ワルイージ 単語

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ワルイージ

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ワルイージとは、マリオシリーズの登場キャラクターである。
チャールズ・マーティネー

概要

ワルイージ

マリオテニス64』にて初登場。プレイヤーキャラクター選考において、「テニスゲームを作りたいのに人キャラが少なくてプレイアブルキャラが不足している」という問題を解消する為、任天堂宮本茂との相談を経て開発キャメロットが新しく制作したのが始まり。
キャラクターコンセプトルイージ偽者及びワリオ相方。細身で長身、着衣は紫色で人相が悪い。ワリオ兄弟と間違われることもあるが血縁関係はなく、言ってみればただのパチモン繋がりでしかない。
帽子文字も“ L ”を反転させた“ Γ ”になっている(ギリシャ文字のンマっぽい文字だが、Lを反転させただけで特に意味は無)。
パーティ系のゲームではワリオとペアで活動する事が多く、レギュラーキャラ扱いとなっている。

いきなり出てきた違和感を解消するため、マリオテニス64公式サイトでは「マリオブラザーズの活躍を見て、ナニクソだって!と下積みを続け、マリオブラザーズに対抗するために下積み時代を経て力をつけてきた苦労人」という設定がついた。
ワルイージがデビューした当時のマリオファミリーからはその努力のほどを認められており、それでいてどこか間の抜けたワルイージにたいしては好印を得たとのこと。ルイージ偽物だが、ルイージと絡む機会は少ない。
ルイージはそもそもワルイージの対抗心を気にしておらず、当のワルイージはルイージ個人よりもマリオブラザーズに対するライバル心を燃やしているようである。

マリオパーティマリオカートシリーズといったツボは抑えているため、(任天堂マリオシリーズに通じる人を中心に)マリオファミリーの一員としての認知度は高い。しかしその割に、全体でみると登場作は限られており、スーパーマリオシリーズ(マリオ本編)には登場しておらず、前述のスポーツパーティカートゲーム以外での出番・役の座は与えられていない。また、ライバル役であるルイージマンションシリーズ相方役であるワリオシリーズにも登場していない。

な見方をすれば、当初の想定通り「人数合わせ」の役割を黙々とこなす、人相の割にマメな人柄であるともいえる。

しかし『マリオパーティアドバンス』ではワリオデイジーヨッシーを差し置いて出演したり『Dance Dance Revolution with MARIO』では単独で悪事を行うなど、年を重ねるごとにキャラが立ってきている一面も見られる。

得意技は細長い体を活かしたビールマンスピンとスイミング。スポーツ系のゲームにおける必殺技として繰り出す。『マリオパーティ8』ではバラを出してナルシストを気取ったり、『マリオストライカーズチャージド』ではイバラを使った技を使用するなど、Wii時代からはバラにちなんだナルシーキャラという模索も行われている。

マリオカートシリーズ

マリオカートでは自分をモチーフにしたコースが多数登場しており、地味ながらもマリオシリーズでは着実にファンを獲得しているといっていい。そしていつかワルイージの役のゲームが出る日が………来るわけいか。

基本的にはスピードキャラバランスキャラとして登場するが、マリオカートWiiではしく重量級で登場した。


マリオカート7では何の前触れもなくリストラされたが、その際は多くのファンから猛抗議を受けている。開発者側もその反応を受けて「ワルイージがこんなに人気だとは……」と焦ったらしい。続く『マリオカート8』ではそのに答えてか復活を果たしている。[1]


そのマリオカート8では、軽めの重量級というオンライン対戦に置いて扱いやすいキャラとして登場。同クラスドンキーコングロゼッタという強力なライバルがいる中ではそこそこの利用者数をもっているのではないだろうか。

マリオカート8 デラックス』では重量クラスが更に細分化され、同クラスにいるのはドンキーコングロイとなっており、このクラスが対戦においての一強として君臨し続けた。また、この中で全に人となっており、細身だったワルイージに注が集まり、ワルイージ環境が形成されたのである。

8DXのワルイージ環境とは

最重量からワルイージまで落とす時にスピード値を落とす代わりにとミニターボ値が同じくらい増えるというトレードになっていた部分がここから1段重量クラスを落とすとミニターボが増えず、スピードが減る。(もちろん他の数値は上がっている部分はあるが)
ここまでは良いが、更にミニターボの値が増えるようにもう1段重量クラスを落とすと何故かまたスピードが減ってしまっており、これ以下の重量帯はスピードの値が1段低い状態になっていた。そのため、これが足切りラインとして機してしまい、その中でステータスバランスが良かった重量帯がワルイージになってしまったのである。

ver.2.3.0の調整で、このスピード値が是正されることになり、1段低かったスピードが軒並み修正されたことで、まさかのワルイージスタジアムの登場と同時に相対的な弱体化になってしまった。
これによって、性能面においては他のキャラを選ぶ可性が大きく跳ね上がり、数年間続いたワルイージ一強の環境は終わりを迎えた

関連動画


関連静画

関連項目

脚注

  1. *ちなみに『マリオカートアーケードグランプリ2』ではワルイージが登場する一方でデイジーは不参加という7とは逆の状況が起こっていた(グランプリDXでは両者共に登場)。
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