どこの局もどうしたら自分とこの番組が受けるかを必死に考えてる、そこは同じだけど、ニッポン放送は受けたその先で、どうその番組で稼げるかを考えてるところでしょうか。 たとえば深夜番組としては後発組だったオールナイトニッポンが、今や不動の地位を獲得したのは、いち早く全国ネットに乗り出したこと。今や2部（ANN0）も30局超えです。 あとイベントなどの仕掛けも上手いですよね。オードリーが東京国際フォーラムホールA→日本武道館→東京ドームと大規模展開したり、ナイナイのオールナイトニッポン歌謡祭などはもう恒例行事です。 他局では番組制作を離れたら閑職気分になるけど、ニッポン放送は例え子会社出向でも、アイデア次第でニッポン放送主催のイベントとして動かせる、そういう組織としてのフレキシブルな対応ができるのが強みと思います。 ただ、昔から「いいときだけのニッポン放送」と言われ、旬なタレントを集めるので数字としては好調だけど旬じゃなくなったらポイ捨て。それでとんねるずや伊集院光を失い、永六輔や久米宏も大事にしてたTBSラジオに100期連続首位を許す事態になった（さすがに今は影を潜めている、伊集院も戻ってきたし） あと、若い人はFM局に流れているので、その人達をどう引っ張って来るかが課題。なんせラジオイベントに来る人、オレみたいな50代以上ばかり。みちょぱのラジオ公録ですら50代中心w