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甘いものばかり食べたり飲んだりしているから糖尿病になるのではありません。 甘いものを欲しくなり易い傾向そのものが糖尿病の兆候かもしれません。 食生活などの生活習慣や遺伝のせいであるかのような情報や投稿が溢れていますが、何の証拠もありません。原因は全く違うものでしょう。 糖尿病は、おおまかに、膵臓の膵島という組織にあるβ細胞を介したインスリンの産生が妨げられているⅠ型、インスリンの分泌が低下したり何らかの理由でインスリンが正常に働かないⅡ型に分類されます。 マイクロ波の脾臓への照射の影響を調べた研究では、GSM携帯電話の通信波と同じパルス217Hz、振幅変調した搬送波900MHz、ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)のSAR規制値と同程度(約2W/kg)のマイクロ波の長時間かつ長期間の曝露が、膵臓の膵島のα細胞とβ細胞を損傷し、血糖値やエネルギー代謝を調節するインスリンとグルカゴンの分泌を変えることが示されています(下部資料①)。 特定条件の弱い低周波磁場を曝露しても同じような影響が起こります(下部資料②)。 これは、特定条件のパルスした弱いマイクロ波または低周波磁場がⅠ型糖尿病を引き起こせる証拠です。 また、特定条件の弱い極低周波は、電位依存性カリウムイオンチャンネルKv1.3のコンダクタンス(イオンの流れ易さ)を変えます(下部資料③)。 Kv1.3はインスリン感受性(インスリンの効き易さ)の調節に関わっていることが示されているため(下部資料④、⑤)、特定条件の人工的な弱い低周波が、Kv1.3への影響を介して、インスリンが正常に働かないⅡ型糖尿病を引き起こせることの証拠です。 低周波がインスリン分泌を変える機序には、細胞膜を通じたカルシウムイオン流出への影響が関わっていることも示唆されており(下部資料⑥)、低い頻度でパルスしたマイクロ波もまた、細胞膜を通じたカルシウムイオン流出を変えます(下部資料⑦)。 近年の研究によると、糖尿病性血管合併症にミトコンドリアの活性酸素種の過剰生成が関わっていることが示されていますが(下部資料⑧)、活性酸素種の過剰生成もまた(いわゆる酸化ストレス)、規制値を数桁下回る非常に弱いパルスした変調マイクロ波の長期曝露によって引き起こされることが示されています(下部資料⑨)。 ですから、人工的な電磁波は、周波数や曝露部位、曝露期間などによって、考えられる複数の経路を介して、異なる分類型の糖尿病を引き起こせることがわかります。 糖尿病の検査の指標とされる糖化ヘモグロビン(HbA1c:ブドウ糖が結合したヘモグロビンの割合)も、携帯電話の基地局の周囲数百メートル圏内の数nW/cm^2(ナノワット)という超微弱なパルスされたマイクロ波の恒常的な曝露環境下で、非曝露の平均値を上回る値を示すことが疫学調査から判明しています(下部資料⑩)。 マイクロ波病と呼ばれるマイクロ波曝露の典型症状にも、例外なく糖尿病に関連する症状が書かれています(下部資料⑪)。電磁界の曝露研究に関わってきた欧州のM.Havas博士も、人工的な電磁界が糖尿病を引き起こすことは実証済みと述べています(下部資料⑫)。 マスコミや医療関係者が生活習慣病や遺伝などと言っているほぼ全ての病気は、戦前には存在すらせず、戦後または近年になってから現れたり増えてきたものです。 ですから、糖尿病の兆候があるなら、信じられないかもしれませんが、その原因は悪意を持った電磁波の照射であり、照射が止まればそういった兆候は止まるでしょう。 ①"GSM 900 MHz Microwave Radiation- Induced Alterations of Insulin Level and Histopathological Changes of Liver and Pancreas in Rat" (GSM900MHzマイクロ波放射-インスリンレベルの変化とラットの肝臓と膵臓の組織病理学的変化) Mortazavi S.M.J et al. J Biomed Phys Eng 2016; 6(4) PMID: 28144593 ②"A Study of the Effects of Electromagnetic Field on Islets of Langerhans and Insulin Release in Rats" (ラットのランゲルハンス島およびインスリン放出における電磁界の影響の研究) Amir Afshin Khaki et al. Crescent Journal of Medical and Biological Sciences: Vol.2, No.1, Winter 2015,1-5 ③"Enhancement of Kv1.3 Potassium Conductance by Extremely Low Frequency Electromagnetic Field" (極低周波電磁界によるKv1.3カリウムコンダクタンスの向上) C. Cecchetto et al. Dept. of Biomedical Sciences, NeuroChip Lab, Via Francesco Marzolo 3, 35131, Padova, Italy. 21 July 2016 ④"Kv1.3: a potential pharmacological target for diabetes" Bok Hee CHOl et al. Acta Pharmacologica Sinica, 31-9, pages.1031-1035, 2010 ⑤"Selective Kv1.3 channel blocker as therapeutic for obesity and insulin resistance" Sanjeev Kumar Upadhyay et al. Proceedings of the National Academy of Sciences, Pharmacology, May 31, 2013, 110 (24) E2239-E2248 ⑥"Magnetic field effects on calcium efflux and insulin secretion in isolated rabbit islets of Langerhans" (単離ウサギランゲルハンス島におけるカルシウム流出とインスリン分泌に対する磁場の影響) Weldon B. Jolley et al. Bioelectromagnetics, Volume 4, Issue 1, pp.103-106 ⑦"Exposure of Frog Hearts to CW or Amplitude-Modulated VHF Fields: Selective Efflux of Calcium Ions at 16 Hz" (カエルの心臓に対するCWまたは振幅変調されたVHFフィールドの曝露: 16Hzにおけるカルシウムイオンの選択的流出) Jean-Louis Schwartz et al. Bioelectromagnetics 11: 349-358 (1990) ⑧糖尿病性血管合併症におけるミトコンドリア由来活性酸素種の関与 熊本大学大学院生命科学研究部 代謝内科学分野 ⑨"Melatonin Reduces Oxidative Stress Induced by Chronic Exposure of Microwave Radiation from Mobile Phones in Rat Brain" (ラットの脳における携帯電話からのマイクロ波放射の慢性曝露によって誘引される酸化ストレスを低減するメラトニン) Dusan SOKOLOVIC et al. J. Radiat. Res., 49,579-586(2008) ⑩"Association of Exposure to Radio-Frequency Electromagnetic Field Radiation Generated by Mobile Phone Base Stations with Glycated Hemoglobin (HbA1c) and Risk of Type 2 Diabetes Mellitus" (携帯電話基地局から発生する高周波への曝露と、糖化ヘモグロビン(HbA1c)および2型糖尿病のリスクの関連性) Sultan Ayoub Meo et al. Int.J.Environ.Res.Public Health 2015,12,14519-14528 ⑪"Do You Have Microwave/EMR Sickness?" (あなたはマイクロ波病/電磁波病ではありませんか?) Paul Doyon, Original Publication, Feb, 2007(2014年3月改訂) https://www.pierredubochet.ch/files/080319_do_you_have_microwave_sickness,-Paul-Raymond-Doyon.pdf ⑫”Diabetes and Electro Magnetic Fields: the evidence" (糖尿病と電磁界:その証拠) Next-up Organization 11 07 2009 https://archive.ph/t1xuj

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