中元とは、
を指す。当記事では1・2について述べる(読みは「ちゅうげん」)。
もとは道教の行事の1つ。上元(1月15日)・下元(10月15日)もあり、その間にあることから中元と呼ぶ。「地官大帝」の誕生日とされ、様々な罪が赦される日とされている。地官大帝は地獄の帝でもあるので、死者の罪も赦される。
これが中国で死者の霊を供養する仏教の盂蘭盆会と習合し、さらに日本にも伝わった(いわゆる「お盆」の行事)。さらに、親戚でお供え物をやり取りする風習が生まれ、現在のお世話になった人同士で贈答品を送る風習へと派生していった。贈り物について指す場合は、日常的には「お中元」と呼ばれることも多い。
中元を贈る時期は東日本の場合は旧暦をそのまま当てはめたため7月上旬、西日本の場合は新暦として置き換えたため7月下旬~8月上旬が多い。一般に多少の遅れはあまり気にされない。現在贈られるものは加工食品や調味料などの日持ちする食べ物が中心である。
ただし近年では贈らない人も増えてきており、お中元の文化・市場は徐々に縮小しつつある。
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最終更新:2024/12/26(木) 15:00
最終更新:2024/12/26(木) 14:00
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