さて、今度はバスです。バスといっても空港へのシャトルバスとかではなくて、市内を回っている市バスです。

ちなみに私は韓国語、全くできないし、ハングル読めません。この場合バスにのるのは非常に厳しくなります。なぜかというとバス停の名前が読めないからです。一応、英語の表示がある場合もあります。しかし、地下鉄と違って、バスの電光掲示板は小さくて文字が、どんどん流れる上に、街中など、停留所の間隔が近く頻繁に停留所にとまるので表示がどんどんかわり、ゆっくり読んでいる暇がないのです。

ということで、ハングルが読めない方のための大邱市のバス攻略法。
  • 大邱市にはバスは二社?あるようなのだが、私は中心部を走る路線名が三桁の数字で書いてある方しか利用しませんでした。
  • バス停に二種類あります。待つところに雨よけがついて電光掲示板で運行状況が見えるバス停と、バス停の看板?だけが立っているバス停です。
  • バスの路線図には、全ての停留所が書かれている完全版と、主要な停留所だけが書かれている簡易版の2つがあります。このうち、バス停やバス内などにある路線図は簡易版です。
  • したがって、自分が降りるバスの停留所がいくつ先、という数を覚えておく作戦は、基本通用しません。私は、それで失敗しました。
  • 路線名が3桁の数字で書いてあるので、それに相当する路線図を、よく見て自分がいきたいところをバスが通るかどうかを見定めます。路線図はバス停のところに書いてありますが、系統数が多いので注意しましょう。
  • 自分がのるバスの番号がわかったら、電光掲示板をみて、そのバスの状況をみる。電光掲示板がないときは、道路のバスが来る方向を見ておく。
  • 路線にもよるのだろうが、だいたい10-15分間隔で走っているようです。
  • バスは日本のバスみたいに丁寧に停留場に止まってくれません。停留所が近づくと乗車ドアを開けながらバス停に接近するので、他の自動車に轢かれない程度に少し前に出て乗る意志をアピールします。
  • バスの料金は均一でW1200(現金の場合)。前乗り後ろ降り、料金先払い。
  • バスの後ろ降り運転席の右に透明なアクリルでできた募金箱みたいな料金箱があります。運転手さんにお金を軽く見せてそこにお金をねじ込みます。お釣りの時は、運転手さんがお釣りの金額に応じてボタンを押してお釣りを出してくれます。
  • ただし、他の人のブログを見ると高額紙幣を出してお釣りがないと逆切れされた事例もあるようなので、W1000札を多めに用意しておくのが無難だと思う。
  • 黄色のシートカバーがかかっているのは優先席。主にバスの中程にある一人掛けの席がそう。韓国では優先席にそう出ない人が座るのは、日本よりかなりまずい。最初わからず座ってしまったが、途中で気づいて、だいたいバスの座席も一杯になりかかっていたので、その時ちょうど乗ってきた地元のおじいさんに席をゆずりました(・∀・)つ
  • バスの中には電光掲示板の行き先案内があります。もちろんハングルなので、全く読めません。たぶん広告なども表示されているので、ますますわかりません。
  • 途中で気がつきましたが、バス停名が表示される時は、頭の方にバスのマークが表示されます。最初にハングルで表示され、その後は英語で表示されるので、ハングルでも合図にはなります。英語で書くとバス停の名前が長く、すぐに横スクロールしてしまうので気をつけましょう。
  • 次に留まる停留所はThisと表示され、次の次がNextと表示されます。英語的にはただしいのでしょう。私は一回Nextだと思って降りました。(;´Д`) あと自分が行く地名の英語表記は覚えておきましょう。
  • ワンマンカーなので、降りる時はブザーを押して降ります。これは日本と同じ。後ろ降り。
  • 乗り継ぎのサービスがあるので、プリペイドカードの人は降り口の検札機にタッチして降ります。
ハングルが少しでも読めたり聞けたりすれば、かなり違うと思いますが、とにかく字はわからないし、なにより土地勘がなく、バスがどの辺を走っているのかもよくわからないので、ただしい方向なのか間違っているのか、あとどれくらいでつくのか、さっぱりわかりません。ということでバス内では電光掲示板だけがたよりだったので、神経が非常に疲れました。安いのは良いのですけどね。