室温(高いほど悪影響あり)やインストールされているアプリ(常時通信系や位置情報を常時許可するなどすると処理がそちらに食われる)などによって細かく変わります。
とにかく「ベンチマーク測定中以外はベンチマーク以外のことはしたくない」「温度も上げたくない」ので、風通しのよい涼しいところで初期化した端末にAntutuだけ入れて測定するのがベストです。Wifi、GPS、Bluetoothなど切れるものは全部切ります。
それでも毎回10%程度は上下しますので、何度も測定して最も良い値を使うと、メーカがアピールしているような数値になります(連続で測定すると熱ダレして数値が下がるので一回一回きちんと冷やすのが大事です)
中華メーカはアピールのためになるべく高い数値を出してきますが、例えばかつてHuaweiのKirin 980などは10回測定して6回は30万点を割るのが普通なところをHuawei自身は30万点超をアピールしていました。
iQOOのようにユーザから「それじゃ正しい測定にならない」とツッコミが入ってメーカが測定しなおしたパターンなどもあります。
こういう測定は普段の使用状況からかけ離れた測定の仕方なのであまり意味はありませんが、数値を上げたいなら上記のようにします。
Antutu自身は高い数値を出してアピールするというより「こういうハードを使っているならこのくらいの数値になるはず」⇒「妙に高いからこれはベンチマーク詐欺」「正しい数値が出ていないからこの仕様表は誤っている」などのように性能標準として使うものです。
使用しているハードの仕様がAとBで同じである場合、AがBより数万点高い値を叩き出したとしてもAとBの使い勝手はまず変わりません。
なので普通は同ハード端末の平均値や中央値を取るので、単体で高い値を出しても「偶然」で終わりです。