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東海道五十三次 '18jan23 三条大橋~大津

小話
最近は洋風のしかもシャワートイレ
に押されていますが
和風トイレも負けてはいません、あのしゃがむ姿勢はスクワットですので膝の強化にはうってつけです。
できれば完全に腰を落とさず中腰で30秒以上キープする姿勢でのぞめば大きな効果があります


しかしながら既に大腿の筋肉が衰えた人には立ち上がるのはつらいものがあります。
と言うのも今回のツアーで高速その他でトイレを使いましたが和風のそれに何度かぶち当たってしまいました

便器の前にてすりがある処が結構多くて、あれがあるととっても便利ですね


という膝の強化と合わせた親父ギャグ・・・・


本題
退職したら東海道53次を歩き倒したいと思っていました。
愛知県では「七里の渡し」から岡崎までは歩きましたが旧東海道を意識して歩いたわけでは無かったので
本格的に歩いてみようと思い立ってママと二人でツアー体験してきました。
その最初の記録です。



ツアー会社からもらったMAP



デジカメ写真ポイント(拡大可能)
上のカシミール地図中の赤線の左側から順番に番号をつけて#1~#21の写真をupします。



#1 三条大橋
東海道の西の始点(終点)はここ三条大橋です。
先斗町はすぐそばです。
二つほど向こうには五条大橋があり弁慶が通せんぼしていたらしく。



#2 三条大橋擬宝珠(ぎぼし)の刀キズ
幕末の池田屋事件では、2か所の擬宝珠に刀傷がついたとされています。
ほんまかいなと疑惑の感がありますがロマンですからこれはこれでよろしいかと




#3 マンホール
ウオーキングでは何故かマンホールが気になって撮ります。
今回も撮ってみました。ただどこにも京都をイメージさせる形は無く、なんか拍子抜け


#4 龍馬 お龍 式場
ハイハイここもなんとなくですが
ロマンでしょうね















#5 平安神宮
道すがら平安神宮の大鳥居が見えました。















#6 ゲストハウス雅順
看板犬くんです。
戌年ですからこれはこれでいいですね~白柴かななんとなく京都という事で高貴な感じを
醸し出している




#7 車石由来碑
荷馬車が泥道で沈み込まないように石をひいて舗装代わりに使ったものらしいです。
轍のあとが明確に残っていて街道のあちこちでその石を見かけました。
ローマとかポンペイにも同じような轍の後の残った石がありますが同じ理由でしょう



#8 切れ切れの旧東海道
旧東海道は国道になったり分断されたりして真っすぐに残っているわけではありません。
ここは1号線を下に見ながら歩くところでした。













#9 五条別れ
三条と五条の分かれ道の道標らしいです。















#10 徳林庵(とくりんあん)
旧東海道(三条通)の道筋にあり
「山科地蔵」「目の神さん」「ひとやすさん」「さねやすさん」とも呼ばれている。
臨済宗南禅寺派、本尊は聖観世音菩薩。 地蔵菩薩は六地蔵巡りの一つで、廻地蔵
とも呼ばれた。
歴史年表 室町時代、南禅寺の雲英正怡禅師(うんえい しょうい ぜんじ)により、
当初は現在地の北に建立されたとの事です。


歴史はあんまり好きな学科では無かったので知らない事ばかり・・・・






#11 マンホール
#3のマンホールとは少し趣が違っています。



#12 車石
#7に出てきた車石です。
こんな感じで色んな形であちこちにありました。



#13 追分
左が奈良方面右が東海道です。



#14 ソロバン?
この辺りの街道で日本で初めてソロバンそのものを売って
商いをした片岡庄兵衛旧宅の玄関先にあった石碑!車輪は関係は無いと思われる。
「算盤といえば大津、大津といえば算盤」と全国的に名を馳せたそれですが
今は電卓がありますのですっかりすたれてしまいましたね。
現代のものと異なり、五つ玉が2つあるのが特徴らしいです。



#15 元祖走井餅
東海道筋には当然ですが最初に・・・
と言ったものがあります。
東海道53次の安藤広重の大津宿にも書かれているらしいです。
知らなかった・・・・











#16 蝉丸神社分社

これやこの 行くも帰るも 別れては
   知るも知らぬも 逢坂の関


という百人一首で有名

これも知らなかった・・・
歴史より団子が好きです


とりあえずちゃんと歩いた証拠の写真

まるっと登山・・・







#17 ウナギの「かねよ」
団子ではありませんがウナギが出てきました。
ここのきんし丼は有名です。
ツアーで歩いていますので寄り道は許されていません、んが一度は行ってみたい




#18 京阪電気鉄道京津線
水色の車両が特徴的な電車です。



#19 蝉丸神社下社
ガイドさんに詳しく説明していただきました。
説明内容は忘れました
が一つだけ記憶に残っているのが諸芸道の祖神であるという事です。
森進一と大原麗子の名前が書いてある提灯がありました。



