ポケカ投資なるものがあるそうなのですが、ポケカで遊ぶことはないんでしょうか？ 正直謎行為すぎてよくわからないのですが、ポケカがうん十万超えとかなるのってなぜなのですか？

各大陸での大会や世界大会も開催される程に世界中でゲームとして楽しまれています。 絵画や陶器などと同じです。自分のお気に入りならいくら出しても欲しいコレクター、ならば投資目的で入手する投資家。一方で本来の目的通りに使用するプレイヤー。そういう事です。 ちなみに、同じ効果の安価のカードがありますので、うん十万超えをプレイヤーが使う必要は必ずしもありません。

ご質問ありがとうございます。ポケモンカードゲーム（ポケカ）の投資について、疑問に思われるのは自然なことです。一つずつ解説させていただきますね。 1. ポケカで遊ぶことはないのか？ いいえ、ポケカは今でも世界中で遊ばれている人気の高いトレーディングカードゲームです。 * ポケモンカードゲームは、本来、カードを集めてデッキを作り、対戦して遊ぶためのものです。 * 公式大会やイベントも頻繁に開催されており、多くのプレイヤーが競技として楽しんでいます。 * 「ポケカ投資」としてカードを購入している人たちは、**「プレイヤー」ではなく、「コレクター」や「投資家・投機家」**としての側面が強いと言えます。彼らの目的は、カードの価値が将来上がることに期待して保有することにあるため、実際にゲームで遊ぶことは少ない、あるいは全くないという人が多いです。 * 特に高額なカードは、傷がつかないように専用のケース（PSA鑑定品など）に入れて厳重に保管されることが一般的で、対戦に使うことはほとんどありません。 2. ポケカがうん十万超えとなる理由（高額化の背景） ポケカが高額になる背景には、いくつかの要因が複雑に絡み合っています。 ① 希少性（レアリティ） * 封入率の低さ: 特定のレアリティ（UR、SAR、プロモカードなど）は、パックから当たる確率が極端に低く設定されています。 * 限定品: 大会入賞者への景品、イベント限定配布品、雑誌の付録など、特定の期間や場所でしか手に入らないカードは、生産数が非常に少ないため、希少価値が跳ね上がります。特に古い限定カードは、現存する美品がさらに少なくなり高額化します。 * 絶版: 販売が終了した古いシリーズのカードは、供給が途絶えるため、時間とともに価値が上昇する傾向があります。 ② 世界的な需要の拡大 * ポケモンの世界的人気: ポケモンというコンテンツは世界的にファンが多く、カードゲームもグローバルで人気です。 * 投資・投機の対象化: 特に北米やヨーロッパなどの海外市場で、ポケカが「資産」として認識され始め、投資目的で日本の高額カードが大量に買い付けられています。 * SNS・YouTubeの影響: インフルエンサーが高額なカードの開封や取引を動画にすることで、話題性が高まり、さらに注目と需要が集まります。 ③ コレクター需要 * キャラクター人気: ピカチュウ、リザードン、そして特定の女性トレーナー（例：リーリエ、ナンジャモなど）が描かれたカードは、キャラクター人気によって価格が高騰しやすい傾向があります。 * イラスト・デザイン性: 著名なイラストレーターが手掛けたカードや、特別な加工が施された美しいカードは、アート作品としての価値も評価されます。 * 思い出・ノスタルジー: 昔遊んでいた大人たちが、当時手に入らなかったカードや思い入れのあるカードを収集する「リバイバル需要」も高額化を後押ししています。 これらの要因が組み合わさり、ごく一部のカードについて、数十万、数百万、さらには数億円といった価格で取引される現象が起きています。