キノピオとは、マリオシリーズに登場するキャラクターである。キノピオという種族全体を指すため、「キノピオ」という氏名をもった一個人がいる訳ではない。
ちなみに海外(英語版)では「Toad」(ヒキガエル)という見た目と全然そぐわない名前である。これは主人であるピーチ姫がかつて英語版で「Princess Toadstool」(「toadstool」は直訳で「ヒキガエルの肘掛け」、転じて傘の広いキノコを指す。つまり「キノコのお姫様」)と呼ばれていたため、その従者として名付けられたもの。ピーチ姫の名称が世界中で「Princess Peach」に統一された現在でも、キノピオの方はToadのままになっている。
キノコ王国の大抵の住民であるキノコ。元祖2頭身。マリオシリーズにおけるレギュラーの脇役であり、マリオに助けられたり支援したりする。頭部は基本的に赤と白のまだら模様の笠であるが、色違いの種類も多く、マリオシリーズのゲームにおいて固有の名前を持つほどのキャラもいる(キノピコ、キノじい、ヒノピオなど)。『ペーパーマリオ オリガミキング』では色の違いだけでなく、性格などにも個性がつけられたキノピオが存在しており、マリオファミリーの中でもキノピオのバリエーションの多さは群を抜いている。
多くの作品ではキノコ城に兵士として配備されているが、毎度のようにクッパによるピーチ姫誘拐を許しているためお世辞にも優秀な兵士とは言えないだろう。それどころかクッパが襲撃してくると取り乱して何もできない者がほとんどであり、スーパーマリオギャラクシーではあろうことか守るべき対象であるはずのピーチ姫の後ろに隠れてガタガタ震えている者までいる。いい加減もっと強い兵士を雇った方がいいのではないだろうか?
このように基本的には脇役だが、マリオパーティやマリオカートなどのパーティ系ゲームではプレイヤーキャラとして登場することが多い。また、『ワリオの森』では主役を務めた。彼が初めて使えるようになったのはスーパーマリオUSA。本作では怪力自慢のパワーキャラであったため、本当の実力は凄まじいと考える人もいる。
後に『New スーパーマリオブラザーズ Wii』、『U』、『スーパーマリオメーカー2』にも操作キャラとして登場し、アイテムでマリオ、ルイージのように変身することもできる。
『スーパーマリオギャラクシー』で登場した「キノピオ探検隊」の「キノピオ隊長」は、その後『スーパーマリオ 3Dワールド』にも登場し、おまけモードの「キノピオ探検隊ステージ」で操作キャラに、更にそのおまけモードが独立したゲーム『進め!キノピオ隊長』の主人公を務めることになった。
2023年4月に公開された映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でもゲームと同様、様々な色のキノピオが多く登場する。その中でもマリオがキノコワールドに入り込んで最初に出会ったキノピオは、親切にもマリオに対してキノコワールドの世界を案内し、道中ではぐれたルイージを探しに行くマリオに対して非力ながらも協力してくれる。このキノピオの声優は関智一。
ニャニャニャ!ネコマリオタイムでは「キノピオ隊長の絵描き歌」をネコピーチが歌ったが、
丸描いて、顔を描く。丸を描いて、額のライトを描くだけであった。
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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