登山と犬とサッカーが趣味

フィクション
いつもはノンフィクションですが今回はフィクション（妄想）からはじめます。

これは千畳敷カールの大きな標（しるべ）です。
これをバックに写真を撮るのが定番です。
それはどうでもいいのですが、問題は黒髪の女性です。
だいちゃんが山登りの恰好だったからだと思いますが・・・問いかけられました

黒髪美人   「あのー、富士山はどれですか？」
以下創作
だいちゃん　「説明が難しいので私の前に立ってください」
　　　　　　　肩を掴んで体を富士山の方向に向けて、富士が丁度立ち木の

　　　　　　　右側になるように位置を決める。
だいちゃん  「立ち木の枝先の右側に富士の頂上の形の山が判りますか」　<-耳元で・・・
黒髪美人   「あ～ハイ、判りました
スゴ～イでは富士の右側にある少し高くなった山は」

だいちゃん  「いい質問ですね～あれは日本で2番目に高い山北岳です」
黒髪美人   「今日は登山でいらしたのですか」
だいちゃん  「いいえ富士山を観にきただけです」　
黒髪美人   「あはは面白～い、LINEの連絡先交換しませんか」

てな事になればいいなと思っていました

本題
親父の妄想は置いといて・・・最低鞍部から本格的な三ノ沢岳の登りからはじめます。


デジカメ写真ポイント（拡大可能）上記画面のカシミール3Dmap中、STARTから順番に番号をつけて＃２８～3８までUPしています。
連番はKEYとなるところだけ明示してあります。

＃２８　ロープ
岩場にはロープがあるところも・・・
というかここにきて少し胸がむかむかしはじめ
めまいがしてきました。
典型的な高山病の症状です。
たいした事はないと思いましたので歩を進めました。



＃２９　つらら
もうつららがありました。しかも結構ブットいです。



＃３０　岩ゴロゴロ
山が崩れて岩がゴロゴロ散らばったのかと思うほどゴロゴロしていました。

＃３１　ケルン
最後の登りかな～～あれ
手前が頂上じゃないの～

＃３２　頂上か～
高山病の症状が出ていて頭痛と若干のふらふら感がハンパ無いわけで・・・
やはり極楽平への最初の登りで飛ばし過ぎたのが良くなかったかもです。

＃３３　頂上じゃないの～
この上は頂上ではなく頂上はまたその奥でした

＃３４　頂上だ～
やっと到着です。
とにかく息が苦しいです。
空気が薄すぎる
金魚は酸素が足りなくなると水槽水面で
アップアップしますよね
そんな感じで息をしながら歩いてきました。
疲れていないけどきつかった。


この後の下山途中の写真はありません。
登りがマジできつかったです。

千畳敷駅になんとかたどり着きました。

DATA


このグラフでは以下がわかります。（拡大可能）
①総歩行距離は6.878Km 意外に短い　
②ログの開始から終了までの所要時間は4時間47分06秒　もっと長いと思っていました
③累積標高は818ｍ　そんなにないというかあんまり無い
④平均速度は1.4㎞　意外に遅い（頑張ったつもりでした）

特徴
アップダウンが大きく細かいアップダウンもある
2000m後半の高度ですぐに息が切れる
行きと帰りの所用時間がほぼ同じ
ロープウエイで一気に上がるので高山病に注意



トラックログをGOOGLE EARTHに展開してみました。
バックが真冬になっています。

おまけ
すぐにロープウエイに乗れるかというと乗れません。到着時点で既に整理券の発行が始まっていて
約４０分の待ち時間があるので千畳敷カールを一回りしてきました。
紅葉はカールのほうが美しかったという感覚です。


＃３９　伊奈前岳と乗越浄土がわずかに見えています
雲が無い事に文句を言いたいぐらいの晴天でした。


＃４０　カール
おやつです。　冗談・・


＃４１　乗越浄土
一番低いところが乗越浄土です。ここの登りも登りがいがありますよ。


＃４２　千畳敷カールから見る宝剣の雲
山の天気は変わりやすく雲が流れ出しました。
これも良い景色です。


＃４２’　千畳敷カールから見る宝剣の雲の動き
左上の太陽が邪魔ですが、こんな感じで雲が動いていきます。


＃４３　千畳敷カールを歩く
カール1周は速足で４０分ぐらいです。
整理券乗車では60人づつ10分おきに呼ばれてロープウエイに乗車になりますので待ち時間を逆算して
歩いてみました。

そして最後に出会ったのが黒髪美人です。
冒頭のフィクションの富士山の位置を聞かれたまでは本当です。

天気に恵まれた楽しい登山でした。　長らくお付き合いいただきありがとうございました。

注1 上記の地図はGPSのLOGをカシミールという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
撮影場所の特定は写真の時刻データとGPSの時刻データをマージするみたいです。
注2　上記の表記されるMAP,グラフ,鳥瞰図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000（地図画像）、
数値地図50000（地図画像）、数値地図25000（地名・公共施設）、数値地図250mメッシュ（標高）及び数値
地図50mメッシュ（標高）を使用した。（承認番号　平23情使、 第299号）」