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木曽駒ヶ岳(百名山)登山記録③ 2017AUG24 福島Bコース->Aコース->コガラ登山口

木曽駒ケ岳最後のパートです。
このパートでは7合目避難小屋通過後、福島Aコースに向かって方向を変えAコースに合流後
コガラ登山口に近道で戻るというルートで下山した部分のレポです。


デジカメ写真ポイント(拡大可能)上記画面のカシミール3Dmap中、下から順番に番号をつけて#28~46までUPしています
連番はKEYとなるところだけ明示してあります。


#28 登山道崩壊
7合目避難小屋を出てすぐにこの崩壊現場に来ました。
ここで引き返せばという反省はありますが折角ですから行きました。

時                 09:11分
歩行開始から  2時間47分


#29 ???
葉の裏側に赤い実が連続してありました。過去にも見た事はあるのですが・・・名前は判らず・・・

時                 09:15分
歩行開始から  2時間51分


#30 鳥
トオーリーを探せ
鳥は人間を見つけると好奇心か警戒心か判りませんが見に来ているような気がします。
パート②でも同じパターンを使いました。

時                 09:17分
歩行開始から  2時間53分


#31 手遅れの青空
ここでやっと青空が見えましたが手遅れでしょう

時                 09:30分
歩行開始から  3時間06分


#32 登山道に岩がゴロゴロ
このコースはあんまり手入れされていません。
崩壊、倒木、落石の嵐でした。
それはそれでスリルがあって面白いのですが
後で痛い目に合う事になります。

時                 09:44分
歩行開始から  3時間20分


#33 六合目合流地点
ここで福島Aコースと合流しました。
福島Aコースから麦草岳に登る分岐でもありますが麦草岳方面への登山道も薄い踏み跡が
あるだけであんまり整備されている感じはありませんでした。

時                 09:55分
歩行開始から  3時間31分


#34 シラタマノキ(2017/sep/10修正)
アカモノかと思いますが色が白すぎ・・
シロモノ

時                 09:57分
歩行開始から  3時間33分


#35 典型的な登山道
福島Aコースに入ってからは比較的安定した登山道でした。
快適に歩きます。

時                 10:03分
歩行開始から  3時間39分


#36 倒木の根っこ側
ほめた途端に倒木かい
まさにひっくり返っていました。

時                 10:04分
歩行開始から  3時間40分


#37 根が立ち上がった樹
これは知っています。

倒木更新です。
寿命や天災、伐採などによって倒れた古木を礎にして、新たな世代の木が育つこと

時                 10:10分
歩行開始から  3時間46分


#38 入り混じり
倒木その他大勢が混在していてコケもむすという複雑な状況かな~

時                 10:16分
歩行開始から  3時間52分


#39 花と樹
手前にヤマハハコを入れて後方に枯れた樹という構図を狙いましたが
作者の意図とは違って見事な失敗作です。
考え方はいいのですが結果が付いてこないという典型的な例・・・・

