地上線用に、野田線の一般車や亀戸線、大師線、小泉線、越生線、東上線の小運転区間の8000系が、まだまだ残っていますし、10000系などの経年が長い車両が大量に居るので、車令20年程度の50000系が淘汰対象になることは、ありません。 同じA-train設計で同じ頃に製造された西武の20000系だって、まだ淘汰の話はありません。 リニューアルは、東上線の50070系がドア上案内器の改善をしているので、いずれは50050系にも波及する可能性はありますが、時期は不明です。 東武は景気の良い会社ではありません。 何か新しい技術を導入するのは、関東私鉄で最後になることが多い会社です。 さらに言えば、今の若い方は知らない可能性がありますが、平成12年に一度倒産仕掛けた会社です。 再建策、自動改札の導入、かつて負かしたJR東日本（負かした当時は国鉄）に頭を下げて始まった特急の都心乗り入れ、蒸気機関車復活が成功して持ち直しはしましたが、いまでもいつ倒産の危機が来るかわからない会社です。 自ずと新車投入、リニューアルスピードは遅くなります。 50050系の後継車投入は、車令40年クラスの9000系や90050系が淘汰されて以降になると思われます。 By元鉄道従事員