念にて進路妨害で失格処分、メジロマックイーンが降着制度初年度の1991年天皇賞(秋)にて12着降着処分を受けた事例が有名どころである。
その他の実例や制度の歴史など、簡単なゆっくり解説動画があるので、参考にして欲しい。
ポストを読み込み中ですツイートがされた当年の第80回優駿牝馬(オークス)で、ラヴズオンリーユーがカワカミプリンセス以来13年ぶりとなる無敗制覇を達成した
https://twitter.com/uma_musu/status/1129944793482649601
掲示板
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最終更新:2025/01/25(土) 16:00
最終更新:2025/01/25(土) 15:00
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