カナリアないしカナリヤ(Canaria , 金糸雀)とは、鳥であり、しばしばものの愛称や楽曲のモチーフとして用いられる。
また、2人組のお笑い芸人の事を指す場合もある。
もともとカナリア諸島などに生息する野鳥であったが、愛玩目的に品種改良された。現在では、鳴き声や姿の観賞用として、あるいは坑道での毒ガス検知などの使役用、実験用として用いられる。
愛玩用の品種は小鳥の中でも比較的飼いやすいとされるが、それでも他の小鳥と同様、飼育の際は温度、水、病気などについて注意が必要である。
カナリアの外見上の特徴として、体が黄一色であることが挙げられる。
その目立つ特徴もあって、カナリアの体色はそのまま「カナリア色」「カナリアイエロー」として色の名前にも使われるようになっている。
「カナリアイエロー」は日本国有鉄道(国鉄)が1960年に山手線へ投入した101系電車の塗装、「黄5号(マリーゴールドイエロー)」の通称としても有名である。以後、国鉄では後継の103系・201系などでもこの色をまとった車両がいくらか生まれている。
101系・103系の黄5号塗色車は、先述した山手線の他、中央・総武緩行線や南武線、鶴見線、赤羽線、福知山線などへ投入された。これら路線では、「カナリアイエロー」はその路線を示す識別色(ラインカラー)としても定着していた面がある。
尤も、山手線や赤羽線を延伸・拡大させた埼京線などでは「ウグイス色」「萌黄色」こと「黄緑6号」塗装の103系が後に投入され、黄5号塗装の車両を置き換えているため、「カナリア色」のイメージは現在では払拭されている。
また、2010年よりJR西日本広島支社(俗に國鐵廣島)の車両へ施される様になった「黄1号」(俗に「末期色」)塗装は、「黄5号」よりも濃い黄色であるが、この国鉄時代の車両の印象も相まって「カナリア色」と呼ばれることがある。
カナリアの可憐な姿あるいは歌声をモチーフとして、この名前を愛称とするものがいくつかあるようである。
→ 金糸雀
カナリアから想起されたのか、この名をタイトルとする楽曲はいくつも作られている。
日本の童謡では、大正時代に作詞作曲(西條八十作詞・成田為三作曲)された童謡「かなりや」が有名である。
上野公園にはこの「かなりや」の4番の歌詞を彫った歌碑が存在している。
ニコニコ動画内でも、カナリアを題材としたボカロ曲がいくつか投稿されている。
東京吉本所属のお笑いコンビ。メンバーは安達健太郎とボン溝黒。不思議な歌ネタが多め。
結果として、「カナリア」のタグには雑多な動画が並ぶことになった。
それもニコニコの滋味なので、ゆっくり楽しんでいってね!。 → 「カナリア」でタグ検索
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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