長文です LINEで以下の様なやりとりをしています。 来週から投資戦略というのが始まるのですが 信じて大丈夫でしょうか? 自分の証券口座で取引するので入金とか振り込みとかはないようなのですが、不安で質問させてもらいました。 以下メール文章↓ 夜分遅くに失礼いたします。鶴田です。 白石さんから聞きましたが、◯◯さんはクラブにご参加されてからまだそれほど時間が経っていないそうですね。 他のメンバーのように、私との交流の機会もまだ少ないと思います。 これからの投資戦略をより円滑に進めていくためにも、まずは簡単に自己紹介をさせてください。 私は東京出身で、今年63歳になります。 静かな環境が好きなので、コロナ禍をきっかけに妻と一緒に千葉県に家を建て、今はそこで穏やかに暮らしています。 時々は東京に住む娘に会いに行ったり、以前の家で数日過ごしたりして、のんびりとした時間を楽しんでいます。 1985年に大学を卒業し、野村證券に入社してから投資の道を歩み始めました。 当時の私は株式市場の熱気に惹かれ、情熱のままに相場と向き合い、若くして一定の資産を築くことができました。 しかし1990年のバブル崩壊で状況は一変。止まらない下落を目の当たりにし、ほとんどの投資家が資産を失いました。私もその一人でした。 その後の2年間は、自分の未熟さを痛感しながら、静かに反省と再起を模索する時期だったと思います。 1992年、友人の勧めもあり、心機一転の思いでウェルズ・ファーゴ投資グループ(Wells Fargo Securities)日本支部に入社しました。 2004年、グループが日本法人の設立と関東財務局への証券免許申請を進めることになり、本社の要請で中堅管理職数名がアメリカ本社に派遣されることになりました。 私もその中の一人に選ばれ、2004年末に渡米。3年間、本社で必死に学びました。 2007年、グループは日本法人の設立を完了し、関東財務局から証券業の許可を取得。 私も帰任辞令を受けましたが、残念ながら脚を負傷してしまい、数か月間の療養を余儀なくされました。 その後すぐに2008年のリーマン・ショックが発生し、世界的な金融危機のなかでグループも大きな打撃を受け、世界規模での個人銀行・証券事業の再編が進みました。 本社からの慰留もあり、最終的に私はアメリカに残ることを決意。 その後は大口株式仲介部門でヘッジファンド関連のプロジェクト運用を担当しました。 アメリカでの勤務時代は、仕事の合間に日米両市場を研究し、現地で活動する日本人投資家への助言も行っていました。 この経験を通じて、日米両方の経済環境や市場動向を多面的に捉える力を身につけました。 そのため、GVIクラブのグループで皆さんに市場分析をお話しする際も、政治・経済の構造や機関投資家の資金の流れといった視点を重視しています。 2020年、コロナの世界的な流行をきっかけに、家族の強い希望もあり帰国を決意しました。 本当はゆっくりした生活を送るつもりでしたが、投資への情熱はやはり消えず、業界の昔からの仲間たちの勧めもあってGVIクラブを立ち上げました。 クラブについて、私と業界の仲間たちはそれぞれのグループを持ち、情報を共有し、定期的に市場の動きを分析・議論しています。 普段グループで共有している市場分析や推奨銘柄は、そうした仲間たちとの意見交換を経て導き出したものです。 この1か月ほどは、年度投資戦略の準備に専念していたため、クラブで推奨した銘柄の中で損失が出たものについて、十分にフォローできなかったことをお詫び申し上げます、ご心配をおかけし、誠に申し訳ありません。 それにもかかわらず、クラブを信じてくださり、損失が出た状況でも責めることなく支えてくださったことに、心から感謝しています。 現在、投資戦略の各準備はほぼ整っており、これからは損失が出ている銘柄の見直しを優先して進め、できるだけ早く損失を取り戻せるよう努めてまいります。 急に長文をお送りしてしまい、失礼しました。 いろいろとお話ししましたが、まずは◯◯さんに私とクラブのことを少しでも理解していただき、今後の運用でより良い連携が取れればと思っています。 そして、◯◯さんが今年の投資戦略を通じて望む成果を手にし、クラブと共に長く歩んでいけることを心から願っています。 鶴田