加賀地方中央部に位置する都市。といっても、平成の大合併で2005年に旧能美郡の寺井町、辰口町、根上町が合併した市でそれほど「都市」「街中」といえる市ではなく、どちらかというと田舎に位置する市である。人口約50,000人。2015年2月に能美市発足10周年を迎えた。
2012年4月末まで分庁方式を執っていたが、現在は辰口庁舎を本庁舎として一本化している。
2017年2月の選挙により現在の市長は井出敏郎氏(旧県議)
庁舎一覧
手取川のほとりに位置し、沿岸部は工業地帯、中心部は農業地帯、南東部は丘陵地帯とバラエティに富んでいる。沿岸部分の際に北陸自動車道が通り2018年3月に能美根上スマートICが運用開始した
北陸自動車道よりやや内陸にIRいしかわ鉄道が通り、寺井駅能美根上駅がある。寺井駅は2015年3月14日に「能美根上駅」に改称された。
また、かつては北陸鉄道能美線が鶴来駅より通っていたが、1980年に全線廃止。路線跡地はサイクリングロード、歩道などに転用されている。
中央部には国道8号(金沢西バイパス、小松バイパス)が通り、北陸地方の大動脈として担っている。また、旧辰口町内にはもう一つの大動脈である加賀産業開発道路(石川県道22号金沢小松線)が通る。
手取川ほとりに位置するため、水田が多く、石川県産の米が盛んに作られおり、隣接する白山市、川北町と並んで県内米産地の1つに数えられている。
同じく、手取川の伏流水を利用して多くの工業製品が作られており、北陸工業地域の一部を担っている。中でも県内大手の小松精練は能美市に本社事業所を置いている。また、東レや日本ガイシ、加賀東芝エレクトロニクスなど、全国大手企業の支社工場やグループ企業の工場が数多く分布している。
なお、かつては名古屋に本社を置く大手陶器・セラミック部品メーカーのノリタケカンパニーリミテドの工場があったが、2008年に閉鎖され撤退している。跡地は一部が宅地化、道路事業化しているが、まだ7割ほどは未だに更地のままになっている。
旧寺井町地区は、かつては九谷焼の一大産地で江戸時代にはたくさんの陶器が作られた。現在でも隆盛期よりは劣るが、陶芸家と窯元が実在し、インテリアとして生産、取引されている。なお、なんでも鑑定団などに登場する「九谷焼」は江戸時代~幕末までに作られた「古九谷」で、珍しいものや人気が高く手に入りにくいものには100万円規模で高値で取引されている。一般的にイメージされる九谷焼はこちらであり、現在生産されている九谷焼は「新九谷」で、こちらは明治時代以降に生産されたものを指す。
もともと観光材料に恵まれた3町が合併したため、市内いたるところに観光スポットがある。
掲示板
1 ななしのよっしん
2017/11/14(火) 21:06:13 ID: A5TBK369C7
初能美市民です
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最終更新:2024/12/23(月) 22:00
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