西原理恵子 単語

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サイバラリエコ

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西原理恵子とは、下手な絵をウリにしている漫画家である。

概要

しゅちょう一男一女ので、元夫は戦場カメラマン鴨志田アル中が原因で一時は離婚したが、いろいろとあって事実婚という形でやり直そうとした矢先に鴨志田に先立たれる。

すでに武器としているその下手な絵で、ギャンブル謀な企画に挑むな芸と叙情的な描写、両方を行き来する二面性を持つ。作品ではカンボジア地雷原を歩いてみたり、原子力艇に入ってみたりと体をった体験談やギャンブルネタで笑いを取る。叙情的な一面においてはNHK連続テレビ小説ファイト」の挿絵を担当したり、『いけちゃんとぼく』、『女の子ものがたり』、『パーマネント野ばら』が映画化するなど、高い評価を得ている。かつて組んでいた山崎一夫は「彼女がその気になれば、すぐにでも童話作家になれる」と評価している。しかし、共著となると、もう一人の著者を底的にいじり倒す。たとえ苦手な人でも容赦しない。喪が明けてからは叙情的な作品を生み出す一方で、自由ギャグ作品を生み続けている。子供ができてからは自身の子育てエピソードを描いた『毎日かあさん』連載を毎日新聞刊にて開始、自身にとっては大きなヒット作となった(しかもアニメ化実写映画かも実現)。なお、コレまで実写化された作品で西原役を演じたのは山田優小泉今日子の二名。そこ、美化しすぎとか言わない!!

信じられないかもしれないが、あの作手塚治虫文化賞短編賞など、文化人には評価されているため、業界では「文化人受けする漫画家」「文化人受けする」といった特殊で安全なポジションにいる。もちろん、自身はそれを自覚している。ゆえに、結構冷静に周りを見ているようで、かつて同じ路線と言われていた倉田由美については「あなたが進んでいるの先に、私はいない」という意味のアドバイスをしている(事実、その通りだったわけだが)。

なお、独特の色彩アシスタントの麓(通称あいちゃん)によるものが多い。

過去トレス絵を商業作品として提出していたことがある。が、も気づいてくれなかった。それはそれで寂しい。

人生画力対決

以前から絵が下手だと言われていた彼女だが、自分以外にも画伯がいるはずと始めたのが、(に著名な)漫画家に対して人生画力対決という名のケンカ企画である。栄えある第一回ゲストしりあがり寿という、明らかに泥仕合としか思えない組み合わせであった。以後もちばてつやのいい人ぶりを利用したり、やなせたかし高知漫画界の悲しい自浄を吐露したりと、その場ならではのエピソードを披露、現在では新宿ロフトプラスワンを中心に開催される人気イベントとなっている。絵が上手い漫画家相手なら下手さをアピールできるので、ある意味おいしい企画なのだが、あまりに残念画力だと互いに容赦ないツッコミされる危険も。ただし、カイジアカギで有名な福本伸行には(ネタ的な意味で)敗北画力が上がってしまったのか難すぎる絵を描いたことと、おいしい所を全部掻っ攫った福本画伯絵に負けを認めざるを得なかった。

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