青龍(せいりゅう)とは、中国の伝説上の生物で四神の一つ。青色の龍。
中国で朱雀・玄武・白虎と共に四神の一つとされる神聖な龍。姿は鹿の角、馬の首、蛇の尾、魚の鱗をもつ龍で、青い色をしている(厳密には緑ともされる)。但し、古い壺などでは頭が白や黄色に描かれたものも存在する。蒼龍とも言う。
五行説では木に対応し、東方を守護し、春の季節を司るとされる。また臓器では肝臓、食物では酸っぱいもの、環境では川、人生では青春に対応する。
古代中国の天文学では二十八宿のうち東方七宿に対応する。八卦では震で、青龍は長男の守り神として扱われることもある。四神の中では力は強大とも言われ、組織のトップになるなど正しい使い方をすれば良いが、引きこもりなどで力を余らせれば悪しき力にも転じやすい。
また道教では東西南北の海に君臨する四海龍王のひとり、東海龍王「敖光(ごうこう、敖広とも)」と呼ばれる。
小説『三国志演義』等に登場する青龍偃月刀の名称や、幕末に会津藩で組織された「青龍隊」などはこの青龍に因む。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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