ワニとは、以下のようなものである。
ワニは日本には普通住んでいないが、爬虫類としては恐竜とヘビにならぶぐらいメジャーな生き物である。また、ワニの肉は意外とあっさりしておいしい。
なお、広島県の一部地域では鮫のことを「ワニ」と呼ぶ。旅行に来るときは注意。また、サメの仲間に「シロワニ」というサメもいる。
熱帯から亜熱帯にかけて広く分布しており、爬虫類としては大型で肉食である。
また2心房2心室の心臓や、鳥類同様内部の空気がよどまず酸素供給効率の高い肺、あまりがに股にならず走れる脚を持つ。
そのため運動能力は意外と高く、オーストラリアワニなどは素早く疾走することもできる。
おおまかに分けると以下の3種類に分類される。
ミシシッピワニ(アリゲーター科) |
今のワニによく似たものはジュラ紀にはすでに現れていたが、中生代には他にも完全に陸生でイヌのような体形のバウルスクス、海を遊泳したメトリオリンクス、アヒルのような口のアナトスクス、草食のキメラスクス、プランクトンをろ過して食べたストマトスクスなど、非常に様々な生態のものがいた。
基本的には水辺に生息する。狩りの仕方は待ち伏せを中心としていて、河などでうまく渡ることができなかった哺乳動物をエサとする。水の中へ引きずり込み、そこで勝負を決めるという、自分の得意なフィールドで勝負するタイプ。魚から甲殻類、小型の鳥、哺乳類などを食する。欠点としては持久力がなく、一度ばてると獲物を捕える力を発揮できなくなるということである。
最強の相手、というイメージがあるかもしれないが、より正確な表現としては「自分の得意地形に相手を引きずり込めば最強」という形である。故に、水辺にいるワニには軽い気持ちで近づいてはいけない。肉をえぐられ、窒息した上に逃げることすらかなわないのである。
とはいえ、苦手とする相手も多く、アフリカのワニは大人のカバには全く敵わず、投げ飛ばされることも多い。運が悪いと、カバの群れでもみくちゃにされて死んでしまう。
南米のワニにしても、ジャガーのごはんにされてしまう。中には、若いアリゲーターがカワウソに襲われて殺されてしまったという事例もある[1]。ワニとて、顎の力はトップクラスで強いといえど、絶対に強いわけではないのだ。
ワニ肉は、脂肪分が少なくてたんぱく質が多い。そのせいか意外とあっさりしており、鶏肉のような味がする。またカロリーもそんなに高くなく、肉の中では比較的ヘルシーな食材。
ワニ肉も参照。
※から揚げにするとおいしくいただけます。
掲示板
106 ななしのよっしん
2024/11/10(日) 03:02:48 ID: nHn5b/bJlP
左右心室間を隔てる壁に穴があって完全な二心房二心室ではないんだけど、なぜこの穴があるのか気になる。
一番近い鳥類が完全な二心房二心室なことを考えると、水中にいる時間が長いことが関連してるんだろうか
107 ななしのよっしん
2024/11/10(日) 03:34:55 ID: 6Gr+xMehXH
二心房一心室タイプの心臓(爬虫類、両生類)は水に潜って肺呼吸ができないときに肺への血流をカットできるというメリットがあるそうだ
ただデメリットとして陸上での肺呼吸の効率も悪いそうだが
108 ななしのよっしん
2024/11/13(水) 02:16:31 ID: L8MhmmwyPb
子供のころ普通に日本の川や下水道で犬サイズのワニが普通に生息してる(+沖縄では人間を襲えるでかさの固有種が天然記念物として生息してる)と思ってた
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 05:00
最終更新:2024/12/23(月) 05:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。