#20 銭湯 小町湯
ツアーの説明には無かったのですがここが一番興味がありました。
古くて風情があります。
瓶入りのコーヒー牛乳とフルーツ牛乳があり且つ富士山のタイルが絶対にあるかと思います。
ここで風呂に入って#17 ウナギの「かねよ」で食事をして帰るというツアーは無いかな~

銭湯名は、蝉丸神社下社にある、小野小町が使ったと言われる関の清水に由来し、格子模様の天井に欄間のある脱衣場は明治からのままの佇まいで、浴室のタイルで画かれた富士山は一見の価値がある。地下40メートルから汲み上げた井戸水を使用


#21 大津事件碑
大津事件(おおつじけん)は、1891年(明治24年)5月11日に日本を訪問中の
ロシア帝国皇太子・ニコライ(後のニコライ2世)が、滋賀県滋賀郡大津町(現大津市)で
警備にあたっていた警察官・津田三蔵に突然斬りつけられ負傷した暗殺未遂事件である。
 当時の列強の一つであるロシア帝国の艦隊が神戸港にいる中で事件が発生し、
まだ発展途上であった日本が武力報復されかねない緊迫した状況下で、
行政の干渉を受けながらも司法の独立を維持し、
三権分立の意識を広めた近代日本法学史上重要な事件とされる

知らないことばかりです。


総括
①歴史に興味があって事前にちゃんと勉強して歩けば非常に面白いのではないかと・・
②単に景色とか健康維持などの目的で歩くと期待外れになる
私の場合は上記②の①に少しだけ傾いたところが立ち位置なので微妙ですね。
「小町湯」と「かねよ」が判ったので個人で行ってみたい。
第2回の大津から草津のツアーにもとりあえず申込しました。

DATA


このグラフでは以下がわかります。(拡大可能)
①総歩行距離は13.414Km
②ログの開始から終了までの所要時間は5時間19分51秒
③高低差は141m(累積標高は292m) 

④平均速度は時速2.5km 
登山より歩行速度は速い。但し距離はそれなりにある。
普段歩いていない人が歩くと足が痛くなるかマメができるかでトラブルになるかも・・・
参加者はそれなりに歩いている風のお年寄りがほとんどでした。

歩行路がすべて舗装道路と思っていましたので、膝への影響を最小限にするために登山用の
ポールを使ったノルディックウオークで歩きました。
但し京都市内ではポールの扱いが若干面倒だったかな~
第2回に続く

注1 上記の地図はGPSのLOGをカシミールという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
撮影場所の特定は写真の時刻データとGPSの時刻データをマージするみたいです。
注2 上記の表記されるMAP,グラフ,鳥瞰図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値
地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第299号)」

コメント

No title

東海道を歩くんですか! (@。@)スゴーイ!
何年計画かな?
レポート楽しみにしてます。(^^♪

No title

口惜しいけど私、和式のトイレは最近使えなくなりました。座ったら立ち上がれない。
立ち上がるときに何かにつかまろうと思っても、「ここにつかまらないで下さい」なんて書いてあったりして。きっと折られたのでしょうね。それならもっと頑丈にしろ、って。

結構、ご夫婦で東海道を歩かれる方が多いですよね。私のエッセイ仲間にもブロ友さんにもいます。
だいちゃんは今回のようになんにでも興味津津で写真を撮っていたりしたら、いつお江戸につくものやら。
いいなあ、一生のうちに1度はやりたいですよね。私は無理ですが、だいちゃんもママも健脚ですから、普通に歩いていれば割と早く江戸についてしまうかも。

No title

「かねよ」ってガイドブックで見て、私も行きたいなあと思っていました!

五街道はぜひ歩いてみたいですが、特に東海道は、小学生の時に読んだ『東海道中膝栗毛』の影響か、最も興味があるかも。

No title

> さらだばーさん、コメント&ナイスありがとうございます。
東海道を絶対に歩き通すと宣言はしません。
なるべくゆる~く生きていたいと思っています。
ここで宣言したらプレッシャーになって性格上「心の病」が怖いです
暫定計画では3年でと思ってはいますが・・

No title

> madonnaさん、コメント&ナイスありがとうございます。
だいちゃんはオシッコが出にくくなる老齢の男子がよくなる病があります。
普通にすると周りの男子が2回転ぐらいしてしまうほど時間がかかる時があるので大きい方に行く場合があります。
その時に感じた事です、階段の手すりも重要ですが和式トイレの手すりも重要かと感じ始めています。年は取りたくないですね。

東海道を歩くのはいいのですが1号線の排気ガスは半端ないのでそこは大きなネックになりそうです。
ボチボチ歩いて気が付いたらお江戸に着いていたというのが理想かな~

No title

> 眠り猫さん、コメント&ナイスありがとうございます。
「かねよ」のきんし丼おいしそうですよね!
だいちゃんは卵屋の息子ですから卵は大好きです。
ウナギも好きです。
よって食べたいきんし丼です

