室内での AMラジオ受信が難しいのは、
他の方も書いているとおりですが、
昭和や 平成の時代に、
「超高感度」の、ラジオの機種も存在しました。
ソニーの「 ICF‐EX5 mk2 」です。
生産などは近年に終了していますが、
ソニーストア のページの画面は、まだあるようです。
( 定価は、1万数千円 だったわけです )
文字とおりの「エクストラ感度」が、
セールスポイントでした。
昭和の時代に「 ICF‐EX5 」として登場して、
そのまま、平成時代まで売られ続けて、
平成時代の途中で、2代目の「 ICF‐EX5 mk2 」になり、
またしばらく、売られていました。
AM / FM 2バンドモノラル ラジオですが、
ラジオ日経 の、水晶による 6個の 短波受信も付いて、
(短波は、ラジオ日経だけの専用)
ラジオ日経のホームページでも、通信販売でした。
高感度ラジオだから、聴けるということにもならないけど、
小さい、小型のポケットラジオなどでは ラジオが聴きにくい、
電波の弱い場所や、受信時間などの条件でも、
少しは、マシだ、みたいな点です。
インターネットのラジオ配信がほとんど無かった、
2007年(平成19年) 頃より以前なら、
夜に、AMラジオ 遠距離の受信が多い人たちには、
少しは武器みたいに役立つ装備だったわけです。
短波バンドの多い、BCLラジオよりは、安かったし。
チューニングダイヤルは、昭和の設計なので、
アナログダイヤルです。
( mk2 でも、変わってない )
アナログダイヤルでも、遠距離の AMラジオ局に合わせられる、
指先と、耳と、ダイヤル位置から、受信できる目的の局を、
ラジオに自分の体を合わせて、身につけることになるかも。
まぁ、平成時代以降は、
鉄筋コンクリートの マンションや 集合住宅や、
ビルなどの部屋も多いから、
窓ぎわでない、室内の奥では、
周波数の低い、波長の長い、
AMラジオの受信は難しいです。
質問の状況で、
窓ぎわなどでも、ラジオ受信が難しい部屋や、
県庁所在地などから離れた場所とか、
元の ラジオ電波が入りにくいと、
高感度ラジオでも、うまくいかないかもです。
部屋の付近に、
インバータの照明器具や 家電製品や、
パソコンなど、
電気ノイズの多い部屋は、
特に、AMラジオの受信は難しいですし。
感度の問題でなく、受信を妨害してくる、電気ノイズの影響を考えるわけです。
昭和の頃は、木造住宅や 木造アパートも多いから、
部屋の中でも、いろんな電波の ラジオなどは受信できました。