(1) あきこさんの考え方の間違っているところは、ふたりの歩いた道のりの差が1分間に5mずつ増えるという点です。 正しくは、ふたりの歩いた道のりの差は、1分間に5mの差が生じるだけです。つまり、1分後の差は5m、2分後の差は10m、3分後の差は15mとなります。差が1分間に5mずつ増えるのではありません。 (2) あきこさんとえりこさんの家のあいだの道のりは、以下の計算から求められます。 ・ふたりが出会った地点は、2人の家のちょうど真ん中の地点よりもあきこさんの家の方へ40m近いところ ・あきこさんは分速45mで歩き、えりこさんは分速50mで歩いた ・ふたりが出会うまでの時間を t 分とすると、 あきこさんの歩いた距離 = 45t (m) えりこさんの歩いた距離 = 50t (m) ・ふたりの歩いた距離の差は 40m よって、50t - 45t = 40 5t = 40 t = 8 (分) つまり、ふたりは出発して8分後に出会ったことになります。 したがって、あきこさんの歩いた距離は 45 × 8 = 360 (m) えりこさんの歩いた距離は 50 × 8 = 400 (m) ふたりの家のあいだの道のりは 360 + 400 = 760 (m) = 760メートルです。