小浜線とは (オバマセンとは) [単語記事]

概要

北陸本線敦賀駅から小浜駅を経て舞鶴線東舞鶴駅へ至る路線で、当初は「敦鶴線」と呼ばれていた。全線電化。
北陸地方と山陰地方を結ぶ路線としてかつては「わかさ」や「大社・エメラルド」といった優等列車も走っていた。電化後の一時期「わかさ」の代替で「まいづる」が小浜駅まで乗り入れていたが、現在定期優等列車の設定はない。なお、2024年 10月～12月には城崎温泉駅発着・京都丹後鉄道経由の観光列車「はなあかり」が乗り入れ、特急型車両が久々に線内で運行される。
一方、「かにカニ日帰りエクスプレス」で設定される若狭高浜駅発着プランでは小浜線内（東舞鶴駅～若狭高浜駅）は優等列車がないため普通列車を利用する形となる。

かねてから上中駅と湖西線近江今津駅を結ぶ路線（若江線）が計画されており、1937年から「鉄道が開通するまでの暫定措置」としてバスが走っているが、未だに実現していない。長らく実現させるための取り組みが関係自治体で行われてたが、北陸新幹線のルート確定によりそちらに移行する形で終了した。

2003年に電化されてからは125系が使用されており、2009年からは1年間は521系も使用された。

北陸新幹線の敦賀駅以西のルートが小浜市の東小浜駅付近を経由する「小浜・京都ルート」となったため、東小浜駅～敦賀駅間が並行在来線にあたるかどうかが今後の争点となる。なお、小浜線は在来線特急である「サンダーバード」が走行する区間からは外れており、小浜市はホームページ上で、小浜線は北陸新幹線と競合しないため、並行在来線にはあたらないとしている。