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性別年齢、妊娠の有無、今罹っている疾患。 どうしてケトン体など検査したのですか? ケトン体はブドウ糖(血糖)にかわる唯一の脳の栄養です。 よって、低血糖の時に作られます。 普通は、体の手っ取り早いエネルギーって、ブドウ糖を代謝しながら作ります。 何かの理由でブドウ糖が利用(代謝できない)できないと体は脂肪を分解してエネルギーを作ります。その時にできたカス(アセチルCoA)がケトン体の原料となり、低血糖で一番影響を受ける脳の栄養として代用されます。 ケトン体は、アセトン、アセト酢酸、βヒドロキシ酪酸の3種類を言います。アセトンはマニュキュア除光液と同じやつです。なので、ケトン体が高いと除光液のようなにおいが口や尿からするのです。 ケトン体は酸性です。なので無駄に作られ過ぎると血液が酸性になって命にかかわります(ケトアシドーシス)。でも、ケトン体の材料のアセチルCoAはコレステロールの原料でもあるので、普通はケトン体が出来まくり! にならず、シッカリとコレステロール合成の方に回ってきます。 ちなみに、糖尿病だとコレステロールが高くなるのはこのメカニズムです。炭水化物(糖質)レスダイエットを過度にやると、ケトン体やコレステロールが上がるのもこのためです。 前置きが長くなりました。 500位でアシドーシスにはなりません。ケトン体は余計な分は呼気や尿から出ちゃうので、アシドーシスにまでは「腎臓が相当悪くないなら」なりませんよ。 ただ、ブドウ糖が上手く利用できないのはどうしてなのか?は考えた方が良いかな??
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