「まんが日本昔ばなし」の裏番組になったアニメ・特撮・クイズ番組や、他局(TBS以外)の前後の時間帯の同ジャンルの番組のファンだった方は、「まんが日本昔ばなし」をどう思う事が多かったのでしょうか? 同様の事を、同じく日本民話を映像化した「おんぶおばけ」「ふるさと再生 日本の昔ばなし」の裏番組や他局の前後の時間帯の同ジャンルの番組のファンだった方にも、伺います。 私は、この種の番組は、「日本民話」という地味な題材を美しい語り物として放送したので、素晴らしいと思います。 図書館で置いてあるメディア評論の本や、当時の新聞記事で絶賛された事の影響かもしれませんが。 ただ、ご存じかもしれませんが、この種の番組の本放送時間帯に、他局は、ふやけた態度を当時はとっていませんでした。 まず、「まんが日本昔ばなし」ですが、一貫してキー局は毎日放送でした。 初めの3か月(1975年)だけは同局はテレビ朝日系でしたが、以後(1976年~1994年)は、今と同じTBS系です。 しかし、まず、その同番組を同系統からは喪失した、テレビ朝日(一部時期には朝日放送がキー局になったこともありますが)が、まず、挑戦状を突き付けたのです。 ほとんどの期間に同時間帯にアニメを放送し、かつ、人気だったようです。 「まんが日本昔ばなし」開始時には「はじめ人間ギャートルズ」、終了時には「美少女戦士セーラームーンR」でした。 後者が人気作品であることは、ご存じな方も多いでしょう。 何分、今でも展示会が大人気なほどですから。 前者は、世代的に知らない方も多いかもしれませんが、侮れない人気だった可能性があります。 同じことを、その間の時代に放送された、例えば ・はいからさんが通る ・おはよう!スパンク ・聖闘士星矢 などにも言えそうに思います。これらの原作コミックが人気だったからです。 しかも悪いことに、直後にテレビ朝日はアニメや特撮や特撮無の実写作品を放送し、これも人気だったようです。 「まんが日本昔ばなし」開始時には「秘密戦隊ゴレンジャー」、終了時には「スラムダンク」でした。 後者の人気は、それによるバスケットボールブームや、今でも江ノ電の電停周辺が混雑する事などからでも明らかでしょう。 前者は、かの「スーパー戦隊シリーズ」の一作目です。 途中の時代の作品は省略しますが、これでは、仮に「まんが日本昔ばなし」を見ても、印象が薄れてしまいます。 それ以上に厄介なのは、フジテレビの、同時間帯直前と、真裏です。 同局は、直前の時間帯には一貫してアニメを放送しましたが、それがしばしば「まんが日本昔ばなし」の牽制になった、はっきり言えば「昔話はその番組・局の独占じゃない!」的な感じだったことが、気になります。 「まんが日本昔ばなし」開始時の「タイムボカン」という作品と、その次に放送された「ヤッターマン」という作品が、その典型です。 サブタイトルを読めば分かりますが、日本民話を題材とした回が、しばしばあるんです。 こうした傾向は、ずっと後に同時間帯で放送された「ゲゲゲの鬼太郎」にもあります。 先日の傑作選で「笠地蔵」を元にした話を見て、驚愕しました。 牽制も程々にしていただきたいです。 なお、同局は、真裏では、クイズ、当初は「ズバリ!当てましょう」、後に「所さんのただものではない!」を経て最後は「平成教育委員会」を放送しました。これらも人気だったようです。 最後の番組は、途中の逸見政孝氏の逝去を悼む気持ちが私にも強い反面、それが「まんが日本昔ばなし」を打ち切りに追い込んだ事から、複雑な感情です。 NHKさえ、手抜きはしませんでした。 真裏のメインこそ7時のニュースでしたが、直後が「海外の話題」後に「海外ウイークリー」という世界ネタだったんです。 直前も、当初は児童向け音楽番組、最後は「忍たま乱太郎」です。 土曜の宵に手抜きする放送局は無いとは言え、「まんが日本昔ばなし」は、過酷な状況で奮闘した事になります。 同様の事は、その数年前に同じ時間帯で日本テレビ系で放送された「おんぶおばけ」にも言えます。TBSは「ど根性ガエル」フジテレビは「怪傑ライオン丸」を放送したのです。直後のテレ朝は「仮面ライダー」です。 同様に、2010年代にテレビ東京で放送された「ふるさと再生 日本の昔ばなし」も、フジテレビのアニメや、テレビ朝日の特撮との競合を強いられました。 でも、これらの番組のファンの皆様、「昔話はダサい!こっちが面白いんだ!」ばかりじゃないと思います。 見たいけれど時間帯が重なって見られなかった、みたいな意見は無いでしょうか? なお、NHK教育はそのころ児童向け番組をやってなかったですが、1977年5月頃、民話に関する討論会をやった事があるようです。大人の民話ファン必見かも。