東海道中膝栗毛は私も読んだことがあります。
弥次喜多の像も三条大橋のたもとにありました
五十三次は私が思うに排気ガスとの戦いをどのようにするかがKEYでしょうね。

No title

東海道を歩くツアーを昨年見て、興味があって1つくらいはと思いながらも、申し込まなかった(;^_^A
一度は歩いてみたいです。

No title

> めい。さん、コメントありがとうございます。
空気のきれいな景色のいいコースがあればいいのですが
やはり富士山が見える静岡辺りがいいかと想像しています。
一号線沿いは排気ガスが・・・

No title

うちの連れ合いは神経質で洋はダメ 和専門です、小生はどちらでもいいんですが、、和洋あれば和ですが、どうでもいいことですが 和で中腰でやったら トイレの水が跳ね返るのでは?

本題
いや~勉強になりますね!なりすぎる感が!
白い犬、かわいいですね!雌犬かな?
蝉丸!いました いました 覚えてる数少ない百人一首です!

銭湯に入り ウナギは高いからあきらめ 玉子丼の頭でビール飲んで そのあと残った たれ飯黄色いタクアン二切れで食べたいものです!

No title

> RINさん、コメントありがとうございます。
最近は洋のシャワーが全盛となってしまいましたが和も少し残っていますね。
確かに和で中腰はおつりがくる可能性がありますが・・そこはテクニックで何とか避けて頂ければよろしいかと!

東海道は知らないことばかりでした、2回目は少し勉強してから歩こうと思っています。
注 思っているだけです。勉強は好きではありません。

ワンちゃんは微妙に股間が見えませんが顔立ちが優しいので雌でしょうか!
百人一首は聞けば思い出す程度でほぼ知りません、今後もあちこちで出てくるかもしれません。

RINさんのし好は全く共感できます!
しかしながら残りの人生であと何回食事が出来るか考えた時にここで食べておかないとその後のチャンスはまず無いのではというのがだいちゃんの意見です。
ちゃんと「食って」、「悔い」の無い人生を

No title

なんで、だいちゃん、男なのに??和を使うのか、不思議でしたが・・
最初は、どんな人かわからない人が座った便座に座るの嫌だわ!って、和ばかり探してたけど・・今じゃ、洋じゃないと、出るものも、引っ込んでしまいそう~~
東海道・・長くかかるよ><
暑い日も、寒い日も、雨の日も・・
お店にも、入れないの?
興味あるお店に入って、ゆっくり歩けたらいいのにね^^

No title

> yali3180さん、コメントありがとうございます。
最近の男子トイレの状況はまず小が埋まって次に洋の大が埋まって最後に和の大が残ります。
混んでいる時は和の大を使う時もあるのですよ

東海道53次は柔らかい目標です。途中でお休みしたりしてボチボチ歩こうと思っています。
ツアーに乗っかると団体行動になるので自由はありません。
そのかわり知らなかった事を色々教えてもらえます。
忘れなければ実になります。

No title

東海道よりシモの話で盛り上がってますねー。若い頃は気にもしなかった話ではありますが寄る年波とともに重要項目の一つになってきています。私も和洋両方いけますがどちらかといえば洋派でしょうか。完走はいつ頃を目標にしてますか?

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> e13*27さん、コメントありがとうございます。
イヤイヤ膝周りの筋肉強化のお話が本来のテーマです。

完走というか完歩は目指していませんが順調にいけば3年で行けるはずです。
私のQOL年齢を考えるとギリギリでしょうか!

No title

凄い計画ですね。私だったら寄り道ばかりして前へは進めそうもないですぅ。続き期待してます(笑)

No title

> ジャンさん、コメントありがとうございます。
あのープレシャーになりますのであんまり追い込んでほしくは無いのですが・・
ボチボチ歩きます。

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プロフィール

だいちゃんと銀次郎

Author:だいちゃんと銀次郎
飼い犬の「華」 の散歩係がこうじて
ただ歩くだけでは面白くなくなり
35年前に登った屋久島(宮之浦岳)に登る
ことを決意!2006年5月宮之浦岳に再登頂を果たした。
その後、勢いがついて簡単な冬山にも挑戦しています。
GPSやカシミール-3D,Google-Earthを使い
ほんの少しの失敗談を加味して登山記録をupしています。
写真は全くのど素人、山野草の名前はほぼわかりません。

サッカーは学生時代にやってました
日本リーグ時代からのファンで
2006年W/Cドイツ大会、2012年のロンドンオリンピック
にも応援に行きました。
もうあと1回ワールドカップに行きたいです。

先代の柴犬「華」は2015年11月に逝きましたが
2代目「銀次郎」を新しい散歩係として頑張っています。
2014年末に右ひざ半月板を損傷しそのリハビリの経験も・・