野球にあまり詳しくない人にオススメしたい野球漫画は「忘却バッテリー」「クロスゲーム」「ダイヤのA」の3作品ですね。
チームスポーツだからこそのチームとしての強さと、個人競技としての面の個人能力の大切さという対立した面が両立する野球の奥深さや、
どんな場面でも逆転が可能という野球特有の試合のドラマ性などが、漫画ではよく表現されていると思います。
大まかなルールも読んでいくうちに理解していけると思います。
私自身が野球に感じる魅力のまず1つは、試合が終わる最後のアウトが取られるまで、逆転の可能性があるところですね。他のタイム制のスポーツだと試合終了間近で大きく点差を広げられていると逆転は不可能ですが、野球ではありえるし、そうなった試合も多くあります。
「日本文理の夏」で調べてみると良い例があるので、ご参考までに
2つ目の魅力は、選手それぞれの個性が多くて分かりやすいことです。
例えば、野球ファンの人に、一番守備が上手かった選手は誰ですか?という質問をすると、たくさんの選手の名前が挙がります。これは、同じ守備が上手いという枠組みの中でも、それぞれの選手の守備自体に見てとれる個性があって、それらのどの個性に一番魅力を感じるかがファンによって様々ということです。
これは、ピッチャーやバッターにも当てはまるものです。
3つ目は、そんなさまざまな個性のある選手達に、その選手だけの見せ場が必ず与えられることです。これは打席のことで、試合に出ていれば、打席が順番に回ってきて、その選手だけのチャンスが与えられます。他のスポーツだと推しの選手がこの1試合だけだと、そもそもプレーにあまり関与していなかったということもたまにあるかもしれませんが、野球だとその選手が試合に出てさえいれば、見せ場があるわけです。
魅力を3つ挙げてみしたが、野球を知っていくと、駆け引きなどのより奥深く多彩な野球の魅力に気づけていけると思います。
人によって、ド派手なホームランなどが好きな人もいれば、緻密な洗練された職人のようなプレーや、ベテランの経験による渋いプレーが好きな人もいる。
野球のどこに魅力を感じるかは様々で、そういう多方向に魅力を見出だせることが野球の一番の魅力なのだと私は思いますね。