時                 10:25分
歩行開始から  4時間01分


#40 五合目
比較的順調にここまで降りてきました。

時                 10:30分
歩行開始から  4時間06分


#41 ソウメンタケ系?
webで検索するとなんとなく白ソウメンタケでしょうか
こちらのルートにもたくさんの種類のキノコがありました。

時                 10:42分
歩行開始から  4時間18分


#42 崩れそう
見た目よりはしっかりしていましたが、見た目は危ない感じです。

時                 10:43分
歩行開始から  4時間19分


#43 イワギキョウ
後方に壊れかけのハシゴをダガーポジションみたいに後ろ向きで降りるK田氏を入れて撮影してみました。
花は良く撮れましたが・・・・

時                 10:45分
歩行開始から  4時間21分


#44 登山道を防ぐ
倒木があります。
くぐっていくのですが、くぐっているときにさらに
倒れてきたらつぶれるというスリルを味わえます。

時                 10:57分
歩行開始から  4時間33分


#45 キノコ
誰かがかじったみたいなキノコです。
食べるのを途中でやめたという事は毒があるのかも

時                 11:05分
歩行開始から  4時間41分


#46 3合目分岐
福島AコースからBコースへの分岐です。
おとなしく福島Aコースに降りれば
距離は長くなりますがすんなりと下山できました。

時                 12:12分
歩行開始から  4時間48分

お昼になったのでここで昼食をとりつつ休憩です。


#47 木曽見台 標識
福島Aコースの方向には木曽見台があります

我々は逆方向に降りていきます。
写真はありませんがスキー場近道という標識もありました。

時                 12:21分
歩行開始から  5時間57分

この後パート2でレポしたノンフィクションのハチ
に刺されます。


ハチに刺された場所

くだりの最終局面です。ハチに刺されたのは12時28分頃です。


ハチに刺されて必死に逃げた先にまたまた倒木があり、おっかなびっくりで倒木を避けます。
さらに踏み跡が薄くなり最後は消えてしまいました。

そしてまさかのルートロストとなります。
上記のGPSのトラックログが迷走を表しています。

引き返したいけどハチが居るので引き返す勇気が出ない・・・・

迷走を詳しく見てみます


  青い線 ダウンロードしたトラックログ
  赤い線 実際に歩いただいちゃん達のトラックログ

あらかじめダウンロードした青い線を参考にして歩くのですがアバウト過ぎて参考になりません。
ダウンロードした時に直線的だな~と感じていたのですが

踏み跡が消えた後は赤いテープのマーカーをGPSとにらめっこで必死に探しました。


#48 目印の木の橋
この橋はヤマレコのレポートで見た事があってこれがあれば何とかなると思っていました。
見つけた時はほっとしました。
そのかわりハチに刺された場所や、足がいっぺんで痛くなってきました。

ハチに刺されてから44分間かかってやっと脱出成功

GPSが無かったら、橋が見つからなかったら、まだまだ迷走したかと思うとぞっとします。

時                 13:12分
歩行開始から  6時間48分


デジカメ写真ポイント ハチと迷走部分(拡大可能)
上記画面のカシミール3Dmap中、左側から番号をつけて連番で#47~50までの場所をPOINT
しています
連番はKEYとなるところだけ明示してあります。


#49 判りやすい登山道
力が抜けてこの道を歩くのが逆につらかった

時                 13:18分
歩行開始から  6時間54分


#50 ペンションヒルトップ
やっと下山しました。
あとは駐車地点まで歩きます。

時                 13:38分
歩行開始から  7時間14分

この後、13時42分に下山完了しました。
精神的に疲れた~~~

DATA

登頂のDATA
このグラフでは以下がわかります。(拡大可能)
①総歩行距離は9.687Km  
②ログの開始から終了までの所要時間は7時間18分57秒 
③累積標高は2061m 
④平均速度は1.3㎞



下山のDATA
このグラフでは以下がわかります。(拡大可能)
①総歩行距離は12.412Km  
②ログの開始から終了までの所要時間は7時間18分09秒 
③累積標高は-2325m 
④平均速度は1.6㎞



全体の歩行DATA
天気が良ければ茶臼山経由で下山する予定でした。
ただし、今回のルートもハチと迷走が無ければそれなりに面白かったかと思います。

長い間お付き合いいただきありがとうございました。

注1 上記の地図はGPSのLOGをカシミールという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
撮影場所の特定は写真の時刻データとGPSの時刻データをマージするみたいです。
注2 上記の表記されるMAP,グラフ,鳥瞰図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値
地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第299号)」

コメント

No title

どなたの雄姿も写ってないということは! いやいや良く分ります!
#28の崩壊現場、行きたくない感じです、、

それにしても「年老いた男性たち、帰らず、身体には無数の○○ハチに刺された跡が」と新聞に書かれなくてよかったですね!

No title

> RINさん、コメントありがとうございます。
そう言えばだれも人間が写っていませんね。

#28は見た目ほどは危なくなかったです。

この新聞のフレーズは一瞬よぎりました、GPSがあるので最後は意を決して引き返せばよいと腹はくくっていました。
突破できて良かったです。

No title

結構大変な目にあっていたのですね。神様がもう少し世の中に恩返ししなさいということなのでもう少し皆で頑張りましょう。これで私が晴れ男の可能性が一番高いということが証明されました。

No title

> e13*27さん、コメントありがとうございます。
ハチのあとは道迷いのダブルパンチでしたのでより一層疲れました。

確かに天気予報に反してずーっと曇りでしたので晴れ男がいなかったせいかもしれませんね!

