メタルマンとは (メタルマンとは) [単語記事]

「ククク、真っ二つだ…」

「メタルマン」とは、ロックマンシリーズ第2作目『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する8大ボスの1体、「DWN.009 Metalman」のことである。

概要

ゲーム的な扱いは次の通りである。

Dr.ワイリーが初めて製作した純粋な戦闘用ロボット。前作のカットマンをベースに造られたといわれる。全方向連射可能のセラミカルチタン製の手投げ式回転ノコギリ「メタルブレード」を武器に、高く跳躍し、上空から連射攻撃を行う。時折、ベルトコンベアーの方向が切り替わる瞬間に画面処理の都合で2段ジャンプを行う事がある。ロックバスターに弱いという欠陥があったという設定だが、実際はそれほど弱いわけではない。ライト博士曰く「未来の歯医者さん」。ロックマンの行動にあわせてジャンプし、メタルブレードを投げてくる。

※詳しくは「Wikipedia:ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」をご参照下さい。

Dr.ワイリー初の純粋な戦闘用ロボット。ロックマンのボスを代表するキャラのひとり。
行動パターンなどから、カットマンをベースに造られたといわれる。
ロックバスターに弱いという欠陥がある設定だがそれほど弱い訳ではなく、
実際の弱点はクイックブーメラン。（だが、実際は自身の武器であるメタルブレードに非常に弱い。）
仕事が速く、かなりの切れ者。フリスビーが好きという一面がある。
ライト博士にそのデザインを「未来の歯医者さん」と笑われた。
SPADの担当声優は岡野浩介（稲中卓球部の前野、烈火の炎の花菱烈火、怪盗S・Tのアスカ Jr．などの人）。シャドーマンとの二役。

◆特殊武器

メタルブレード

8方向に撃ち分けが可能なセラミカルチタン製の回転のこぎり状の武器を投げつける。
攻撃力、連射性（最大3連射）、速度、燃費（4発1メモリ）に優れた優秀な武器。
十字キーの押した方向によって発射角度が変わり、キーの中央を押したまま発射すると
その場にブレードが残るという裏技がある（PS版では、コントローラーの仕様上不可能）。
なお、ロックマンワールド2におけるメタルブレードはなぜか直線撃ち。
その他の直線撃ちのはずの武器はワールド1と同じくすべて投げ動作である。
メタルブレードの威力については、バスターと同じ回数当てなければならない場面もままある。
（ジョーとかショットマンとか）

◆特殊武器が有効な相手

バブルマン・フラッシュマン（ダメージ4）、ウッドマン（ダメージ2）

◆攻撃力

メタルブレード（3ダメージ）、体当たり（6ダメージ）

※初戦時は、ベルトコンベアーが設置された部屋で戦うことになる。
ワイリーステージでの再戦時は、ベルトコンベアが撤去されているにも関わらず初戦時と同じ動きをするため、ムーンウォーク（その場駆足）をしながらその場に留まるノリノリなメタルマンと戦うことになる。

◆武器相性

弱点武器：クイックブーメラン（4ダメージ）、メタルブレード（14ダメージ）
無効武器：タイムストッパー、バブルリード、クラッシュボム、エアシューター、リーフシールド
 回復武器：なし
その他：アトミックファイヤー（小玉1ダメージ、中玉3ダメージ、大玉4ダメージ）、ロックバスター（1ダメージ）
特記事項：タイムストッパーでメタルマン・メタルブレード・ベルトコンベアーを止めることができる。
Mブレードはワイリーステージ2ボスピコピコくんの準弱点武器。一体につき3発。

◆外見的特徴

丸ノコがモチーフに使われている赤いボディ。
額部分の丸ノコが、歯医者（他の医者も付けているが）が付けている鏡に似ているのが、歯医者と呼ばれる所以。
膝当てはオレンジ、足部・腕は黄色。イヤーレシーバーにアンテナのようなものが付いており、これも黄色。肩から腋の下を一回りするように、モチーフの丸鋸が意匠されている（一説にはココからメタルブレードを取り出すとも）。
顔は肌色であるが、ヘルメット部分と同色（赤）のマスクで口元が覆われているため、表情はわかりにくい。瞳の色は赤。胸に黄色いコアを有する。

◆ステージ

背景とトラップから察するに、工場のステージ。全体的にギミックが多く、床のほとんどはベルトコンベアの上、その先にとげ付きプレスや落下ミスゾーンが待ち受けていることも。E缶がステージに2つあるが、そのうち1つはあるテクもしくはアイテムを使わないととることができない。甘い罠～E缶編～

◆ステージ曲

ロックマンについて語るスレ>>330より

◆傾向と対策

基本的な行動パターンは、その場に留まりつつ、垂直ジャンプの後メタルブレードを3枚程度投げつけてくる。こちらのバスターに反応してジャンプするが、何もしなくてもときどき小ジャンプしMブレードを1枚ほど投げつけてくる。
こちらが近づいたりすると、逆サイドに1回のジャンプで移動する。一定時間経つとベルトコンベアの進行方向を変えるが、この時画面処理の都合で、Dr．マリオ直伝の（嘘）2段ジャンプをすることがある。コンベアの方向が変わるときは画面が一瞬フラッシュする。
攻略方法としては、大きめにジャンプしメタルブレードを2枚まとめて飛び越し、残りの1枚を上に誘導するといった基本的なことしかない。（但し、うまくいかないこともある）ジャンプ上昇中にバスターを上下にばら撒く様にすれば避けられにくい。

R&Fのデータ

長所：仕事が早い
短所：かなりのキレ者
好き：フリスビー
嫌い：イヌ

トリビア※未確認情報含

あだ名は歯医者。
2のボスの中では、他のゲームへの出演回数が1番少ない。
カットマンがベースだが、そのカットマンは外見からもわかるとおりロックマンが下地にある。ということは一番ロックマンに近いDWNかもしれない。
2の8ボスの中では無効武器が一番多い二人のうちの一人（もう一人はエアーマン）で、クラッシュボムにも耐え得るボディを持つ。防御性能はカットどころかロックをも凌ぐということになる。
『ロックマン2』の公式絵では腰周りの部分が描かれてなかったため、どういったデザインなのか不明であった。後に、PS版にリメイクされた際の公式絵には、クイックマンやクラッシュマンと同じくタイツのように描かれることになった。ところが近年になり、ロックマンの画集が発売され、そこに収録されている当時の設定画にはロックマンやバブルマンと同じくブリーフ型の装甲が描かれていた。現在でもこの設定はあまり浸透しておらず、絵師によってメタルマンの腰周りのデザインは異なっている。