望月あざみとは (モチヅキアザミとは) [単語記事]

望月あざみとは、PS4用ゲーム『新サクラ大戦』に登場するキャラクターである。

キャラクターデザインは久保帯人が担当。
ゲーム及びテレビアニメの声優は山村響。舞台版では寒竹優衣が演じている。

概要

**プロフィール**
誕生日	5月15日
年齢	13歳
出身地	日本・長野
身長・体重	132 cm32kg
星座	おうし座
血液型	O型
好きなもの	お菓子全般ゲキゾウくん乗り物
嫌いなもの	里の掟を破る行動ピーマン
趣味・特技	絵日記を書く忍術

攻略対象となるヒロインの1人。「帝国華撃団・花組」隊員。

望月流忍者という忍一族の末裔で、幼くして武芸、戦術、武器の取り扱いなどに天才的な才能を持つ。忍の村の棟梁である望月八丹斎により、両親に代わって物心がつく前から厳しく育てられている。忍者として育てられる過程において忍の里に古く伝わる「108の掟」を伝えられており、掟を守ることを大切にしている。和菓子、特にお饅頭が好物なようで、「御菓子処みかづき」の常連。あやうくおやつで買収されそうになり里の掟79条を破りかけてしまうことも。

一人称は「あざみ」。黒髪のショートカットでアホ毛が複数ある。忍者のはずだが、なぜか薄黄色のエプロンドレスを着用。袖口には大きめのフリルが施されており、手元が隠れるようになっている。そのため、武器の苦無を手元に隠せるようになっている。首元から足元にかけては鎖帷子を着用しており、育ちから無意識に足音を立てずに歩いてしまうため、音の鳴りやすい分厚く重い黄色のぽっくり下駄を履いている。

さくらよりも前から花組に所属しているが、1話のときは別の任務で不在のため登場するのは第2話からとなる。神山との初対面は、神山がからくり人形のゲキゾウくんに変身していたときであり、あざみ本人は新しい隊長と認識していなかった。

任務を遂行することに責任感を持ち、普段から帝劇の見回りを率先しておこない、怪しいと認識した者に対しては苦無を向けて威嚇するなど忍者らしい行動を見せる反面、おやつにつられそうになったり、ゲキゾウくんに興味津々になるなど年相応の少女としての一面も垣間見られる。部屋は和式になっており、忍術の修業ができるように的当ての板や切り株が置いてある。幼い頃から忍者の修業を積んでいることもあって身体能力は人並み外れており、縄抜けや鍵開けも得意。

幼い頃、親に捨てられたという過去があり、村であざみを見つけた八丹斎が育ての親となっている。八丹斎からは、「両親は忍者の里の掟で長い任務に出かけている」と告げられているが、これは生きる希望を失いそうになっていたあざみに強い目標を持たせるために忍者として育てる優しい嘘である。帝国華撃団に入隊後は、八丹斎から日記を書くように命じられており、それを毎週帝都に赴いて八丹斎が確認することになっている。

アクション紹介

バトルパートでは、黄色にカラーリングされた「霊子戦闘機・無限（望月あざみ機）」に搭乗して戦う。巨大な手甲が特徴的な機体で、肉弾戦を得意とする。パンチ、キックといった攻撃を数多に繰り出し、忍者らしく地上だけでなく、空中でも縦横無尽に戦場を駆け抜ける。
忍者というだけあって移動スピードと攻撃スピードに秀でている。攻撃後の隙も少ないため、ジャスト回避も狙いやすい。一方、攻撃範囲の狭さが弱点で集団戦闘では使いづらく、ボス戦のほうが活躍しやすい。

必殺攻撃は無数の手裏剣を放ち、周囲の敵を一掃する「望月流忍法・無双手裏剣」。使用時の口上は「望月流忍法･･････奥義！」。
攻撃範囲が広く、周囲の敵を瞬殺できるため、雑魚敵を殲滅させるのには有効だが、ボス戦になると火力不足を痛感させられる。

合体攻撃は、「２人の望月流奥義」。演出では、あざみが分身の術をすると、本物は誰だと聞かれた神山までもがなぜか分身の術をやってのける。さらには、百人分身したままで神山があざみをお姫様抱っこするというもはや何なのかよく分からないことになっている。

テレビアニメ版での活躍

莫斯科華撃団壊滅で1人生き残ったクラーラについて不信感を持ち、帝劇最大の危機と懸念して大場こまちに調査を依頼し、自らもクラーラの身辺を調査しようとする。そこで、目が赤く光り枯れていた千年桜を蘇らせたクラーラの不思議な力を目の当たりにし、クラリスの協力を得てクラーラを尾行して正体を探ろうとするが････。