ミスマガジンとは、講談社が主催する新人・若手女性アイドルの発掘と応援を主目的としたコンテストである。
1982年に週刊少年マガジンの主催で開催されたのが元祖。 1990年で一時中断されるが、1996年に主催者を変更し、「ミスヤングマガジン」と改称して復活。 2001年から、マガジン全体が主催の現行ルールで開催されている。
2012年に同じく講談社主催の「ミスiD」が始まったことでミスマガジンは2度目の休止状態に突入したが、2018年に7年ぶりの復活を遂げた。
前年11月頃から、マガジン誌上で公募を開始。 毎年3月最終週のヤングマガジンにて、書類審査を通過した16強メンバーを発表。 5月末から6月初め頃にファイナリスト5人が発表され、約1ヶ月後に各賞が発表される。
※ここで列挙した人たちは、ニコニコ大百科での記事の有無よりも、世間的な知名度を考慮しました。
第1回グランプリを受賞したのは伊藤麻衣子(現:いとうまい子)。その後、斉藤由貴、さとう珠緒、細川ふみえなども受賞している。また、コンテスト外で有望なアイドルをマガジンメイトと称して別枠で選出しており、森尾由美や南野陽子がこれに選ばれている。
初代グランプリは山田まりや。その他、山川恵里佳、パイレーツ(お笑いコンビ)の浅田好未、のちに放送作家を経て政治家へ転身する塩村文夏なども受賞した。 2000年には、グランプリに川村亜紀を選出し、杏さゆりら4人を準グランプリに選出。ここが現行フォーマットの基礎となった。
このあたりから、ヤンマガ賞にグラマー系の、少年マガジン賞にスレンダー系のアイドルが選ばれる傾向が見え始める。
余談だが、この年、フィットワンは桜怜と喜屋武ちあきの2頭立てを敢行。その桜怜は芸名変更後にSKE48、SDN48で活躍した。
この年から4年間、つんく♂が特別審査員として参加。特別枠を設定するが、この年しか適用されていない。 また、秋山莉奈が本格的な活動再開の場として参戦した。
この年の16強メンバーに谷村奈南がいたのは、ビジョンファクトリーとしてはなかった事にしたいらしい。
それまで20歳までとされていた年齢制限が、この年から2歳引き上げられる。 目安としては、16強メンバーが発表される3月31日に22歳であれば参加可。
2001年にも参加していた工藤亜耶(1984年10月生まれ)が再度参戦し、新上限年齢の22歳で16強メンバーになっている。
16強メンバーの中から、次点賞のような形でマガジンメイトを復活させ、奏木純(現:金子織江)、小池唯、森はるからが選出された。ちなみに、森はもともとマネージャーとして別なアイドルに同行していたところを現場でスカウトされ、急きょ参戦が決まった。
グランプリの桜庭は2009年〜2014年にbump.yのメンバーとしても活動。
全力の出来レースと言われる理由としては、
など。
ちなみに佐武はコンテスト前の2005年より9nineのメンバーとしてアイドル活動をしていた。
例年なら6月末から7月初旬頃にマガジン誌上で発表されていた各賞受賞者が、2010年は7月25日に行われたファイナリスト顔見せイベントで同時に発表された。Ustreamでの生中継も含めて定例化されるかは不明。
ニコ動に公式チャンネルが開設され、カラオケでの歌唱力も含めたPR動画を公開。動画再生数も審査の対象となり、唯一再生数10万を越えた綾乃が準グランプリに選ばれている。
一方で、
なお、グランプリを獲得した衛藤はその直後に乃木坂46の1期生オーディションを受け合格、2019年春まで同グループで活躍した。
前述のとおり7年間の休止期間を経て復活。浅川梨奈と小倉優香がスペシャルアンバサダーとしてコンテストを盛り上げた。休止中にアイドル戦国時代に突入した影響からか、名古屋のローカルアイドル「dela」メンバーの沢口が平成最後のミスマガグランプリに選ばれたほか、福岡のローカルアイドル「LinQ」メンバーの新木さくらが16強に選出されるなど、既にアイドルとして実績を持つ者の参加も目立った。2020年の「ウルトラマンZ」にオオタ ユカ役で出演している黒木ひかりや、「仮面ライダーセイバー」で須藤芽依を演じる川津明日香もこの年に16強入りしている。
また、この年は上記受賞者5名と16強メンバーの中から選ばれた4名の計9名で「劇団ミスマガジン」が結成され、11月に「ソウナンですか?」の舞台公演を行った。
令和最初のミスマガジンは子役出身の17歳・豊田がグランプリに。読者特別賞の山口は「夢みるアドレセンス」メンバー、ぴーぴるは久留米のローカルアイドル「963」メンバー。
この年は新型コロナウイルスの影響でスケジュールが遅れ、16強メンバーのお披露目が7月21日、最終結果は10月6日の発表となった。また、新井は1996年の復活以降で最年長となる20歳でのグランプリ獲得者となっている。 またこの年には人気グラビアアイドル都丸紗也華の妹・都丸亜華梨が16強入りしたことでも話題になった。
前年同様、16強メンバーのお披露目が7月・最終結果の発表が10月という日程に。グランプリの和泉は「PiXMiX」、天野は「Shibu3 project」、辻は「963」のメンバー。この年は上記受賞者6名が出演する映画「グリーンバレット」が制作され、翌2022年に公開された。
創設から40周年の節目を迎えたこの年は、史上初めてグランプリを2人同時受賞。またそのうちの1人である瑚々(173㎝)が、それまで歴代グランプリ最長身だった小阪由佳の169㎝を越えて初めて170㎝台のグランプリとなるなど、新時代へ向けた新たな歴史を感じさせる結果となった。一方で受賞者発表の記者会見にて衣装がビキニからワンピースへ変更されたため、一部で波紋を呼んだ(水着グラビアの掲載自体は継続)。また受賞者6名が出演する映画「さよならエリュマントス」が制作された。
この年は16強メンバーのお披露目が5月・最終結果の発表が8月という日程に。コロナ前のスケジュールに近づいた。
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最終更新:2025/01/11(土) 06:00
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