No title

写真をみているだけで足が痛くなってきました。怖そうな道が多くて足を踏ん張るのでしょうから、1m歩くのだって痛くなりそうです。
それにしてもだいちゃんは子供のころ結核で1年間休んでいたということですのにこんなに丈夫になって良かったですね。私も同じでしたが、1度再発したので、親が大事にしすぎてひ弱な身体になってしまいました。
そうめんたけは食べれそう。
43番、忍者が、とおもったらK田氏でしたか。

No title

> madonnaさん、コメントありがとうございます。
長い下り(高低差2300m)でしたのでだいちゃんの膝では限界でした。
痛かったです。

子供の頃にあんまり動かなかったので少しだけ部品の劣化が遅いのかもしれませんね。

ソウメンタケは食べることができるそうですがキノコは食べない方が身のためだと思っています。

#43はメインは花です。K田氏は刺身のつまですかね~(多分ブログは見ていないので・・・)

No title

ホントだ!写ってる 刺された 頭押さえて、刺されても前進する根性が凄い!
しかも あんな所を、

No title

> RINさん、コメントありがとうございます。
いえいえ、この姿勢はハシゴを降りる時の姿勢です。つまり後進です。
#42の梯子を下りている図です。
彼は全身十数か所を刺されましたがこの時点ではまだ刺されていません。

No title

なるほど なるほど 地図と#を見たらそうですね!
(いつも 地図や高度の表みたいの見てないのバレタ)

これが ほんとの バック トゥー ザ フユーチャー

No title

> RINさん、コメントありがとうございます。
本来であればちゃんと時系列で書くべきでしょう。
それをどこかを見ないと判らない書き方が良くないです。

書きながら判りにくいなと思っていました

No title

私も刺されたことあるけど、痛痒いよね~><
スズメバチじゃなくて、よかった
34の白い実は、シラタマノキだよ@@
メンソレータムの匂いがするよ^^

No title

天気が良ければ今月第四に麦草岳ピストンのリベンジに行こうと思っています。
ソウメンタケみれるかなぁ~

No title

無事に下山、よかったです。蜂の巣が多いのは、歩く人が少ない登山道って事ですよね。

No title

> yali3180さん、コメントありがとうございます。
ハチに初めて刺されました。痛かったです、その後の痛痒さも気分の悪いものでした。ホントスズメでなくてよかったです。
#34はシラタマノキですか!ありがとうございます。修正します。

No title

> 山賊さん、コメントありがとうございます。
麦草岳頑張ってください。7合目避難小屋から直接麦草岳に登る登山道もありましたが、そこのルートが正しいかどうか判りませんでした。

No title

> めい。さん、コメントありがとうございます。
ハチの巣が登山者の多い少ないに関連するかは判りません。
普通にハチの巣はありますので、一番まずいのは直接ハチの巣に触ることでしょうね!今回はまさにソレですし!

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プロフィール

だいちゃんと銀次郎

Author:だいちゃんと銀次郎
飼い犬の「華」 の散歩係がこうじて
ただ歩くだけでは面白くなくなり
35年前に登った屋久島(宮之浦岳)に登る
ことを決意!2006年5月宮之浦岳に再登頂を果たした。
その後、勢いがついて簡単な冬山にも挑戦しています。
GPSやカシミール-3D,Google-Earthを使い
ほんの少しの失敗談を加味して登山記録をupしています。
写真は全くのど素人、山野草の名前はほぼわかりません。

サッカーは学生時代にやってました
日本リーグ時代からのファンで
2006年W/Cドイツ大会、2012年のロンドンオリンピック
にも応援に行きました。
もうあと1回ワールドカップに行きたいです。

先代の柴犬「華」は2015年11月に逝きましたが
2代目「銀次郎」を新しい散歩係として頑張っています。
2014年末に右ひざ半月板を損傷しそのリハビリの経験も・・