ベストアンサー
視聴者向けの、見栄えを良くする為で、カッコつけだと思います。 リアルを追求すると、非常に地味な絵面に成ると思います。 参考に 谷甲州__作品 ヤカワ文庫JA 仮装巡洋艦 バシリスク 巡洋艦 サラマンダー を、読まれるのを、お勧めします。 リアルを追求した、宇宙空間の艦隊戦が地味な絵面に成るのが 私は、理解できました。
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質問者からのお礼コメント
正直者は歓迎します。他はひねくれ者 ばかり
お礼日時:10/4 7:49
その他の回答(12件)
現代艦でもモニターについては同様の状況ですが艦橋も直接視認用の窓もありますよね 戦車も戦闘機もあります。ないのは潜水艦くらいです そしてヤマトも戦闘や航行で直接視認窓を活用したりすることは少ないです。必要な情報は大半スクリーンに出ます。しかしそれでも直接視認の有用性が排除はされません
多々良長幸さんの、直接視認の必要性についての解説は素晴らしい。 その上で、わずかながら蛇足をつけ加えたい。 宇宙戦艦ヤマト、エンタープライズ号、また『STAR WAS』の帝国戦艦など、映像フィクション作品に登場する宇宙船の多くが、リクツをどうつけるかはともかく 「船内では、あたかも惑星上のように、垂直方向の重力が働いている」 という設定になっています。 まあそういうことにしとかないと、実写系なら制作費は爆上がりになるw 「艦橋」がやたらと高く突っ立って、いかにも弱点のように見えてしまう理由の一端はココにもあるでしょう。 宇宙船内の乗員が、海上船舶の乗員に準じた状態におかれて行動するという、あくまでフィクショナルな設定のもとにおける「限定的な合理性」として、例えば第三を含めたヤマトの艦橋群も設置されているわけです。 宇宙船そのものの回転によって人工重力を得ているという設定の映像フィクションは数少ないーーー実際私は、『2001年宇宙の旅』のディスカバリー号ぐらいしか思い出せません。 あれは「戦艦」ではありませんが、しかしあれを戦艦化(?)したとしても、進行方向を軸にしたときの回転対称性は失われない、というか失うわけにはいかないでしょう。 その場合、直接視認を担保するための「艦橋」は、まず当然ながら等方的な設置になり、それにともなって突出の程度も減少するはずだと思います。少なくとも「ココだけが特に弱点」というイメージは減殺されるはずです。
「アポロ計画」(1969年~)の影響です。 よく 「艦橋=弱点」という勘違いをしている方がいますが そもそも「指揮・操縦系統」は 宇宙船内のどこにあっても「弱点」である事は変わりません。 例えば現在の「軍艦」にも 外にむき出しになった 「艦橋」は存在していますよね。 「艦橋=弱点」だから 1番安全な艦の中心に作ろう ・・・というデザインは 「潜水艦」くらいしかないのは何故でしょう? 結局、「人」が乗り 操縦して、時に事故にあったり 戦闘するという時に 「直接、戦場を目視できない」という事が 実はリスクであるという事を 体験的に理解している事で 今でも「艦橋(司令室)」は 外部にむき出しの設計になっている訳です。 さて、話を戻すと 「アポロ計画」以前のSF作品の宇宙船は 「スタートレック」の「エンタープライズ」のような 指揮・操縦室は宇宙船の安全な内部にあって 外部の様子は「モニター」で見るというスタイルが 理想的であるというイメージがありました。 多分、質問者さんがイメージする 理想の宇宙船の「指揮・操縦室」は このタイプでしょう。 しかし「アポロ計画」で実際に 有人宇宙船を飛ばしてみると 様々な点で「船内から直接、外が見える窓」が 意外に重要である事が体験から分かってきました。 特に「事故」「災害」「故障」といった場合 直接、目視で船体の状況を確認できない事は その後の状況対応において 大変なデメリットになる事が 「アポロ13号」の事故により 大きくクローズアップされる事になります。 「アポロ13号」では月に向かう途中で 爆発事故が起こりました。 この時に「船内」で確認できた事は 「酸素タンク(の1つ)」が故障している ・・・というランプが点滅しているという事だけでした。 そこで宇宙飛行士は 宇宙船の小さな窓から 外の様子を確認したところ 宇宙船の周囲には 宇宙船の外装や部品が散乱している様子が見え その残骸の中に「酸素タンク」がある事を確認する事で 始めて、それが「酸素タンク」が爆発して 船体が半壊状態になっている (と推測できる)事が分かったのです。 結局、どれほど機械が進歩しても 最後の最後には「状況を目視で確認する」事は 人が乗る「乗り物」である以上は 必須なデザインである事が 奇しくも「アポロ13号」は事故によって証明された訳です。 つまり いくら「宇宙」を飛ぶ乗り物であっても それに乗っているのは「人間」であり どれほど技術が進んでも 緊急事態において最後の最後には 「人間は自分の安全は自分で担保する」と言う事が できるようにする必要が「宇宙」であっても 必須である事が分かってきた訳です。 宇宙船の中心部なら 確かに「安全性」は1番高いでしょうが それは、あくまで宇宙船の機能が 100%作動している状況が前提です。 しかし、緊急事態というのは 宇宙船の機能が100%でない (場合によっては0%)である状況で その時でも乗っている人は 自分の安全を自分で確保する必要があり その為には、宇宙船の設計でも 人間の五感を常に利用できるデザインである方が 実は重要である事が 実際の「宇宙船」の事故によって わかってきた「宇宙の乗り物」の現実だった事に 「アポロ計画」はSF作家やメカデザイナーたちに 気づかせてきれた訳です。 この新しい「宇宙船デザイン論」から 最初に登場した「艦橋」が立っている宇宙船こそ 我が日本アニメが誇る 「宇宙戦艦ヤマト(1974年~)」シリーズでした! ちなみに、多くの人が理解していないようですが 「ヤマト」の第3艦橋は艦底部を 直接、目視できるようにした デザインとして生まれた物です。 (デカイ船体の底部を目視できるようにするには あのくらいの高さが最低必要だったというデザインです) まさに「アポロ計画」の教訓から 「宇宙船」には船体が破損した場合に その箇所が目視できるように設計された 「指揮・操縦室」を「戦艦大和」の艦橋という オマージュでデザインした 理想的な「宇宙船の指揮・操縦室」の配置と言う事です。 その後「スターウォ-ズ(1977年~)」でも 「スター・デストロイヤ」など 「艦橋」が立っているデザインの宇宙船が ドンドン増えた訳です。
リアルな例で考えるなら もし現代の「自動車」の運転席の窓が 全面モニターになってしまった車と 今ある「直接目視できるガラス張り」の車 ・・・どっちに乗る方が 安全な運転ができる気がしますか? (人間が操縦するという観点では 直接、外が見えるという事は 思っている以上に実は必須な事な訳です)
大人の事情として、ブリッジが昇降式だと作画の手間が増えるし、玩具(プラモデル)化した時にギミック付けるのでコストが増してしまいます。 作画と玩具の両方のコストダウンの為にブリッジはあのまま。 作品によっては防弾気密シャッターが閉まったり戦闘用ブリッジに移動したりと、外観はそのまま防御力が高められてます。 ヤマトの第3艦橋は紙装甲で頻繁に破壊されるので、実質乗組員の処刑用です。