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>でしたら、なんとも思ってなかったと思います。録画機器が普及する前の時代でしたら観てもいないと思います。 嫌い、ダサい、暗い(OP映像の背景が真っ暗な事など)ではなく、単にその裏番組とご縁があっただけなんですね。 なお、列挙した真裏のテレ朝の歴代アニメは、少女漫画誌「なかよし」や「少年ジャンプ」連載のコミックを元にしています(改変の多い場合もありますが)。 その読者だったら仕方ない、あるいは、日本水産の魚肉ソーセージが大好き(CMに入っていたらしいです)なら、許しましょう。

ThanksImg質問者からのお礼コメント

あなた様のご回答をBAといたします。 ご回答ありがとうございました。

お礼日時:10/8 21:04

その他の回答(3件)

こらこら! 聖闘士星矢は今も連載中だし 派生作品もあるので 昔の漫画ではないぞ

当時、母親が『むかしばなし』を見たがって、ほとんど毎回見ていたので、 裏番組を見たいなあとか思ってまして、途中から自室にテレビ置いたので 気にならなくなりました。

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AIからのお助け回答

AIアイコンClaude(Anthropic)

「まんが日本昔ばなし」や同様の日本民話アニメと裏番組の関係については、当時のアニメファンの間でさまざまな反応があったと思われます。 一般的に考えられる視聴者の反応としては: ・「セーラームーン」や「スラムダンク」などの人気作品のファンは、それらを優先して視聴する傾向が強かったでしょう。特に子ども向けの派手なアニメや特撮は、同時間帯の選択肢として魅力的だったと思われます。 ・一方で、「まんが日本昔ばなし」のような日本民話アニメには、独自のファン層も確実に存在していました。落ち着いた語り口と美しい作画、教育的な内容を評価する視聴者や家族で楽しむ層がいました。 ・「録画できない時代」の視聴者にとっては、番組の重複は本当に「選択」を迫られる問題でした。ご指摘の通り「見たいけれど時間が重なって見られなかった」という声は確実にあったでしょう。 ・「タイムボカン」や「ゲゲゲの鬼太郎」のように日本民話要素を取り入れたアニメは、「まんが日本昔ばなし」の良さを理解しつつも、より娯楽性の高い演出を好む視聴者の需要に応えていたと考えられます。 ・「まんが日本昔ばなし」は19年という長期にわたって放送され続けたことから、一定の支持を得ていたことは間違いありません。競合番組の存在にもかかわらず、独自の価値を認められていたからこそ続いたのでしょう。 当時のアニメファンの中には、「派手なアニメだけでなく、日本の伝統文化を伝える番組も大切」と両方を評価する視聴者も少なくなかったと思われます。視聴率競争の厳しい時間帯で長く放送されたことは、「まんが日本昔ばなし」の文化的価値が広く認められていた証拠と言えるでしょう。

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