メルトとは以下のことを指す。
本項では、4.について記述する。
「――なんてね♪」
乙女の熱く切ない恋心を清涼感のあるメロディに乗せて初音ミクが唄う、ボカロの代表曲の一つ。
完成度が高く当初からそれなりに人気があったのだが、5日後にhalyosyが歌った男性キー上げVer.がランキングに出たのをきっかけに人気に火がつき、本家と歌ってみたで一日のマイリストランキング上位を独占して物議をかもす事態にまで発展した(メルトショックを参照)。
メルトは従来のキャラソン的なボカロ曲と異なり「シンガーとしてのミクが無関係な第三者の世界観/感情に沿った歌詞を歌い上げた曲」だった。そのためメルトの大ヒット以降は同様に第三者の世界観に沿った曲が注目されるようになった。
そして“電子の歌姫”初音ミクの役割を大きく広げ、ミクやボカロPを通してボカロ/バーチャルシンガー全体の流れを決定づけた(その影響についてもメルトショックの記事にて取り扱う)。
メルトの動画内に使われているイラストは当初無断で使用していたものであったが、その後イラストの作者である119氏からその使用許可がおりた。これが縁となり、後に制作集団supercellが誕生する。
そのためsupercellのアルバム『supercell』のブックレットには、「supercellの0曲目」という位置づけで紹介された(1曲目は恋は戦争)。
歌詞については初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」(動画記事)参照。
ミクオリジナル曲ではみくみくにしてあげる♪に次ぐ人気を誇り、2009年9月29日20:57には500万再生を、2015年8月7日には1000万再生を達成した。
また、2009年7月14日、太鼓の達人12増量版が全国のアミューズメント施設(一部)で稼働し、その中に当楽曲が収録された。
投稿から10周年の2017年12月7日、ニコニコデイリーカテゴリの総合ランキングで1位を達成。
本家の再生数がキリのいい数字になると、ryo氏本人がセルフリミックスを行うことがある。現在までに公開された下記の2曲は、いずれもsupercellの公式WebサイトでDLできる。
ryo氏はこのリミックスをニコニコ動画にアップロードしていないがカラオケ版が付随されている為、歌ってみたなどの派生動画で聴くことは可能である。
本作は、ryo氏の約1年半ぶりとなる投稿動画として十周年を記念し発表された。ボーカルは初音ミクではなく、supercellの初代ボーカルのやなぎなぎ(nagi/ガゼル)が務めた。導入部から歌詞に至るまで大幅なアレンジが加わっている。
投稿直後から話題となりツイッターではトレンド入りし、その日のうちに10万再生を記録した。ランキングでは総合1位(12月25日付)となり、同月投稿されていた「chelly 「メルト」歌ってみた」と「【小林幸子】メルト 歌ってみた【祝・10周年】」とともにランキング上位に食い込むこととなり、いつぞやの出来事のような盛り上がりを見せた。
また、本作は3MMIXとは違い配布は行っていない。iTunesを始めとする各種配信サイトで発売されている。なお、本作のインストと「atogaki」と称したメルト投稿当時から振り返りを含めた文章が配布されている。当時の心境などを綴ったファン必見のエッセイとなっている。
掲示板
356 ななしのよっしん
2022/08/19(金) 20:04:30 ID: wXC/GRqLM0
太鼓の達人から知らんうちに消えてたけど家庭用版収録あってよかった
357 ななしのよっしん
2022/12/07(水) 12:23:38 ID: GMMaS1eQ3G
15周年おめでとう。
しかしもう15年たつんだな…。歳をとるわけよ。
358 ななしのよっしん
2022/12/07(水) 18:39:55 ID: DrcfolkRqh
今年ミクさん自身がマジミラとNHKで歌ってシンフォニーでも演ったからなぁ
感動が薄れてて老人会に浸りづらいでござる
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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